言い訳の仕方。
自分になら、いくらでも、言い訳してもいい。
それが、無力な自分を信じる最後の力だと思う。
何もかもが、上手くいかなくて、どうにもならなくて、くじける事は誰にもある。そんな時、誰かや、何かのせいにしたくもなるし、時に自分自身を責めたくなります。そうして、苦しくなるぐらいなら、いっその事、投げ出せばいい。
誰のせいでもない、自分のせいでもない。ただ、運が悪かった。だから、今は立ち止まって、一休みだ、そうすれば今度は、いい事がある。
今、新型コロナのせいで、みんなが立ち止まって、世界が足止めを食らっている状況なのだけれど、今まで、早すぎるぐらいの速度で回転していた、世界があって、それに目を回しながら必死について来た人類にやっと訪れた休日なんだと、言い訳がましく、僕は思っている。
亡くなった人たちや、今、感染して苦しんでる人達には、不謹慎かも知れないが、今の状況を受け入れて、流れに任せる事で、自分や、誰かを守れるならいくらでも言い訳して生きて行こうと思う。
人生は諦めが肝心。
どうにもならないモノは、仕方ない。
言い訳。
言い訳は、いくらでもしていい。だけど、それは自分自身。
この、コロナによる自粛が騒がれる世の中で、そんな事お構いなしに、好きな所に行き、好きな物を食べる人もいるが、彼は「ストレスが溜まるから仕方ない」と言い訳していた。
言い訳。
けど、それは、世の中や、人に対する言い訳で、自分自身や、誰がを守るものでは無かった。ただ、自分の主張を押し付けるだけの身勝手なモノでしか無かった。
確かに、今は大変な時期だけど、今、自分がしている言い訳が、どんなものか、人や自分自身をダメにするものではないのかを、もう一度、一人ひとりが、考える時なのかも知れない。




