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転生したので狂信します  作者: 枝無つづく
第十一章:『堰』破りし『超越者』

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第410話 豊穣会と歌姫

side 日暮蓬


「えっと、中央通りの十番目の横道を入ってすぐの、ピンク色の葡萄の絵が描いてある看板のお店……ここ、だよね?」


 『豊穣会』集合時間、その少し前。

 王都ガロムは、中央に大きな城のような政府の中心となる中央区画があって、さらに街の外側を囲う高い壁がある。

 モンスターやら盗賊やらというのが普通にいるこの世界、こうやって街そのものを防衛施設のようにデザインしているのは珍しくはないけど、この王都に関しては外側の正門から中央区画の正門までを真っ直ぐに貫く幅の広い中央通りがあるのが特徴だ。


 独立した中央区画が王族や大貴族なんかの『仕事場』であることを考えると、それを除いた市街の形は視力検査の切れた丸(あの『C』みたいなやつ)に近いかもしれない。

 防衛的には大きな弱みになる中央通りがあるのは、ここが政治の中心としてあまり出入りに不便があると困るから。

 その代わり、正門の傍には軍の施設や冒険者ギルドが有事の時には正面から敵を迎え撃てる戦力が用意されている。正門だけじゃなく、街全体の常備戦力も王都だけあって他の都市とは桁が違うらしい。


 そして、そのおかげというのもなんだけど治安もすこぶるよくて、夜でも女子供が平気で出歩いている。

 特に中央通りは交通機関の背骨みたいな位置取りで、ここの何番目を曲がって道沿いに行けば目的地に行ける、みたいな感じでたくさんの人が行き来してる。


 私も、もらった招待状を確認しながら迷わず目的地に到着した。

 シンプルでわかりやすいこの街のデザインに感謝しながら、少し早めだけど非常識という時間でもないし店の前で待ってるのもなんだからと、扉をゆっくり押してみる。


 そして……


「あっ! 来た来た! みんなー! 今日の主役が来たよー!」


「いらっしゃーい! やった、可愛い子!」


「肌白ーい! どんな化粧品使ってるの?」


 一気に浴びせかけられる視線に思わず困惑して硬直してしまった。

 それに……間違いない。

 十人くらいの人がいるけど、聞いていたとおりみんな……


「まあまあ、みんなあんまり緊張させないで。日暮さん、だったわね。ようこそ『豊穣会』へ。同じ女神の転生者同士、仲良くしよ?」


 全員が『転生者』。

 私と同じで『豊穣の女神』に能力をもらって転生してきた人たちで、同じ転生者の中でも三大女神から力を与えられたということをきっかけに名を上げたり事業で成功したりした、ある意味では『勝ち組』の転生者の集会。

 そして、『研究施設』で活躍したということで、私もここに招待された……これは、私への歓迎会なのだ。


 緊張する……正直、場違い感もあるしもう既に帰りたくなってきている。

 けど、いつまでも人見知りじゃいけない。

 だから、私は一人でここに来た……知り合い作り、できれば『友達作り』を成功させるために。


「あ、あの! 日暮蓬です! 今回は、おまにぇきいただきありがとうございましゅ!」


 ……思いっきり、噛んだ。短い挨拶で二回も。

 今日はもうだめかもしれない。




 数十分後。

 最初に他の人たちを宥めてくれた年の近い人が中心となって、盛大に噛んだ私に思わず噴き出した大人を注意して、気楽にしようとバイキングみたいな形式での食事となった。

 聞いていたとおり店は貸し切りで、そもそも豊穣会のメンバーの持ってる店の系列らしい。遠慮せずどんどん食べろと皿に食事を盛られる。


「あははー、わかるわかる! ちょっと前まで一般人だったのにいきなり転生者とか英雄だか神様だがみたいな扱いされてパーティーにも招待されちゃったりしてさー。慣れない内は誰でも緊張するって」


「うぅ……すみません、元々あんまりコミュニケーション能力なくて……」


「いるいる! そんな転生者いくらでも。てか、そこで貴公子面して髪整えてるやつとかも死ぬ前はガチオタだったわけだし?」


「あ、ヤスミ! ばらすなよ俺のトップシークレットを!」


「誰でも知ってることをトップシークレットとは言わない」


 私への説明で近くに付いてくれている瑞生康美(みずきやすみ)さん。

 歳は私の一つ上、数年前に転生してきたけどすごい活躍してて一気に冒険者ランキングの十七位に上り詰めたっていうすごい人だ。

 私を田舎から出てきたばかりの『お上りさん』だとすれば、彼女は垢抜けた『都会系』のファッショナブルな雰囲気。若いながらにしてこの中でも中心的な立場らしく、今回の歓迎会も彼女が提案して準備してくれたそうだ。


 最近は格式ばったパーティーに出ずっぱりでマナーとかそういうのが厳しいのを想像していたけど、こちらがまだ日の浅い転生者だということもあって転生者同士の無礼講でファミレスでのお祝い感覚で楽しんでくれればいいと言われてかなりホッとした……いや、そもそも私、ファミレス行ったことないんだけど。

 知っててもゲームの中の会話イベントとかで見た感じのくらい、これがリアルか。


 ただ、アトリさんとは違うタイプの生産系能力の人がいたりして料理が無から出てきたりするのはこの世界特有というか転生者特有のやり方だ。


「まー、そもそもいきなり死んだーとか転生しろーとか問答無用で言われてもって感じだよねー。ま、転生しちゃったからには楽しまなきゃ損だし能力なんてバンバン使わなきゃもったいないってやつよ」


 そう言って、ソファーにどっかりと体重を預けながら無から出てきた料理を躊躇いなく口に運ぶ康美さん。

 隣に座っているけど、まだ私は気を抜き切れていなくてちょっと縮こまっている。


「でも、すごいんですね……十七位って、何万人もいる冒険者の中の上から十七人ってことですもんね」


「そんな大袈裟なもんじゃないわ。何万人もいるって言ったって、その内の転生者なんて百人もいないし、何割かは冒険者なんて真面目にやってないんだから能力使いまくってれば楽勝よ。あたしのは需要があってお金になるしね」


「あはは、私なんて戦うくらいしか能がなくって」


 生産系の能力で人を助けるようなものを作れる人もいる反面壊したり燃やしたりしかできない自分についネガティブな言葉が洩れると、すぐに周りから明るい声がかかる。


「あ、それ俺もわかる! ラノベとか読んでてつい戦闘前提で選んじゃったけどこっち来たら『別に戦わなくてもいいのかよ!』ってなったよな!」


「後から『そういえば、何も戦うための能力を選べなんて言われてなかったなー』って気付くもんなー。生産系で楽してボロ儲けしてるやつらが羨ましいぜ」


 私の言葉に賛同するように言葉を重ねてくる大人の転生者の人たち。

 私の場合、能力を選んだ結果ですらないんだけどな……


「その点、ヤスミは上手くやってるよなー。あっという間にパトロン見つけて能力を売るルート確保して内職感覚で大富豪になるんだから」


「内職ってなによ! そっちが思ってるより心込めて作ってるっての!」


「まあ、同じような能力の他のやつより質がいいのは本当だもんな」


 康美さんの能力は冒険者の中で有名らしいけど、私は知らない。

 変に下調べしてくるのはよくないかと思ったけど、予習するべきだったか……なんというか、陽の気が強すぎて会話に上手く馴染めない。

 私、自分では育ちの割にコミュニケーション能力ある方かと思ってたんだけど、こっちでの主な話相手が聞き上手なテーレさんとかアトリさんだったしな……


「ま、遠慮せず楽しみなさいな。あ、日暮はワインとか飲む?」


「あ、あの、み、未成年です……」


「あー、まあそういう子多いし無理は言わないけど。火の能力だしうっかり火を噴いたりしちゃうかもだし、噂じゃ山火事になったこともあるとかだし?」


「あ、あはは……」


 実際に山火事くらい何度かやってるからどう返したらいいかわからない。

 親身になってくれてるように見える康美さんもやっぱり陽の者側だ。これ、やっぱり来ない方がよかったかな。


「お酒はなしなら……そうだ、あれあったでしょビンゴゲーム。あれやろ! あ、お前は確率操作禁止な」


「チッ、先に言われたか!」


 会話に困っている私を見かねてか始まるビンゴゲーム。

 始まってみると思っていたよりも楽しくて、康美さんの配慮には感謝した。それに、ゲーム繋がりで『アビスの箱庭』にはまった話をしたら無からゲーム盤が出てきて自信があるって人とやったら私が勝ってちょっと盛り上がったし。


 時間が過ぎる内、なんだかんだで楽しくて、やっぱり来てよかったと思えてきた。

 そんな頃合いのことだった。

 緊張がほぐれてきたと見えたのか、康美さんが……


「そういや蓬はさ、『幸運の女神』のとこの狂信者ってやつと一緒にノーラン行ったんでしょ? まだこっちのこともあんま知らなかっただろうし仕方ないだろうけど、あそこの関係者とはあんまり関わんない方がいいよ。あんたのために」


「……え?」


「そうそう、知らないだろうけどディーレ教徒って自爆テロの常習犯だぜ? 転生者も頭おかしいって噂だし、迷惑かけられたんじゃないか?」


「日暮も災難よね……こっちのことよく知らない内に変なのに絡まれて」


 『研究施設』での戦いの話からの流れで始まった、唐突な狂信者さんや『幸運の女神』への……あまり、よくない話。

 私が困惑している間にも、豊穣会の中で会話が進む。


「てか、転生特典に自分だけに忠実な女の子を選ぶとか……あれ絶対聖人面して裏ではヤリまくってるよ」


「軍の規則違反した傭兵の女も追いかけ回してるところ見られてるんだってさ。怖いよねー」


「日暮は何もされてないみたいでよかったけど、今のうちに関係切っといた方がいいよ」


「そうそう、意地悪じゃなくて日暮のためにさ。だいだい、本気で宗教とか神様とか信じてる人間にろくなやついないって」


「いや、あの、ちょっと待って」


 困惑しながらワタワタと会話に制止をかけようとする。

 けれど……それを見た康美さんは、何を思ったのか。

 いきなり私の顎を指で引いて、瞳を深く見つめてくる。


「え、康美さん……?」


「蓬、あんたさ……まさかとは思うけど、狂信者ってやつのこと庇おうとしてるの?」


「か、庇おうとっていうか……噂みたいに、悪い人じゃ……」


 狂信者さんについて悪い噂が流れているのなら、ちゃんとしたことを知ってほしい。

 少なくとも、間違ったことで悪口を言ってるところなんて……それも、仲良くなり始めた人たちがそういうことを言ってる場面なんて見たくない。


 そういうことを伝えたかったけど、それを上手く表現する言葉がわからなくて、言葉が途切れてしまう。

 康美さんはそれをどう思ったのか……一瞬、すごく複雑な感情の熱の中に激しい怒りと憐憫のようなものを感じた。

 けれど、口調は努めて平静を保つように語りかける。


「蓬、いい? 信用ならない人間っていうのは、必ず『そんなに悪い人じゃない』って顔をして近付いてくるの。保証のない約束や人情なんかに身を預けたら簡単に騙される。あんたはまだ社会に出て日が浅いから知らないだろうけど、悪人ほど善人みたいな顔して人を騙すの。特に宗教(カルト)はダメ」


「あの、康美さん……?」


「この眼なら……まだ何も打たれたりしてないみたいね。それに処女っぽい。今の内にそんなのと縁切りなさい、頼れる年上がほしければあたしがやってあげるから」


 そう言って、顔が離れる。

 まだ混乱する私から視線を逸らして、深く俯くその口からはさっきまでの明るい雰囲気とは打って変わった、言葉として上手く聞き取れないような曖昧な独り言。


 ……その中でなんとか聞き取れた、康美さんが呟くように口にした、小さな声。

 私に向けて聞かせようと思ったわけではないのかもしれないほど小さな、けれどだからこそ込められた心の質がわかってしまう悪態。

 それが……私には、無視できなかった。


「この世界にも……やがって……活躍なんてどうせ……調子乗った偽善者なんて、さっさと死ねばいいのに……生き残って英雄面してんじゃねえよ」


 ドクンと、また胸の奥の熱が騒いだ。

 息が乱れる、汗が噴き出す。

 まずい、まずい……


「だめ、今ここじゃだめ、違う、私はそんなに怒ってない、だから抑えなきゃ……」


「……? 日暮、どうしたのブツブツ言って。もっとはっきり言わないと伝わんないよ?」


 その瞬間、決壊した。

 手よりも早く、炎が出た。


「あ、だめ、ちょっと……ちょっと……ちょっとあんたら! 何にも知らない癖に! 好き勝手言ってんじゃないわよ!」


 さすがは十七位冒険者と言うべきか、肌が焼ける前に席から飛び退いて距離を取った康美さん。

 けど、私の炎は留まることなく店の中で燃え盛る。

 もう、私にも止められない。


「大体、神様に新しい命もらっておいて何様よその言い草! 本当にいるんだから信じるのをなんで笑うのよ! 死んどけばよかったとか言うならあんたらの方が転生なんて……」


「チッ、いきなりキレるとかサイコかよ」


「待て、あたしがやる。手は出すな」


 次の瞬間、私の炎は私を中心にした狭い球体の形に押し込められていた。

 燃えているのは座っていたソファーだけ。

 その『何か』をしたのは……康美さんだった。


「はあ……『優しいお姉さん』してあげた方が話しやすいかと思ってたけど、あんたがまだ『自分の能力があればどうにでもなる』って思ってるようなお子様転生者なら、こっちも相応の態度で転生者の社会を教えてやらなきゃいけないかしらね」


 私の隣から退避したときに乱れた髪をかき上げてこちらを睨む瞳。

 それは、刺すように鋭く、冷たい眼差しだった。

 そして、声音も私を押し潰そうとするような高圧的なものに変わる。


「こっちが機嫌取ってやってりゃなんなのお前。地方じゃそのキレ芸でみんな怖がってくれたかもしれないけど、中央じゃそんなの通じやしないわよ」


 それぞれが毅然としたまま、隠して身につけていたらしき護身用の装備や能力を手にかけて、球体の内側で座り込む私を見据える。

 全員、さっきまでの和やかさとは打って変わって、『やるんなら相手をしてやる』と言わんばかりの雰囲気で。


「多勢に無勢って知らないの? こっちもみんな転生者よ。嫌なこと言われたらすぐに能力で黙らせようとしてくる単純馬鹿なんて、ここじゃガキって言われんのよ」


 ……わかっていた。

 最初から、私の強さを知っていても怖がらなかったのは、それだけこちらの世界で修羅場をくぐって強さを手にした人たちだから。

 それでも、狂信者さんのことを、私にとっては恩人である彼のことを好き勝手に言われて、我慢ができなかった。


 ここには最初からこうなったときのための備えがしてあったのか、捕らえられた球体の中で涙が出てくる。

 けれど、その時……



「あらあら、これはびっくり! 歓迎会って聞いていたのだけど、空気がよくないわ!」



 店の戸を開けて、入ってきた一人の女の人。

 それは、私が今日会ったばかりの……


「ク、クリスティーヌ!? どうしてあんたがここに!」


「あら? 『アルファ様の担当転生者』での懇親会って話だったから、私への招待状を送り忘れちゃったのかと思ったのだけれど……もしかして、私がいること忘れちゃってたのかしら?」


「くっ……あんたには関係ないでしょ!」


「そうかしら? 私、昼にその子とお友達になったのよ? それに『後輩』のあなたたちが新人さんを泣かせてるなんてとても悲しいわ。ここは一応『大先輩』として慰めてあげたい気分なの」


 クリスティーヌさんが店内を見回すだけで緊張が場を支配する。

 それは、私に対して多勢に無勢を説いていたとは思えない雰囲気。


「それとも、これはちょっとケンカして仲良くなろう……みたいな青春のワンシーンなのかしら? だったら、せっかくだし私も混ぜてもらうわ。もちろん、私の味方はこの子だけでいいわ」


「あんた、何を言って……」


「何を言いたいのかなら、そうねえ……」


 私からは見えない角度。

 けれど、私の前に歩み出たクリスティーヌさんの顔を見た『豊穣会』の転生者たちは、戦慄の表情を浮かべて一斉に跳び下がった。


「みんなまとめて、『私のエリック』になりたいの?」


 クリスティーヌさんが白く細い指で球面にそっと触れる。

 すると、私を閉じ込めていた球体が、パリンと割れた。

 体勢が崩れて尻餅をつきそうになった私の手を引き、消えかけの炎も意に介さずふんわりと立たせる。

 ただ引っ張られただけとは思えない、身体が浮いたみたいな不思議な感覚だった。


「今日のところは、お互いに頭を冷やした方がいいんじゃないかしら。この子のケアは私がやっておくから、あなたたちは続きを楽しんでいていいわよ。それと……康美ちゃん、せっかく可愛い声してるんだから、あんまりよくない言葉に使っちゃダメよ。そんなことで本当のあなたを誤解されたらすごくもったいないんだから」


「黙りなさい! このチート能力者!」


「あーら♪ チートって、なんのことかしら?」


 鼻歌交じりにそう言って、私の手を引いて店を出るクリスティーヌさん。

 本当に不思議と抵抗感も不安もなく、ある意味では攫われていると言える状態なのに心が安心感に包まれている。

 そして、店を出て……


「ごめんなさいね、エリック。何も知らない子たちが不快なこと言っちゃって……気分直しにカラオケ行く?」


「あ、はい……カラオケ、行きます……」


 私は、日の沈んだ街をちょっとふわふわした頭のまま優しく拉致されていくのであった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 絶対ヤバい奴らの集まりだと思ったら期待を裏切らず… [気になる点] 『私のエリック』のヤバさ半端ない またイカれたメンバーなのか? [一言] いつもながら続きが気になります
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