転生
やっと執筆意欲が湧いてきた、、、、、
気がつくと何もない空間を漂っていた。
しばらくするとぼんやりといていた意識がクリアになっていき、自分が漂っているのではなく、自分の体の下にしっかりと地面があることがわかった。
「お目覚めになりましたか?」
綺麗な女性の声だった。
その一言で状況は大体把握できた。
まず、俺が死んでいること。
次に、今まで散々読んできた小説のごとく転生できる可能性があること。
歓喜と恐怖と不安が同時に自分を襲った。
転生できるかもという歓喜。
自分が死んだという事実による恐怖。
転生先がまた今までのような世界だったら、また虐められたらという不安。
そんな感情が体を支配し声すら出ないでいると、また声が掛かった。
「大丈夫ですか?」
優しい声だった。
その声が聞こえてくると体を支配していた感情が消えていき、冷静になっていった。
「此処は何処ですか?」
「わかりやすくいうと、魂が転生するまでの間のの休憩所と、その魂が何処へ転生するか決める場所です」
「どうやって決めるのですか?」
「それは、その魂が生前どの位の善行を積んでいたかで決まります。」
俺は少し落ち込んだ。
生前の生活からして善行など積んでもいないだろうと思ったから。
あるとすれば最後に女の子を救えたことだろうが、それがどの位のポイントになるのか分からない。
「あのー、俺の善行はどの位のものなのでしょうか?」
「えーと、今調べますねー」
「はい」
どうせ転生するなら少しでもいい世界に行きたい。
少しでも高いポイントであってくれよー、と祈りながら答えをまつ。
「えーとあなたのポイントはー、えっ、、、、」
「あんまり良くないんですか?」
「違いますよ、凄く良いんです。本当にどうやったらこんなポイント稼げるんだろうってくらい」
「いいんですか!よかったー」
「では、あなたが行く世界を決めてしまいましょう。あなたの願望に合うような世界にしますので、頭の中を覗かせて頂きますね」
「はい」
「はい、終わりました。あなたの願望の要素は、魔法、チート、前世の記憶、虐められないこと、、、あとハーレムですね」
「え、、、、」
「あと細々としているのは、こちらでやっておくので新しい人生楽しんで下さい、いってらっしゃいーー!」
そして俺は意識を手放した。
こんな感で意欲が湧いてきたら書く感じなので不定期更新になります。






