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魔力阻害のベルト

 翌朝 早くから タマちゃんがやってきた

「なべちゃ これ使ってみるにゃ」

「なんですの?」

「魔力阻害用の猫耳カチューシャなんにゃ」

「本当はタマが怖いからってのもあるんにゃけど....」

「いまのままじゃ ラミスちゃん 街にでれにゃいにゃ 魔気のせいで触鬼もたくさん寄ってくるにゃ」

「まぁこれは助かりますわ」

 喜んで受け取ろうとするなべちゃん

「ただ ちょっと副作用があるにゃ」

「なんですの?」

「あ ああ いや 大丈夫ニャ たいしたことにゃいとおもうにゃ ただちょっと効果ありすぎでいたぶられ好きににゃっちゃう...」

 なべちゃんのメガネがきらりと光った

(あのラミス様がいたぶられ好き...ああ なんて素敵なアイテムかしら お使えしてはや1200年やっとお役に立つことができそうですわ)

「なべちゃ よだれ出てるにゃ」

「さっそく 付けてもらうことにしますわ おほほほ」

 なべちゃんはカチューシャをたまちゃんから奪うようにして受け取りトタトタと階段を登る 

「ラミスサマー 魔気を抑える良いアイテムをたまちゃんが持ってきたのでございますー」

「ラミスも魔気が抑えられるならとさっそく装着してみる」

「どうでしょう?似合いますか?」

「とてもお似合いですよ」ニヤ 珍しくナベちゃん悪い顔

 ラミスはさっそく居間にいるリストに見てもらうことにする

「リスト 見て これどう?」

「わぁ すごいかわいいとおもいます もういじめたくなるくらいかわいいです」

 ズキューン

 ラミスのなかで何かがはじけたようだ

「リスト? もしよかったら 私を私をいじめてください」

 潤んだ瞳 真っ赤に上気した顔で迫られる

「あ あ い いまはだめです」

 リスト精一杯の反応であった

「今は駄目なのね・・はぁはぁ」

 なにかおかしいが魔気が抑えられたラミスはさらに魅力的だった

「ラミス どうにゃ? たまももう怖くないにゃ」

 タマちゃんはおそるおそる居間のドアをあけラミスに声をかける

「うん 大丈夫みたい でもちょっとなにか変な気分になることがあるの」

「ラミス様 あまりお気になさらずに とにかくこのままではいつ魔気が暴走するかわかりませんわ」

「きちんと魔気を封印できるように考えましょう」

 その夜 僕ら4人はこれからどうするのかを話し合った

「とりあえずー リストがー会ったっていってたー マナボードの精霊にでも聞いたら?」

「そうだにゃ にゃん人もの勇者を討伐組に送ってきた精霊にゃ倒さずに封印する方法もしってるかもにゃ」

 ああ 板さんか・・・・なんかさくっと解決してくれそうな感じだな

「よし じゃあ もう一度マナボードまで行こう」

 そして今回はラミスを加えた4人での旅になった

 ラミスのたっての願いで転移ゲートはつかわずのんびりと旅をすることになったのであった


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