ショッピングモール
カンナ、ナベちゃんたちと別れた僕らはひとまずショッピングモールに入って
案内看板のところまでやってきた。何しろここの専門店の数は300近く入っており
時間もなく一度にすべてを回ることは不可能であろうことから看板で場所を探すことにしたのだ
「私はこういうところに来るのは初めてだから・・・」
といいながらもラミスちゃんはひどくうれしそうだ
「リスト ラミス どこいくにゃー ショッピングモールならタマにまかすにゃー」
自称 ショッピングモール族であるタマちゃんは一週間に一度の割合でここを利用しているらしい
「僕も初めてなんでタマ師匠よろしくお願いします」
「にゃー じゃあとりあえずラミスの冒険用普段着を買うにゃ ここにゃ ついてくるにゃ」
たまちゃんは看板を指差し
僕たちは女性冒険者用衣料ショップに向かった
店内に入ると猫耳の従業員がたまちゃんに気づいてやってくる
しかし さすがは異世界の女性冒険者用の専門ショップだけある
とかく男臭くなりそうな冒険者用の衣服を見事なまでにカスタマイズしてある
うゎ あれなんか水着よりきわどくないか?
「リスト あれを私に着させてあんなことやこんなことをさせるというのですか?」
ラミスは僕の目線にあった水着っぽい服をみてもだえはじめたので話題をそらそうと
「あ あれなんかどう?」と適当に指さして目線を送ったその先には
おしりのところに大きく丸く穴のあいたマネキンがおいてあった
イヤーン
どこかでイヤーンのサウンドエフェクトが流れたような気がした
「あ いや」
僕は真っ赤になってうつむいた
タマちゃんがあれは獣人用しっぽ対策のガードルだよと教えてくれた
さらに悶えそうになっているラミスにタマちゃんが良いタイミングで上下の服を持ってきた
「ラミス これにゃんかどうにゃ」
なにかこれ以上僕はこのお店にいてはいけない雰囲気になってきたので
そそくさと外に出て道の真ん中に置いてあるベンチに腰掛けた
数分して着替えた2人が出てきた
「リスト どう?」
「リスト どうにゃ?」
タマちゃんの格好はいつもどうりホットパンツに胸当てだ
ラミスちゃんは超ミニスカに胸当てで二人共露出多すぎじゃなかろうか
育ちざかりの僕にその格好は刺激がつよすぎますよ
ほかのところがそだちそうなのでどうにかしてもらえませんか?
心の中でそんなことを口走りながら
「2人共かわいいですね」
と真っ赤なままほめておいた
そのあと旅のお供になりそうなカードゲームでも探そうということになり
雑貨屋さんなどをぶらぶら回ったあと竜車にもどろうということになった
帰り道 どう考えてもぶつかるはずのない広い道でガラの悪そうな3人組のひとりにぶつかられてしまった
「あ すみません」
おもわず謝ってしまった
「おう 少年 どこみて歩いてるんだぁ ちょっとこっちこいやぁ」
そういって僕ら3人は大通りから見えにくい路地へとつれていかれた。




