第2話は「勝ち組に気持ちでまけない」
第2話は「勝ち組に気持ちでまけない」
俺が、村田数男のロッカーに、本人の忘れた明細書を入れたのが、俺とは築いていない
何故なら、名前も知らない、残り3人の大卒メンバーと明細書事件をヒソヒソと話している
村田数男「ちょっと、先輩聞いてくださいよ、僕の給料明細書がクシャクシャにされて、ロッカー
の中に突っ込まれていたんです」
もちろん、俺にも話してきた、だが、反面、俺が犯人だと、確認のようにも聞こえた
俺「へー、酷いよな、人の個人情報の書類をクシャクシャにするなんて・・・・・・・・・
なんか、他人に羨まれることに心当たりはないかい?」
村田数男は、俺の返答に対して、本当に、俺だとは思っていなさそうだった、むしろ、相談のように
思え、都合のよい俺の被害妄想に村田数男ではなく、俺自身を悪く考えてしまった
俺は、今の会社に不満だらけ、現在の新入社員にも、不満だらけ、俺は精神力が弱い、だが、俺には
薬草屋さんにも、売っていない、心の精神安定剤が側にあった、それは、祥子の存在、
祥子とは、OLでルックスもいい、頭もいい、可愛い、もう、・・・・・・・・・・・・・・・・・
言っていたら、きりがない、俺にとっては、最高の女、祥子、祥子、俺の祥子・・・・・・・・・・
・・・って呼べたらいいな・・・・・・・・・・・・
少しだけ仲良くしてくれている、木谷祥子さん、俺の心のアイドル祥子ちゃん
祥子ちゃんという、精神安定剤的な、存在感覚の薬が無ければ、俺は、現在ここにはいない
会社でくじけそうな時は祥子ちゃんに話しかけて、ストレスをリフレッシュして、ヒーリングして
今までやってこれた、祥子とは、俺の心の中だけの呼び方であり、一度も、祥子と呼んだことはない
知り合って今年で4年目、会社では、祥子ちゃんとはよく話すが、食事すら行ったことがない、
社内食事会で、隣に座り、ご飯をたべただけ、俺も男だ・・・・食事くらい誘っても・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6回誘ったが、6回とも、社内の昼食で回避されている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多分、話し相手、相談相手、友達はOKだが、恋人NGだと思う、・・・・・・・・・・・・・
だからこそ、近くにいて、遠い存在の癒しの存在、俺はそれだけでよかった、
あと、俺を傷つけないような、嘘の呪文を祥子ちゃんは、俺に唱えている
祥子「私、昔から、ゲームおたくで、ロープレにハマっているから、会社が終わったら、いつも、
ダンジョンで遊んでいるの、だから、人からの誘いは、断っているのよ」
祥子ちゃんのそんなところに、俺は惚れている、祥子ちゃんの裸を見たはけではないが、社内の夏服
から、見える、スタイルの良さ、声が可愛いい、多分ライバルが多い、社内環境、メルアドを良く、
他社からの営業マンから受け取っている・・・・・・・・・・
どれをとっても、ゲームおたくで誘いのNGは、俺のNGのカバーでしかない・・・・・・・・・・
そんな、分かり切った、俺を傷つけない優しい嘘を言っている、そんな、祥子ちゃんが、俺の心から
消えない、俺のマイ人生ロールプレイングのダンジョンパートナーは、木谷祥子ちゃん
祥子ちゃんが、頼んだ、訳でもないのに、俺は、自分の都合で、祥子ちゃんをダンジョンパートナー
に登録している
現実では、パートナーになれないので、せめてゲームの中だけでも、パートナーに・・・・・・・・
いつも、いつも、パートナー登録を消して、間違った、現実逃避から、目を覚まして、現実に戻る
という事をしたいが、パートナー名を消すことで、俺の人生も消してしまうような気がして
祥子ちゃんのパートナー名を消せない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は、毎日、毎日、間違った、空想だけ、理想だけの、祥子ちゃんで、癒している
現実の会社のダンジョンも駄目、人生マイロールプレイングの世界のダンジョンも駄目
駄目、駄目、駄目だらけの、思い込みの勇者何だろう、思い込みダンジョンがあったら、俺は
思い込みダンジョンだけは、立派な勇者だろう
今日も、祥子ちゃんは俺を癒してくれる、見ているだけで、ヒーリング、朝の挨拶だけで、ヒーリング、その中でも、ポーションは、祥子ちゃんのいれてくれるお茶は、最高のヒーリングポーション
、飲めば昨日の、村田数男のストレスも癒してくれる
そんな、こんなで、祥子ちゃんの存在があるから、会社わを辞めずに、やってこれた
村田数男の嫌な存在も祥子ちゃんの存在で癒され、頑張れる、
祥子「ねえ、教えて」
俺は、びっくりした、心臓が飛び出そう、なぜなら、この4年間、1度も顔おちかずけて、祥子ちゃん
と話したこと無いのに、キスができそうなくらいの距離で、祥子ちゃんが、可愛いこいで聞いてきた
祥子「新入社員の村田さん、めっちゃカッコいい、村田さんって歳いくつ?」
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俺は祥子ちゃんから、氷の呪文をくらい体が固まった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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俺「ああ、俺と同じ歳で、○○大学卒業だよ、車も乗っているみたい」
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俺は、目の前が、霧に閉ざされ、体がマヒした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
祥子「めっっっちゃ、かっくいいいいいいいいい」
この言い方は、祥子ちゃんがハマっている、げーむの中のキャラセリフみたいだ
以前も、ポスターの、芸能人に同じ言い方をしていた
俺は、直観した、祥子ちゃんは、村田数男にハマっている
ポスターの芸能人と同じハイテンションだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから、社内時間の祥子ちゃんの視線が気になる、気になる、祥子ちゃんの目線は、明らかに、
村田数男のデスクだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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俺は仕事に手がつかない、祥子ちゃんの視線を確認する仕事をしてしまう、祥子ちゃんの確認ではなく、書類の確認をしなければならないのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は、わざと、外回り営業にでかけた、仕事が手に付かないことより、祥子ちゃんの事で苦しくなる
、俺は一番、時間の遅い外回り営業に出かけ、祥子ちゃんは、5時に退社なので、10時に終わる、
外周り、営業に出かけた
10時に終わる仕事だが、少し早い、9時に会社に着いた、あれっ、まだ、だれかいるのか?
会社の明かりが、ついている、会社のドアの窓に近ずくと、なんと、祥子ちゃんがいる?
俺は何度も目をこすったり、何度も、時計を見た
何度見ても、午後9時だ
よくみると、祥子ちゃんは、村田数男のデスクを右手でなでている、しかも、見たこともない、赤い
口紅、祥子ちゃんは、化粧をしたことが無い
、しばらくすると、社内のトイレから村田数男が出てきて、祥子ちゃんと、一緒にこちらの扉に
きてしまう、俺は、慌てて隠れた、二人は、隠れた俺に築かず、二人で仲良く、エレベーター
に乗り、村田数男は右手に、車のカギ、祥子ちゃんは、今日の出勤の時とは違う、セクシーな、
おっぱいが半分出ている、初めてみる、服だった、それを、何を意味しているか
大卒ではない、高卒、いやっ、小学生でも分かるだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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俺は、祥子ちゃんから、電撃の呪文、村田数男から、マヒの呪文をくらい、その場から、動けなかった
俺は、2つも失った、癒しの祥子ちゃん、社会経験のないまちがった自分自身の、プライド・・・
築けば、10時になっていた
帰らなければならない、ひょっとして偶然の重なりですべて俺の被害妄想で、2人の関係は、今日
友達的に仲良くなり、車で食事だけかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と気持ちをきりかえて、祥子ちゃんに寄せるおもいは間違いじゃない
気持ちで負けるから、被害妄想になる、だから、俺は決めた、村田数男はライバルだ
絶対に負けない、俺の、被害妄想にまけない、気持ちわ負けない、考えを切り替えた
俺は、ガンをかける意味も込め、祥子ちゃんのデスクをなでながら、誓った
俺「俺、負けないよ、村田数男に勝ってみせるよ」
木谷祥子本人には言えないが、デスクには言えた
俺「ふっ」
俺は、てれくさい自分自身と、デスクになんでこんなに真剣に話しかけているんだろうと
笑ってしまった
帰るとき、祥子ちゃんの、デスクが、開いていたので、閉めてあげようと、閉めた瞬間、驚いた
開いたデスクの隙間から何故か、女性の下着が見えた、何故、デスクの引き出しに、綺麗にたたまれているが、使用した後の、ピンクの下着
その、奥にはコンドームがあった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これがどういう意味か、小学生でもわかる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもの、俺なら、祥子ちゃんのはいた後のパンツを匂うか、お持ち帰りだが・・・・・・・・・・
そんな気持ちになれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は、そっと、祥子ちゃんのデスクを閉めて、そのあとさらに、12時まで体が動かなかった
俺は今、毒の呪文をくらったんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺 HP100 ストレス300 知能10 スタイル30 給料22万
村田数男 HP300 ストレス0 知能90 スタイル80 給料26万
他3人 データー不明
第3話は「実は俺の勘違い」