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パラレルなキミ ーある雷の夜、自分とそっくりな少女?が現れたー

作者:近藤良英
中学1年の阿部祐樹は、父を亡くし母と二人暮らしをする理科好きの少年。ある雷の夜、押し入れの中から現れたのは、自分とそっくりな少女――もう一つの世界から来た「阿部ゆう子(ユッコ)」だった。彼女はパラレルワールドを研究する叔父の実験装置の誤作動により、こちらの世界に転移してきたという。二人は戸惑いながらも次第に打ち解け、互いの世界を知るうちに、現実の裏側に潜む“もう一つの地球”の存在を確信していく。
だが、二つの世界をつなぐ装置を狙う者たちがいた。叔父の元部下・横鳥教授は研究を奪い、装置を独占しようと暗躍。ユッコは誘拐され、祐樹は命懸けで彼女を救い出す。ユッコの世界では未知のアロナウイルスが蔓延し、人々が苦しんでいた。二人はワクチンのデータを手に入れ、ユッコを元の世界へ帰そうとするが、装置は暴走。祐樹は代わりにパラレルワールドへ飛び、ユッコの世界を救う決意を固める。
荒廃した世界で、祐樹は新たな仲間ナギサと出会い、命を懸けてワクチンを完成させる。その頃、ユッコは祐樹の世界で彼の代わりに生き、彼の帰りを信じ続けていた。二つの世界の少年と少女――互いの存在が、もう一方の未来を支えている。やがて再び“雷の夜”が訪れ、ふたつの約束が光となって世界をつなぐ。
それは、「誰かを想う力」が世界を変える物語だった。
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