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人間違いでした

 3人は下卑た笑みをこちらへむけながらおどしをかけてきた

「てめぇ 兄貴にぶつかっておいてまさかごめんですませるきじゃねぇだろうなぁ」

 兄貴と呼ばれる真ん中の男の左側に立つ小さな男がナイフをちらつかせながらそういうと

 今度は右側に立つ太った男が

「女!2人とも獣人か?くぁわいいお耳をおらにさわらせろ」

「りすとになら蹴られてもいいんですが...あなたたちのようなものにさわられるのはいやです」

 らみすちゃん 何分けのわからないこと言ってんの?

「そうにゃ 痛い目みないうちにさっさと消えるにゃ」

「なにお!この野郎」

 ズッ

 僕のお腹に小さな男のナイフがつきささった。

「いっった....くない?」

 頭なかでマナ自動摂取発動しましたとナレーションが流れた

 痛くはないがもう少し様子を見よう


「つぎは ねぇちゃんだ こっちきな」

 そういうとリーダーの男はラミスの髪を乱暴にを引っ張った

 その拍子に猫耳カチューシャが足元に転がった

「やめて・・・と言っても聞かぬのが妾の性分での....」

 周りの魔気が一度に濃くなり始め

 ラミスは魔王モードに突入した


 たまちゃんは猫モード全開で僕の後ろにすぐまわり小さくなっている

 3人の男たちはラミスのきっつい魔気にやられてみんな失禁している

「あわわ・・・・」

「すみません 人間違いでした すみません すみません」

「殺さないでください 許してください」

「リストよ すまんがタマを竜車へ送ってやってくれぬか?」

「わかった ラミス あとでね」

 そういってタマちゃんの手を引きそそくさとこの場を退場することにした

 僕らが見えなくなるとラミスがゆっくりと口を開く

「どちらがいいか選ぶがよい ひとりひとり 手足をもいでやろうか? それとも 悪魔の烙印を押してやろうか?」

 3人は身体的な痛みがないのであれば烙印を押してもらおうと考えた

「烙印を押してください」

「おれも」

「おらも」


「うぬらが自分たちで決めたことだ ならば 生きながらにして死ぬが良い」


 強欲の代償に

 傲慢の代償に

 怠惰の代償に


「憤怒の名においてこの者らに悪魔の烙印を・・」

 ラミスの手からでた黒い煙が3人の男たちを舐めるように包んだあとそれは人の穴という穴から

 体内に侵入する

「ぐぁ げごごぅ」

 3人は血の涙をながし空を見つめる

 そしてしばらくすると泣き崩れ怒り出し怯えだした

 それは周りから見れば狂人のそれである

 しかし本人たちは気づかない。

 なぜなら本人たちがそうなることを望んだのだから。

 昔からそうなることを知っていたのだから。

 烙印を自ら押したのだから。

 本人たちは気づけない。


 ラミスは猫耳カチューシャを拾い頭につける

「もう魔王を怒らせるとこわいんだからぁ プンプン なんちゃって」

 一人でボケツッコミをかましたあと

「リストー たまちゃーん 待ってー」

 そういって竜車の方へかけていったのであった


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