集合時間
僕とたまちゃんが竜車についたころカンナとナベちゃんも息をきらせて
竜車へ帰ってきた
「さっき ラミス様の強大な魔気を感じましたわ なにかあったんですの?」
3人組が絡んできたこと、ラミスちゃんのカチューシャがとれてしまったことを
ナベちゃんに話す
「そうだったんだー」
カンナもフムフムとうなずいていたところに
ラミスちゃんが帰ってきた
「魔王って本当に嫌 血なまぐさいっていったらありゃしないんだからぁ」
ラミスちゃんは少々ナーバスになっているようだ。
カンナが涙目のラミスちゃんを良い子良い子してやる
「こわかったねー くさかったねー だいじょーぶーだいじょーぶー」
一通り落ち着くとラミスちゃんは僕に
「リスト ラミスは悪い子です 3人に悪魔の烙印を押してしまいました。どうか折檻してください」
と竜車に手を付きおしりを突き出していってきた
ラミスちゃん またおかしなこと言ってるよ
そして 返しようがないですから
「放置ですか 放置プレーですか?」
なにかまた悶始めたのでついついぱちんとラミスちゃんの尻を叩きながら竜車の中にさっさと乗り込んだ
竜車の横に恍惚な表情を浮かべへたりこんでしまったラミスちゃんをなべちゃんが竜車におしこみ
御者台のタマちゃんに
「タマちゃん」
と叫ぶ
「それじゃあ みんにゃ 乗ったかにゃ 出発にゃ」
「まってー 私 まだー」
カンナがあわてて竜車に飛び乗った
息を整える間もなく
「はぁはぁ それではー 皆様ー キッチン王国屈指のショッピングモールはいかがでござーましたでしょうかー」
さっそくガイドさんに早変わりだ
「それでは定刻通り これから 昼食の場所 大きな木へと向かって参りま-す」
「えー話は変わりますがショッピングモール名物ー触鬼アイスジェムのジェムラート 食べられた方いますかー」
「はい 残念なことに誰もおられないということでね・・」
「昔 勇者御一行様が王女様の献上品としてガチガチに凍ったアイスジェムのドロップ品、ジェムラートを
この地でドロップなされましたー。お城につくまでに時間がかかってしまったために溶けてドロドロになってしまった
ジェムラートを間違えて王女様に献上してしまったということでしたが、ドロドロのジェムラートを王女様は大層お気に入りになられ勇者一行に褒美を取らせたという逸話がございますー 以来この地のジェムラートはドロドロのままでお客様に出されーこの地の名物となっております」
「ということでー 次回こちらのショッピングモールにお立ち寄りの際はぜひね ぜひ食べていただきたいとおもっております」
カンナ 一体どこからそういう話聞いてくるんだ?
まぁ すごく楽しいからいいけどね
またまた カンナのガイドさんで盛り上がる車中をよそに竜車はゆっくりと大きな木にむかって移動していったのだった




