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晩ごはん

 燭台の置かれた白いテーブルを3人で囲む

 カンナやなべちゃんはフレンドリーでほっとしているのだが

 あまり面識のない女性と3人で食事をするなんてことは人生で

 初めてだ

 少し緊張気味でスプーンを進める

「さて・・じゃあ本題にはいるわね」

 なべちゃんがフォークにウインナーを刺したまま口をひらいた

「大体のことははカンナ様にきいたとおもうんだけど・・

 そこの部屋の窓から見える山の頂上に私達の国のお城があるんだけどね

 ようするにそこに囚われて操られている王をすくってほしいのよ

 ただね・・ここからの城への道中の敵は一筋縄では倒せない相手ばかりなのね...

 しかもこちらの世界に来たばかりのリストちゃんの力では城につく前に力尽きるわ

 そこでね・・・一度街から出てここから東にいった森の中ににマナボードと言われる石があるんだけど

 その石には不思議な言い伝えがあってね,その昔国が暗黒に包まれた時,ひとり

 の勇者がその石にふれ力を授かりその力を光の剣へ変え国を闇から救った

 なんて言い伝えがあるの カンナ様が体を呈して召喚した勇者さまですもの

 きっと触れればなにかおこるはずよ うん そのはずよ」

 そうゆうとなべちゃんはウインナーをパキンと噛み切った

「それでーさっそくなんだけどー明日からその森に向かおうとおもってるのー

 なべちゃんがついてきてくれるってゆーからーちょっとは安心なんだけどー

 リストちゃんファイアだけだと

 ちょっとやばいんでー今日は特別基礎講習ーだよーごめんねー」

 そういって舌を出したカンナは左手にまとった青白い光をリストの額にそっとあてた

 突然眼の前が暗くなったかと思うと頭の中に直接膨大な量の知識が流れ込んでくる

 この世界の基本魔法の理

 詠唱方法

 魔法のループ

 範囲

 発動条件

 LVの概念

 低レベル魔法の生成や振る舞い.......


 ふと、もとの景色に戻ったときには基本的な魔法の理論が一通りわかるように

 なっていた

「あ ありがとう」

「これはあくまで基本だけーあとはリストちゃんの使い方と経験ねー」

「あれっなんだかすごくねむく・・・・」

「でねーリストちゃんをみつけたときにはーこんなに若い子だとはー・・・王宮のほうはー・・・」

「それはカンナ様ったらもうどんだけーって感じー・・あらあら リストちゃんおやすみね......

 一瞬で10000時間分の講習は疲れたでしょうね....」



 遠くでカンナとなべちゃんの話が聞こえた

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