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不良神話を見直して。

不良の成り上がり話しは好きですか?


大人や、友人に認められず、道を踏み外した奴が、悔い改めて、真面目になる話し。


理不尽な目にあったけ経験から、理解されない者の気持ちを汲んで、活躍する美談。


まあ、悪くはない。


悪くはないと思うんだけど、この頃、勘違いしている奴が多い気がしてならない。


それは、不良だから、道を踏み外した奴だから、見えない視点を持っているだとか、根性があると言う神話だ。


確かに、そう言った人もいるだろうし、一度道を踏み外した人がやり直すのは素晴らしいのだけれども、それは否定しないけれども、不良は、不良だ。


ヤンチャするぐらいの経験がある奴が世の中勝ち残る。そんな風潮は、あるが、不良は不良だ。


初めから真面目にやって来た奴にしてみれば、面白くないし、そんな奴が持ち上げられるのは、地道にコツコツやって来た奴からしてみれば、報われない。


漫画の受け売りだか、そう思う。


力のある奴が、偉くなる。ケンカの出来る奴が世の中渡り歩ける。


そんな風潮が、大人のイジメや、子供社会のスクールカーストを作るのではと、僕は感じてならない。


実績のない奴には、誰も従わない。役が付いてなんぼ。世の中そんな風に世知辛いが、それが全てでは、あってはならない。誰かと誰かの、結び付きが、そんな、損得だけでしか無かったら、きっと、この社会は、崩壊する。


少し大げさだが、そうおもう。だって、そうなれば、1人ひとりの居心地のいいところが、どこにも無くなる。そう思わないだろうか?


仏教用語に、ウランバナと言う言葉がある。


意味は逆さまだ。


祈りを天に向けるのではなく、地に向けなさい。もっと言うならば、地獄に向けて祈りなさい。


自分が今立っている、その足元の下で苦しみながら、支えている魂に、祈りを。


僕は、生きている限り、そんな風に祈りたい。


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