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騎馬戦5

 空中を制した僕らは地上の戦闘を見守っていたがどうやら地上の覇者はやはりアガレスちゃんのようだ

「土壁」

 ドワーフパーティーの土壁はどんどんアガレスチームを囲い身動きのとれない距離へとせばめていく

「これは壁なの 壁は壁だから動かない でも壁が動くなら動きたいならあっちにいってくれると嬉しくてうれしいのです」

 アガレスちゃんが迫りくる土壁にむかってなにもない空間にデコピンのようなポーズを決めると

 土壁は轟音とともに反対へ倒れていくまるで大きなドミノ倒しだ

「うそん」

 ドワーフもびっくり

 土壁はつくったドワーフパーティーに襲いかかりドワーフパーティーは最後の土壁が倒れた時点で白い旗を上げた

「さてー どうやらこの騎馬戦も佳境に入ってまいりました 私のかわいい天使ちゃんたちを手篭めにした元魔王とそしてめちゃくちゃ強くて

 危険な現魔王との一騎打ちになりそうです まさにー一騎打ちだー」

(ミカエルちゃん ちょっと私情はいってますよね)

「天使ちゃんの あの羽の矢 私の腰痛にきかないかしら ねぇ」

(サキさん セクシーな声でそんな事言うのはちょっととおもいますよ)

 僕らは地上へとゆっくり降り立つ

 ナベちゃんがアガレスちゃんを見ながら自分のオシリを大きな音で叩いた

 アガレスちゃんの騎馬はなぜだか急に後ろをむく

「ナベンナさま アガレスは馬でお馬さんなのでおしりを叩かれる運命でそれが運命なのかもしれません」

 そう言いながら騎馬の上でオシリをフリフリするアガレスちゃん他の観客から見るとどう見ても挑発行為にしか見えないだろう

「でも 今日は我慢するのが我慢してみるのがアガレスの我慢なのです なので最初はつぶれてつぶしていきます」

 いきなりアガレスちゃんの頭上に重力魔法でできた黒い塊が出現する

「みえたのじゃ こうかの」

 こちらの騎馬の上にも同じ黒い塊が出現した

「この玉はもっと大きくて大きいのでもっと大きくなるのです」

 さらに大きくなる黒い玉

「なに まけはせんぞ こうじゃ」

 ラミスちゃんの玉も同じくらい大きくなった

「まだまだ この玉は大きくなったらいいといいかなとおもっているのです」

 さらにでかくなった

「妾もまだまだおおきくするのじゃ」

 こちらも更にでかくなった

「この玉はもっともっともっと大きくて強くて強いので大きいのです」

(うわーまだまだおおきくなるよ)

「負けはせんのじゃよ これではどうかの」

(こっちもだー)

「こらこらーまてまてーあんたらこの世界を破滅させるつもりなんかー」

 放送席を飛び出したミカエルちゃんがマイクをもったまま仲裁に入った

「あれ」

「ありゃ」

 アガレスちゃんとラミスちゃんは自分の頭上をチラと見る

「ほんとだー」

「まことじゃの」

 ふたりしててへぺろだ

 こうしてあわやこの世界を破滅に導く2つの黒い玉はゴッドミカエルちゃんの気転によって霧散させられた

(うわー みんな 死んでたよ あれ発動してたら)

「ゴホン それではー特例ではございますが世界が破滅しそうなのでーー今回の騎馬戦勝者は2チーム 現魔王アガレスチームと

 元魔王ラミスチームとさせていただきます」

 おかしな緊張感でしんとなった会場がミカエルちゃんのアナウンスによってヤンヤの大喝采となった

 こうして騎馬戦は普通の運動会の出し物としておわることができたのであった


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