気狂い人間の24時
イライラしたので書いてしまいました
兵器はスターフォックスなどを参考にしています
とある某県の一角。
「ふはははははははははははははこれが烈火の槍の威力だあぁあぁぁあああぁ!!!」
「中二病ごっこも大概にしろよヴォケ」
「死ねえええええ!!影の使者ども!!」
テレビゲームをやりながら中二病のごとく叫んでいた男の名前は御田倉太郎。
四六時中ギャルゲー、アニメ、ネットに溺れているキモヲタ。
同時にわけのわからない役に立たないものを作る発明家である。
「おい山田!ついに暗黒幻影龍ベランドロスの巣窟まで行ったぜ!!」
「知らねえよカス」
そして手にしたWiiリモコンをブン回す。
「この巨岩兵のハンマーを見ろ!!改良に改良を重ねた最強武器だぜヒャッハー」
「ゲーム内までゴミ作ってんじゃねえよ。そんなことより勉強しろよ」
「おっと、やりかけの宿題が残ってた」
ゲームを止めた御田倉は自分の部屋へ行った。
「よーし、完成間近のヤツ、仕上げるか」
そういって御田倉は堕発明品の仕上げに入った。
15分後…
「キエエエエエエエエエエできたぞおおおおおお」
「山田!見ろよ!」
「は?」
「どうだ!今作り上げた爆撃式人形武者ヴォルダーだ!!」
「ガラクタばっか作ってんじゃねえよ、壊すぞ」
山田がテーブルを振り下ろす。
瞬間、振り下ろしたテーブルが粉々に砕け散った。
「な、何ィ!?」
「はっはっはっは!!ヴォルダーは危害を加えるものを広範囲レーダーで察知してから真空波でブチ壊すんだ!!」
「何だと!?」
「よし、丁度いい。ヴォルダー、あそこのリア充を吹き飛ばしてしまえ!!」
よく見ると窓からリア充が見える。
するとヴォルダーの左腕がガトリング砲に変形し、赤く光る光弾を連続で発射した。
リア充目掛けて乱射される。
しばらくするとリア充は消えていた。
「見たか!!あの光弾はランドマスターと同じ威力を持っているぜ!!」
「いらねえよこんなもん、さ、壊そう」
その時、ヴォルダーから大量のスマートボムが発射された。
「ヤバい!!逃げろ!!!」
「うわっ!?」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガww
「何故だ!?何故ここでスマートボムを…そうだ!バグったんだ!!」
「畜生!死ねッ!!」
山田はイスを投げるが改良型リフレクターで跳ね返される。
『やめておけ、貴様ら俺を壊すな』
「なんだ…?こいつ喋るのか?」
「一応ね、頼むよ壊さないでくれよ」
「仕方ねぇな。今度俺に危害加えたらへし折るからな」
『了解』
20分後
「コミケ逝かね?」
「良いよ」
「よし、ヴォルダー頼む!!」
『了解』
瞬間、ヴォルダーの体が一瞬でグレートフォックス(アサルト)に変形した。
「これで行くぜ。非常のときには小型アステロイドベルトを発射できるぜ」
「目立つだろ…ったく」
そうして御田倉、山田、ヴォルダーの三人はコミケへと向かった。
30分後
東京ビックサイト
「よし、ついた」
「これお願いしまーす」
立っていたじじいが何か渡してきた。
「なになに?『神通力入門』!?アヒャアヒャアヒャ」
「サイコキネシスが使えるとかwwwww気狂いだなwww」
「何!?貴様らわしの教会を馬鹿にするだと!?」
「ということはお前が〇☓△◇教会の教祖(匿名)だな」
「フン!わしをなめるなよ」
「は!?」
「わしは空中浮遊も化身を出すこともできるのだ!」
「は?空中糞尿?毛チン?下ネタ言ってんじゃねえ」
「ヴォルダー、殺れ」
『了解』
「ちょ…やめろ!!」
するとヴォルダーはランドマスターへと変形しローリングで教祖を捻り潰した。
「何だったんだ…あいつは」
そのあと三人は二十冊ほど購入して帰ったとさww
完