騎馬戦
現魔王主催の運動会もおおずめに差し掛かりパーティー対抗の騎馬戦準備のアナウンスが場内へ響いた
「さぁ いきますわよ カンナは右 わたくしは左 リストちゃんが真ん中でラミス様が上でいいのかしら」
ナベちゃんが真っ青なはちまきを頭に締めなおす
「みんにゃー 頑張るにゃー 」
たまちゃんはテントで応援だ
騎馬戦準備のゲートとなっている西口のゲートでは戦闘の猛者達がウオーミングアップをしている
この大会での騎馬戦は一種の模擬戦ゆえにかなりハードな戦いが予想される
ルールは普通の騎馬戦のように騎馬が壊されてもダメ 鉢巻をとられてもダメである
範囲攻撃はダメ 上方向への移動はありである
西口から騎馬をつくったパーティーがぞろぞろとスタート位置へと向かった
普通の騎馬戦のスタイルと少し違うのはスタート位置が騎馬で円形になるようになっていることだ
スタート位置についたパーティー達からは異様な緊張感がただよっている
「それでは お待たせいたしました 今回の大会のメインイベントとも言える騎馬戦が今まさに始まろうとしています
実況は私、騎馬戦なんかでないわよ by ゴッドミカエルちゃんと特別ゲストとしてマナボードの精霊、板さん、もう一人
そのセクシーさから触鬼にまでまねされちゃう魔族サキュバスのサキさんをお招きして実況をお送りいたします」
(板さん 神罰今日は解かれたんだね)
「それでは 板さん サキさんよろしくお願いいたします」
「おうっ よろしくなってなもんだ」
「あらぁ すこし 興奮 して きた み た い ねぇ よ ろ し く ねぇ」
(うわぁ 本物のサキュバスさん半端ねぇ色気じゃあないですか)
「さあ選手もスタート位置についたもようです まもなく競技開始の合図とともに一斉に競技 いえこれはもはや
戦闘といっても過言ではないかと思われます。サキさんどうですか?」
「うふん み ん な いきり立ってぇ すて き よ ねぇ」
サキさんを選手の一人がチラ見するとサキさんはウインクを送る
「おいみろ 戦闘も始まってないのに鼻血出てるやついるぞ なにかの覇気にでもやられたのか?」
観客が選手の異変に気づきざわめきたつがスタートの合図とともに歓声に打ち消される
「さぁて 始まりました 各パーティー一斉にスタート おーっといきなり3組のパーティーが空へと移動したー」
「板さん この作戦はどうみます?」
「空から攻撃ってのは有利なように見えるが物理攻撃なら地に足がついてたほうが力がへえるってもんだ」
「おっと3組のうち1組天使チームはただ浮かんでいるだけで攻撃をしようとしないこれはまずは様子見と言った感じか?」
「そして2組は地上への魔法攻撃をはじめるつもりか。どこのパーティーを狙っているのか狙われているのは
どこのパーティーなのか まるでー空から獲物をみつけたような鷹のような眼光が空から降り注がれております。
地上部隊も攻撃を返すのかそれとも防御するのか、最初から波乱の展開を予想させる構図となっております」
「ラミス様 来ますわよ」
地上にいる僕たちのパーティーは攻撃に備える、ひとまず防御だ




