アスモもいっしょ
「あれれー ラミスちゃん みんなー」
サキさんの小脇に抱えられて迷宮から救出されたアスモは今回のように魔王の力を
悪用しようとするものが表れるのを防ぐためサキさんに預けることとなった
僕らはインキュバスの街を出てメンドゥー草を探すため山岳地帯へ入るが
サキさんはここでインキュバスの街へと帰るらしい
インキュバスの街のサキ・ホテルアンドリゾーツには当然のようにVIPむけの託児所
なども完備されているのでしばらくはアスモの面倒はここで見てもらうことになった
一応僕とラミスちゃんで今回の件をポータルを開いてアガレスちゃんに報告にいった
アガレスちゃんはインキュバスの街の不可解な失踪事件を気にしていたらしく
密偵を何人か送り込んだらしいのだが誰一人帰ってきていなかった
僕らの報告でインキュバスの街での事件の黒幕が露呈し解決した為裏の支配権を得ることとなり上機嫌になった
ついでにアスモの面倒もお願いしてみたが答えはNOであった
「アガレスは子供のキッズのお子様がうるさくて走り回ってこけたりこけなかったり
するのですごく気になったりびっくりしたりするのです」
「ですのでですから子供の昔の魔王といっしょに暮らしたり生活したりできないと言って
みたりしますとか言ってみます」
アガレスちゃんは子供が苦手なようだった
魔王城からポータルで帰ってくるとすでにサキさんとアスモは帰りの準備ができていた
「アスモもラミスといっしょにいきたい」
サキさんに抱かれながら今にも泣きそうなアスモ
「アスモちゃん 帰ってきたらまた遊ぼ ねっ」
そういってアスモの頭にぽんと手を置くラミス
「あれぇ アスモ様は わたしのこと きらいなの ねぇ」
サキさんはアスモの顔をを自分の胸にぐりぐり擦り付ける
「アシュモ は アシュモは シャキしゃんも だいしゅきれす」
無理矢理感もなきにしもあらずではあったがサキさんはラミスちゃんに
「ねっ」
といってウインクをした
僕はサキさんとアスモ、アルミちゃんをサキ・ホテルアンドリゾーツにポータルを使って送り届けた後
竜車に乗り込んだ
あとで聞いた話だが魅了状態のディバスとヒナはサキさんの粋なはからいにより
サキ・ホテルアンドリゾーツの託児所のスタッフとして日々奮闘しているらしい




