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ふたたび川の温泉2

 みんなが温泉に入っている間僕は自分の将来について少し考えた

 このままこの世界にいるのであれば職をもって働くべきだ

 前にも考えたことがあったのだがその時は少しちゃかしぎみであった

 現実的に考えて冒険者になるというのが最も無難な選択ではなかろうか今の自分のLVで負けるような相手は

 周りの話を聞いた限りではいないだろう

 しかし それだけの強さを持っていることを知られたとき人は自分を利用することを考えるであろう

 もし それを利用させまいと考えれば闘争に発展し孤立化が関の山だ

 もっと平和的な仕事がいいな 薬草などを集めたりするかな 結局考えがまとまらない

 そんなことを考えているとカンナがやってきた

「みんな あがったよー みんな少し散歩にいくからー リスト 温泉はいっていいよー」

 僕はこのときカンナの口元が少し笑っていたのを見逃していた

 僕が更衣室からでて湯船につかり一息つこうとしたとき

 湯船からたくさんの泡が上がる

「たーまー」ブクブク

「にゃーん」ザッパー

 そのあと

 ラミス ユグドラ なべちゃんと一斉に浮上した

「にゃははは」

「あはははは」

「ははははは」

「ほーほほほ」

「さーこっちに来なさい りすとー」

 ラミスちゃんがへんだ

 あれれ よくみるとみんな 目が座ってるぞ

 っておーい 痴女ですか 露出狂ですか トイレのときは家まで帰るのに全裸はへいきですか? 

「ぷはー うめぇー この酒うめぇー 温泉で酒って最高だろうよ」

 ユグドラさんおやじですか?

 どうやら みんな幻のお酒コンニャックと伝説の果実ドライアドフルーツで完全に理性が飛んでるらしい

「にゃー」

 タマちゃん裸でクルクルまわらない

 ラ ラミスさんになべちゃん・・・あたってるんですけど

 来るか 来るよね やっぱり来たー

「勇者にプライベートはーないよー」

 カンナがドッキリの字を大きく描いた看板をもって後ろから現れた

 くっ またやられた

 もういいや ナスガママデ......


 結局 クルクル回っていたタマちゃんが倒れこの騒ぎの幕はひかれた

 寝床にもどったあとはみんな死んだように眠っている

 テントの外ではうっすらとした様々な色の精霊の光が飛び交っていた


 翌朝 みんな あれだけ常軌を逸した行動をしていたのに素に戻っていたのはドライアドフルーツの効果だろう

 ってみんな死ななくなったってこと?


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