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時間軸

 ラミスの現世界での年齢は僕と同じ誕生日も同じだということだ

「私はリストの事ずっと見てたよ」

 桜散る公園でラミスはとても嬉しそうに話す

 僕が異世界から帰ってきたあの日までラミスはずっとこの世界で自分の事を知っている僕を待っていた

 ラミスに両親はいない

 この世界に生まれ落ちたラミスは保護施設の前でミューのぬいぐるみと一緒に毛布にくるまれた状態のまま見つかった

 昔の記憶を保持したままのラミスはどんな逆境にも耐えることができた

 数万年を生きたラミスにとってこの世界の人間関係などとるに足らない問題であった

 幼少期ラミスは誰も見たこともない魔王のものまねでまわりを喜ばせていたらしい

「ふははは わがなはラミシュ しっこくのしんえんからうまれし はかいのししゃ 」

 施設内の机の上に立ったラミスはまわりの男の子たちの前で啖呵を切るとまわりの男の子たちも

 ラミスの真似をした

「しっこくの.....」

「らみしゅ なんていったの おしえて おしえて」

 ラミスのまわりはいつもにこやかであった

 ラミスは厳しい施設の規律の中にありながらも自分のすべきことを知っていた

 それはもちろんあの日以降の僕と出会うことであった

 幸いラミスにとって僕を見つけることは容易であった

 神のいたずらかラミスのいる施設は僕の家の道を挟んで向かいにあるのだ

(てへっ byみかえるちゃん)

 ただ道の向かい側は校区が違うため小学校は同じになることがなかった

 そして中学に入ったがここでも校区違いでおなじになることはないとおもわれていたが少子高齢化の折

 学校の統廃合により学年の途中からの編入がきまったということだ

 そして僕達は公園のベンチに腰掛け昔話(夢の話し)にふけったのだった

 誰か他の人が聞いていたのだとしたらきっとオンラインゲームの話でもしているのだろうと思ったに違いない

 僕たちの時間は現実世界でゆっくりと動き出した


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