夕食
「リストちゃーん カンナ様 ただいまー」
「リスト カンナ ただいまにゃ」
なべちゃんは買い物袋より少し大きめの袋にいっぱいの野菜、たまちゃんはそれよりも小さめの袋に半分程度の肉を
持ち帰った
僕はお店もないのにお肉があることに気付きたまちゃんに聞いてみた
「たまちゃん そのお肉どうしたの?」
「もちろん 触鬼からのドロップにゃん」
「え え それって お肉のままドロップするの?」
「そうにゃ 例えばにゃ この肉はアロうさぎやロビうさぎなんかがドロップするにゃ高レベルのものだとアルミラージ
なんかがドロップするらしいのにゃ」
「おお そうなのかぁ 僕にも捕まえられるかな?」
「まぁ いろいろ方法があるんにゃけど 簡単にゃ方法をおしえるにゃ」
「パンパカパーン たまちゃんの初歩的狩り講座ー拍手ー」
カンナが横からそんなことを言ってパチパチと拍手した
僕もつられて拍手する
「コホン ではでは えーとにゃ」
たまちゃんは少しだけ照れくさそうだ
「まず 敵を確認するにゃ その後 土魔法で周りに壁を錬成するにゃ
あとはどんどんその壁を小さくしていくにゃ そのあと動けにゃくにゃった触鬼にとどめにゃ おわり」
「ぱちぱちぱちー 公演はたま教授でしたー 皆様盛大な拍手でお送りくださいー」
「ささ 教授はこちらですー お荷物はわたしがー」といいながら カンナがたまちゃんの袋をさっととりあげ
簡易調理台の方に持っていってしまった
「ありがとう たまちゃん またきかせてね」
そういって僕もなべちゃんから大きな袋をもらい調理台の方へもっていった
ああそういえばこの野菜のとりかたや種類もきいてみたいな・・・
なべちゃんがもって帰ってきた野菜もじつは触鬼からのドロップだったということを知ったのは
もう少し先の話だ
「お野菜適当にきったらー このお鍋にいれてねー」
料理なんてしたことがないのでカンナのゆうとおりに作業をすすめた
まわりに美味しそうな匂いがたちこめる
「さーできたわー みんなたべよー」
ご飯が出来上がった頃にはすっかり暗くなっていた あたりにはこの世界特有の大小さまざまな
うっすらとした様々な色の光が飛び交い出す
なべちゃんに聞いたところこれは精霊たちだということだった
「いただきます」
「いただきにゃーす」
「いただきまーす」
「いただきますわ」
いっせいに鍋をつつく
「む おいしいにゃー 口のにゃかにひろがる濃厚でそれでいて芳醇にゃ味わい 野菜は新鮮にゃ上にお肉との
バランスも絶妙にゃ」
たまちゃん賢者的見解をありがとう
「おいひいおいひい」
カンナ、ちゃんと冷ましてから食べないとあとで口のなかがたいへんなことになるよ
一通りご飯も終え 片付けをすました
テントは傘のように開き固定する 中は結構広く4人入っても余裕がありそうだ
たまちゃんがテントと周りに触鬼よけ及び侵入検知の術式をほどこす
テントに入り4人川の字で横になる
「おやすみー」
「おやすみにゃ」
「おやすみですわ」
「おやすみなさい」
なにかが「ホーホーと鳴いている」
みんな穏やかな寝息を立てている
僕もそろそろ眠くなってきた
みんなおつかれさま おやすみ




