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川の温泉2

 お湯のかからないところに衣服をぬぎ 光の魔法でほんのりと明かりをともしたあと

 ゆっくりと湯船につかる

 木々の間から見える星空とまわりに飛び交う精霊たちが幻想的だ

「ふー」

 肩までつかって川のせせらぎを聞いていると心が落ち着く

 ガサッ 木陰で物音がしたかと思うと全体の光が明明としだす

 とっさに身を固めた僕の方にはしってくるものがある

「たー」

 走ってくる

「まー」

 走ってくる

「にゃーん!にゃはははは」

 全裸のまま湯船の上空で大文字!

 ざっぱーん!そのまま着水した

「あわわ・・・たったまちゃん どどどうして」

「なんにゃ?順番にゃ。にゃはは」

 ということは・・・・

「りすとちゃーん お湯加減はどう? お約束よ お約束ぅ」

 これまた全裸でしゃなりしゃなりとやってくる


 うわーやっぱり・・・

 僕はあさっての方をむいた

「勇者にー プライベートはー ないよー」

 カンナ!

「・・・・・」


「にゃー きもちいいにゃー」

「りすとちゃーん そんな隅にいないで こっちきなさいよー もうっ うぶなんだからっ」

「もうっ こっちから いっちゃう」

「たまもにゃー にゃははは」


 急に空に暗雲がたちこめる

「雨ー?」

 カンナがそういった瞬間大粒の雹がふりだす

「これはまずいにゃ みんなあがるにゃ」

 たまちゃんがとっさに風属性の魔法で大きな傘のような障壁をつくった

 僕たちはその中に入り移動する

 いそいそと着替えテントにもどった

 空を見上げるとさっきの暗雲はなく満天の星空がひろがっていた

 明日からはマナボードの森へ入っていくらしい

 僕は不安と戦いながら眠りについた


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