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第1話:チートな?TS少女(20歳)爆誕

この作品はカクヨムで投稿予定の作品です、ここで先行公開しますが2話以降はおそらく投稿しません。カクヨム側でこの作品が投稿されたらこちらで2話を公開してお知らせします

――———契約精霊とは、人と契約し力を目覚めさせる力を持った存在。個体によるが特殊な力も持つ超常的な存在である―————





———どうしてこんなことになったのだろうか...

なぜ..........俺が私になって。私が魔法少女になって...悪の組織の幹部もやりつつ正義側の魔法少女というありえない兼業?をすることになって一応20歳なのに魔法少女の学園で女子学生をしているのだろうか...

なぜ…こんなことになったかというと時は1年ほど前まで遡る———



——俺はしがない21歳の大学生だった。

両親は2年前に他界して、保険金がたくさんあったから妹もそこまで苦労することはなかった。少し脱線するが、38年ほど前、世界は混沌と化した。魔物が出たのだ、それまで創作の中だけの存在だった魔物が世界中に現れた。既存の兵器では最弱レベルの魔物1体を苦労して倒せる程度、それこそ数が多ければ犠牲者も出る危うさがある。このままでは人類は滅んでしまう、そう各国や一般人が確信したころ。契約精霊、という存在が現れた。契約精霊はとある才ある少女に最初の契約を持ち掛けたそうだ。その時の言葉はこうだ、『私と契約すればたくさんの人を守れる、私と契約してくれないか?』そして少女は契約した、こうして誕生したのが日本の初代魔法少女、[フール]だった。日本だけでも1人だけじゃ守り切るのは到底不可能、しかしフールは諦めなかった。各地を飛び回ってたとえ自身が傷つこうとも魔物を倒すその姿はまさにフール(愚者)だった。その数時間後だろうか、各国各地で他にも魔法少女が生まれ始めたのだ、それによってほとんどの国は大打撃を受けたが無事だった。しかし小国はその殆どが地図から消えた。

そんな悲劇から36年後のことだ、俺と妹は悩んでいた。理由はこのままではあと3年もしたら保険金や貯蓄がなくなり生活できなくなるということだ、少し気が早い気もするがまあ何もしないよりかはマシだ。そんなある日のことだった、妹は昔から世界を守る魔法少女にあこがれていた、そして魔法少女は魔法少女の大半が所属する魔法少女管理局。通称『魔少局』に所属して活動していけばお金ももらえるということもあいまったのだろう、魔法少女となり魔少局に所属したいと言ってきた。もう既に契約も済んでしまっていていたのでダメだといえば稼ぎが少々少ない野良として活動することになるだろう、ならせめて稼ぎが多く、サポートも受けれるであろう魔少局への所属の許可を出すしかなかった。今思えばここで許可を出したからこうなったのかもしれない。本当は妹には危険な目にあってほしくない、しかしほとんど頼みごとをしてこない妹が正面からやりたいと真剣な表情で頼んできたのを誰が断れるだろうか。おそらくは誰も断れないであろう、あんなに愛らしく守りたくなる可愛いこの世でただ一人の愛しい妹であり唯一の肉親といってもいいあの子の頼みを…

とまあここまで語っておいてなんだが正直この辺は間接的にかかわってるだけの話がほとんどだ。そしてここからが本題だ。

 ある日俺は大学のとある場所で休憩をしていた、そして悲劇は起きた。

まずスマホの警戒アラートが鳴り出した、何事かと思い確認してみると強力な魔物が少し遠くに出没したらしかった、距離的にここは大丈夫だろうと思い出動している魔法少女の名前を確認したら驚いたことに妹…魔法少女[ウィンター]も出ていた。俺は少し心配になったが若くしてランキング上位に入っているので油断さえしなければおそらく大丈夫だと思いその場所を離れようとした瞬間少し遠くから悲鳴が聞こえた、その声と姿を見てその声の主が妹であると確信した直後に吹っ飛ばされた妹が大学の壁にめり込み壁が崩落し始め俺は悟った。(嗚呼…ここで瓦礫の下敷きになって死ぬんだな)と。まぁ妹がめり込んで崩落した壁の瓦礫につぶされて死ぬのも悪くないなと思いながら瓦礫の下敷きになり21年というその短い生涯が幕を閉じた———






———はずだった


『う~ん なんかかわいそうだな~面白そうだし少しだけアカシックレコードへのアクセス権限あげて蘇らせてみようかな!』

「お…まえ…だれだ…」

目を覚ますと俺の目の前には変な白フードをかぶっている変な男?女?どっちかはわからないがそんなやつがいた

『ん~そうだな~強いて言うなら世界の管理者…かな?人は神と呼ぶこともあるけどね。君の事気に入ったから少しだけアカシックレコードへのアクセス権限あげた状態で蘇らせてあげるよ』

「なんで…そんなこと…」

アカシックレコードと言ったら世界の記録じゃないか、そんなものへのアクセス権限をくれるだって?意味が分からない。

『面白そうだったからね!理由はそれだけだよ。ちなみに年齢の希望とかある?君煙草好きみたいだから20歳くらいでいいかな?』

「別に…蘇らなくていい…」

俺はもう死んだんだ、心残りといえば妹の結季くらいだ…

『え~?いいの?君が死んだ1年後くらいに送ってあげようと思ったのに~…君の妹がどんなふうに成長したか気にならない?』

「!」

『わかりやすいね~さすがシスコン。妹のほうもブラコンみたいだしお似合いだね』

こいつ…まあいい、じゃあお言葉に甘えようじゃないか

「要望を…言ってもいいか?」

『じゃんじゃん言ってね!』

「じゃあまず——————」




『ホムホム、まとめるとこうだね?まず妹の結季ちゃんを見守りたいからそれができるだけの隠密能力やもし魔物に襲われても素で問題なく戦えるほどの身体能力に視力等の能力や無尽蔵の体力。それと戸籍や身分証と家…このくらいでいいかな?』

「あぁ、これで十分だ。」

最初はなんだこいつと思ったがこいつには感謝しておこう…

『それじゃあいってらっしゃーい!あっそうだ!結季ちゃんを見守るのに男だと最悪通報されかねないから体は女の子にしといたから!君の好きなように過ごしてねえ~』

「は!?ちょっ!—————」

そこで俺の意識は途切れた






—————俺はどこか見覚えのある公園のベンチで目を覚ました

「ここは…桜公園のベンチか…」

ベンチから起き上がると出かかっていたのかポケットからスマホが落ちた。

そして俺は見た、見てしまった。結季には負けるが長い髪で綺麗な色の白髪、少々くせっけで下のほうがはねている。顔も触ってみた感じ結季と同じくらいハリがあったりスマホで見た感じ肌も白くてかなりの美少女…なのだが、ここで一つ問題があった。なぜか背が低かった、何㎝かはわからないがとても20歳の体には見えなかった。そんな時にスマホからピコンと通知が鳴ったので見てみるとなんとメッセージが送られてきていてそれを送ってきたのは例の管理人…神だった。ちなみに時間を確認したら夜の11時だった。こんなご都合主義的なことをしてくるとは…と思いながら中身を読んでみるとこう書いてあった、

『やっほーそろそろ目は覚めたかな?ちょっと説明するね~まずそのスマホだけど容量はほとんど無限だから買い替える必要もないよ~壊れることもないし充電も切れない上に君と魂がつながっているからどこにあっても呼び出せるようにしといたからね~あと戸籍上は君の名前は小神 秋那(こがみ あきな)。経歴は色々弄って君の一つ後輩って感じで学校は前の君と全て同じで大学中退ってことになっているよ。同級生達は君のことはなんかいたな~って感じな認識だからね~ちなみにちゃんと20歳だから心配しないでね。選別として君のよく吸ってた銘柄の煙草1箱とライター入れといたよ。あと君の身分証はポケットの中に入ってるよ、家の住所は——————だよ!家賃は心配しないでね!僕が買ったから!税とかはうまくやっとくから心配しないでね。ついでに通帳も用意しといたから1000万くらい入れとくね。ps.生身でも魔法使えるようにしといたからね~結界魔法とかも使えるから、あと魔力って体力依存だから無限の体力のある秋那は実質魔力無限だよ~また連絡するね 神より。』


「とんでもねぇ爆弾残していきやがった…とりあえず書かれてる住所に行ってみるか…なんか鍵もポケットに入ってたし…」

とりあえず俺は神のやつが用意してくれた家へと向かった





俺は例の住所の通りに家へと向かい家に着いた…ちなみにそれなりに大きい一軒家だった。あいつなにサラッとそれなりに大きい一軒家買ってんだよ…

「えぇ…とりあえず入るか…」

軽く引いた、ありがたいが…


家の中に入ると意外と普通の内装だった、以前の家の内装に近い感じで落ち着く。

そうして少し油断したときに後ろから声が聞こえた

『やっほ~』

「!?」

『びっくりした?フフッ…』

たしかにびっくりしたがそれを伝えるのは少々癪に障る…というか…

「何の用だよ、ていうか直接出てこれるならさっきのメールの意味…」

『あれは送った直後だったし外だったからね、ここなら大丈夫だから出てきたんだよ~』

「で、結局何のために来たんだよ」

『あぁそれね、この家の部屋の案内とついでに生身でも使えるようにした魔法の説明をしとこうかな~ってね。』

あぁそういや最後に書いてたな…あの特大の爆弾…はぁ…

「とりあえず案内頼む」

『はいは~い』

そうして俺は家を案内してもらった、リビングやキッチン、寝室に風呂、トイレ、和室や物置に空き部屋、自室等々があった。

『次の部屋が最後だよ~』

かなり部屋が多かったが次で最後のようだ。最後の部屋に着いて扉を開けると小部屋といった感じの広さがあったが一つ他の部屋とは違うことがあった、地下への階段があった。1階最後の部屋だけ後回しにしたのはこのためか…

「この下はなんなんだ?」

『この地下はね~君が妹を見守る中で撮った写真を保管したりとかで自由に使える部屋だよ~』

ほう…わかってるじゃないか

「ありがたいな。見た感じかなりの広さもあるようだ…アルバムを入れる棚もたくさん置いてある…」

『どうだい?』

「あぁ、ありがとうな。」

『君が感謝するなんて珍しいね~』

「俺が感謝したらダメか?」

『いやいや、そんなことないよ。とりあえずリビングに戻ろうよ』

「?そうだな、」

あぁそういえば魔法について説明するとか言ってたからそれか



そうしてリビングに戻ってきた俺は魔法の説明を神から受けた。

『まあまず前提条件なんだけど~そもそも魔法って全人類が使える素質を持っているんだよ。』

「じゃあなんで魔法少女しか魔法を使えないんだ?」

『それはね~あくまでも素質、だからね。その素質は個人差があってそもそもこの世界の魔法を使うには男より女の魔力の方が魔法を使いやすいから魔法少女しか魔法が使えないってことになっているんだけどね~正直契約精霊って魔法を使うために素質を目覚めさせる姿に変化させる力を持ってるだけなんだよね~まぁ上位契約精霊以上は個人で何かしら固有能力を持っているんだけどね。魔法を使うのには素質を目覚めさせる姿にならないといけないから現状契約しないと魔法を使えない。でも君の体は元々僕が作った特殊な肉体だから素で魔法が使えるんだ。まぁ契約精霊と契約してもいいけど上位以上の契約精霊と契約したほうがいいよ~そしたら新しく能力や魔法が使えるからね~』

「ほ~それで結局俺の使える魔法って結界魔法以外は何があるんだ?」

『ああぁそれね、まずさっきも言ってた結界魔法、これはいろんな結界を張れるよ。例えば魔力を外に出さないとか外からは何も見えないようにしたりとか別次元に隔離して現実に被害が出ないようにしたりとかまあ基本何でもありだと思っていいよ。あとは肉体変化魔法ね、これはまぁわかると思うけど肉体を変化したり強化する魔法だね、元々高い視力を強化したり聴力を強化して遠くの声を聞こえるようにしたり特殊な変化をさせて聞こうとしたこと以外聞こえないように鼓膜とかを変化させたりね後は回復魔法と造血魔法、血液操作魔法かな。回復は込めた魔力量に応じてどれだけ回復するか決まるけど血は回復できないよ~』

「そこで造血魔法ってことか」

『そういうこと~それで血液操作だけどね~まあまずこれが君の魔法での攻撃手段かな、これは血であれは君ので無くとも血なら操れるから例えば血を操作して武器を生成したり止血したり失血死させたりとかいろいろ使い方があるよ~あぁあとキモイと思ったやつとかの血を武器に変化させて内側から破裂させたりとかもできるよ。』

「うわぁ…考えることエグ…」

若干引いた。

『ひどいな~まぁいいけど。あと造血魔法で作った血もしっかり操れるからね』

いいのかよ。

「とりあえず日用品とか服とか買わないとな…今の時間は…(午前)3時か…いったん寝るか」

『あぁそれと君今女だから生理来るから生理用品買ったほうがいいよ~』

「は?」

『まぁ軽めになるようにはしたから苦しまないとは思うけどね』

「俺そういうことわからねぇんだけど…」

『アカシックレコードにアクセスできるんだから調べればいいんじゃないかな』

「そんなしょうもないことに使っていいのかよ」

『別にいいよ~あと君女の子なんだから女ものの服とか下着も買い漁っときなよ~』

「俺一応男の時の感性残ってるからなんか嫌なんだけど」

『後々困るだろうけどいいのかい?』

「ぐぅ…」

なんか嫌な予感がめっちゃする…

「てかお金ないじゃん」

『通帳から出しなよ』

「あぁそういえばあったなそんなの」

完全に忘れてた…



翌日の11時、コンビニで買った朝ご飯を食べてから通帳からお金を引き出して近くのデパートに日用品や服、下着を買いに来ていた。アカシックレコードで検索したので服の着方とか種類とかはわかるがセンスは自前でなくてはいけないので少々困っていた。まぁ店員に聞けばいいだろ

「すいませーん」

「いらっしゃいませ。どのような服をお探しですか?」

「普段着に使える服を探してるんですけど選び方がよくわからなくて」

「そうでしたか、ちなみにおいくつなのでしょうか。」

「二十歳です」

「えっと…聞き間違いでなければ二十歳…とおっしゃいましたか?」

「はい、それが何か?」

(え?二十歳?中学生、最悪小学生にも見えなくもない見た目と身長で二十歳?もしかして大人に見せたくて噓でもついたのかな?)

「えっと…親御さんとかは」

(あっこいつ絶対俺のこと二十歳だと思ってないな…身分証…バイクの免許証あるからそれでいいか)

ちなみに死ぬ前もバイクの免許は持っていたので運転とかは問題なくできる

「あの、免許証ならありますけど」

「へ?」

俺はバイクの免許証をみせた。すると免許証に書かれている年齢を見て店員は血相を変えて謝ってきた

「申し訳ございません!見た目で噓をついていると思ってしまいました!ほんっとうに申し訳ございません!」

「もういいので服を選んでください…」

「はい!お客様にお似合いになる服を選ばせていただきます。」

はぁ…やっとか。そう思って油断していたらそれはもう長い時間着せ替え人形になった。最終的に一番おすすめされた服を数着と個人的に気になったパーカー付きの服も買った、あとついでに下着も。その後食品やその他日用品に生理用品等これからの生活に必要になるであろうものを大量に買った。アカシックレコードのおかげでそういう知識は手に入れることができたので良かったと思いながら俺はデパートを出て帰路に就いた…


そして家に帰り着いた後気づいた。昼食食ってねえなぁ…と。

というわけで再びデパートに辿り着き、昼食を食べたので帰ろうとしたその瞬間。けたたましい轟音とスマホの警戒アラートが鳴ったのでそこで察した。

(あっ巻き込まれたわこれ)と———

ps.隠居転生天使のまったり冒険記は現在絶賛ネタ切れしております、なんでもいいのでネタをください。現在ストックがありませんのでネタをご提供頂けると非常に助かりますので、どうか!ネタを!ご提供ください!

以上、作者からのお願いでした。m(_ _)m

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