騎馬戦2
上空から僕らのパーティーめがけて攻撃魔法が降り注ごうとしていた
「左の騎馬からですわ」
ナベちゃんがこちらに向かって詠唱を終えようとしている騎馬を見つけ叫ぶ
「だいじょうぶ 私にまかせて」
ラミスちゃんは攻撃魔法を放とうとしている騎馬をキッとにらみつける
敵の騎馬が放った闇の攻撃魔法は僕たちの騎馬に直撃コースだ
「せいっ」
ラミスちゃんは片手でそれを払いのける
コースを変えた闇の攻撃魔法は空で詠唱ををしていたもう一騎の騎馬に直撃した
「ええい ものどもひれふせーい ひれふせーい ここにおあそうかたを誰と心得る元魔王ラミス様であらせられるぞ」
ナベちゃんはミューを片手に得意げであったがこの騎馬戦においてその行動は逆効果だ
「なんかー みんなー こっちー見てるんですけどー」
カンナはほかのパーティーの熱い視線に気がついた
他のパーティが一斉にこちらに向かって詠唱をはじめる
「上に行こう 3.2.1」
僕らのパーティーは息をあわせて地面をけり飛び上がった。と同時に上から攻撃しようとしていた
敵パーティーに向かって土魔法プラス風邪魔法のスキルプログラム”石つぶて”を放つ
「おーっと ラミスチームの騎馬、上空に飛び上がったー とびあがった地面から小さな石が上空のパーティを襲うー」
「サキさん 今のラミスチームの動きどうでしょう」
「う ん いまね み て た の ぼうや 足腰つよいわ ねぇ 魔法の出し方も いいわ ねぇ」
サキさんはマイクを人差し指でこねくりながら話す
(あぁ そんなにこねくらないでください)
「こら」
サキさんを眺めてしまっていた僕の髪を上に乗っているラミスちゃんが引っ張る
僕の”石つぶて”に気づいた魔族パーティー魔術師は一度詠唱をやめ防御の魔法を詠唱し始めた
「遅い」
上空で静観していたもう天使チームが防御をしようとしていた魔族パーティーに羽の矢を大量に射る
「いててて」
小さな羽の矢は騎馬の4人を白くおおう
「おーっと 天使チーム初めての動きを見せたー 天使チームすてき 天使チーム最高 白くおおわれた魔族チーム
はたしてこれからどうするのかぁ」
(ミカエルちゃん 実況に私情はいちゃってますよ)
「これで 昇天」
天使チームリーダーが叫ぶと魔族チームを覆った白い羽がみるみる黒く染まっていくと同時に”石つぶて”が着弾
空にいた魔族チームはなすすべもなく落下していった




