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マナボードの森

 森に続く細い道の脇に小さな看板が見えた

「ようこそ マナボードの森へ 駐竜車場あと500メートル」

 と書いてある

 あれ なんかイメージと違うなぁ

 そして看板から500メートルほどいった視界の途切れたカーブを曲がった

 そこには無駄に広い敷地と奥の方に2〜3台の竜車が止まっていた


 なにやら袋をもって近づいてきた小さなおじさんが

 御者台に乗っているたまちゃんになにか話しているようだ

 たまちゃんが客車の扉を開ける

「竜車止めるのにお金がいるらしいにゃ」

「へー ちょっとまってー」

 カンナが竜車をおり、なにやら自分のステータスを開いておじさんに見せている

 おじさんは急に青ざめた顔になり

「ああああ あの ちょちょちょっと しばらくおまおまおまちくださいませ」

 と言い残して走って事務所らしき建物の中に走り込んでいった

 ずっとあとで聞いた話だがマナボードの森はマナボードを中心とした一帯の自然を

 国有化、再開発したレジャーアトラクションであった

 実はアトラクション内には国有の無料駐竜車場が敷設されているのだが

 この駐竜車場はその施設外輪部に私設されたものでここを通らないとアトラクション内にはいることはできない

 実際にはアトラクションへの道はあるのだが併設された駐竜車場との境は極めておぼろげであった

 管理は魔族の配下にあるレプラコーン族の管理とされていたのだが

 魔王直属直下のカンナがステータスをみせたことにより

 おじさんは恐れおののき管理者のもとへ走ったのだった

 下手をすれば自分どころか上部の団体、そのまた上部の団体までに迷惑をかけてしまうような案件だと

 おもったらしい


 しばらくたっておじさんがここの管理者であろうレプラコーン族をつれてきた

 緊張と恐怖なのかもうすでに汗でグシャグシャだ

「へぇ 上に無料の駐留車場がごございます へぇ 登っていって左側でごございます」

「どどどうぞお気をつけて へぇ」

 そういって普段絶対いわないであろうようなことをたまちゃんにいって竜車を上の道へ通してくれたのだった


 僕はその時はただなにかカンナがおじさんに道を聞いてるんだなくらいにしかおもわなかったが

 実は悪い顔して圧力かけてたんだとわかったのももっとあとのお話。


 そういえば カンナやなべちゃんのステータスまだ見たことないな

 ああ けど女性にステータス見せろってのはかなり失礼な事かもしれないなぁ

 そんな ことを考えているうちにマナボードの森国営駐竜車場へついたのであった

 駐竜車場からはアスレチックや子供でも気軽に竜に乗ることのできる乗竜場なるものまで見える

 肝心のマナボードは国営の無料駐竜車場からは遊歩道が出ていて徒歩で10分程度ということであった

 たまちゃんはアスレチックに興味津々だったが

 最初にマナボードに行ってもらえるようなべちゃんが説得した

 そして4人はゾロゾロと一列になって遊歩道に踏みだした

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