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ミナの部屋の扉が見えたとき、ハインクの右足を激痛が貫いた。太股にレイピアが突き刺さったのだ。転ぶハインク。同時に背に抱いたミナも床を転がって目が醒めた。辛そうに立ち上がる。
「お嬢様!!貴方様の部屋に閉じ隠って下さい!!早く!!早く!!」地に伏したままのハインクは絶叫した。それを聞いたミナは自分の部屋へ向かう。
それに反応してアンナがミナに走り向かう。
「ににににに逃がさななななななないわわわ!!!」
その足首をハインクが掴んで彼女を引き倒す。
アンナが呻いている間にミナは無事、部屋に入ることができたようだった。
喚くアンナの頬をハインクが乗っかかって殴る。
「貴方の相手はこの私です」
それからも容赦無く殴る。しかし、アンナに効いた様子はなく、逆に殴られる。
よろめいたハインクが逆にアンナに乗っかられた。
「ああああ貴方みたいな老い耄れ一瞬で肉袋にしてやりますわぁあぁあぁぁあぁ!!」