第5話出身
タニヤマ:「じゃあ今日はヨツヤくんも入れて3人で盛り上がりましょう!」
ソトナカ:「うぃーカンパ…KP!」
ヨツヤ:「カンパーイ。いやぁ誘ってくれるのは嬉しいけど、よかったの?家にお邪魔しちゃって。」
タ:「大丈夫大丈夫。俺ら2人で飲んでたらこの部屋がゲロまみれになるからな。ちょうど掃除係欲しかってん。」
ヨ:「え…マジ?」
タ:「いやいや、ジョークジョーク!関西では5秒に1回はボケなあかんねん。もしボケるの忘れたら体が内側から爆発してまうねん。」
ヨ:「あ、あーそうなんだ!やっぱ関西出身の人は面白いな〜!」
タ:「せやろ!ちなみにボケを拾えへんかったやつは罰として指の骨を無作為に折られるから気をつけや!」
ヨ:「あはは!それは僕でもジョークってわかるよ〜。」
タ:「ははは。」
ソ:「なんで俺のKPを誰も拾ってくれんの?」
タ:「ん?」
ソ:「いや、さっき乾杯って言いかけて、KPって言ったやん。」
タ:「それボケかぁ?」
ソ:「いやボケやん。いつもなら『言い直す意味ないやろ』くらいのツッコミ入れるやん。」
タ:「いやいや、それはおもんないわ。おもんないボケにはツッコむ必要ないやろ。」
ソ:「なんやそれ。次はあれか、おもんないボケしたやつは一気飲みしろとでも言うんか。」
タ:「まあまあ。今日はヨツヤくんもいるんやし、そんなカッカせんと盛り上がろうや。なあヨツヤくん。」
ヨ:「うん。ごめんねソトヤマくん、上手くツッコめなくて。」
ソ:「いや、ヨツヤくんが謝る必要はないけど…。」
タ:「ヨツヤくんって普段どこで遊ぶの?俺ら2人とも関西出身だから東京のことよくわからんくてさ~。」
ヨ:「んーまあベタに新宿とかかな。」
ソ:「大阪でいう梅田やな。」
ヨ:「そうなの?歌舞伎町方面は最近治安良くないからあまり行かないけど。」
ソ:「大阪でいう宗右衛門町な。」
ヨ:「うん。他は無難に渋谷とか。」
ソ:「大阪でいう難波な。」
ヨ:「…オシャレな所だと表参道とかとかも行くけど」
ソ:「大阪でいう心斎橋な。」
ヨ:「めっちゃ言い換えるじゃん。めちゃくちゃ張り合ってるじゃん。」
ソ:「いやいや、東京様に張り合おうなんて滅相もございやせんよ。」
ヨ:「感じ悪っ!」
タ:「ごめんなヨツヤくん。こいつ上京してもうすぐ3年目なのに、まだ東京にコンプレックス持ってんねん。」
ヨ:「3年目ならむしろ東京の人を名乗ってもいいくらいでしょ…。てか僕も東京出身って訳じゃないし。」
ソ:「あ、そうなの?」
ヨ:「そうだよ、関東の出身ではあるけど、東京に住み始めたのは大学からだよ。」
ソ:「なあーんだ、はよ言うてーや!東京の人かと思うて身構えてもうたわ!」
タ:「急に距離近くなるやん。」
ソ:「いやぁ、そうと知れば何か急に親近感湧いてきたなぁ。実はな、俺らも関西出身て言っても大阪の出身ではないねん。」
ヨ:「あ、そうなんだ。」
ソ:「せやねん、なんか関東関西の中心からずれてるって部分がシンパシー感じるわぁ。ちなみにどこ出身なん?千葉?埼玉?」
ヨ:「ああ、僕は横浜出身だよ。」
ソ:「…。」
ヨ:「ん?ソトナカくん?」
ソ:「…あ、いや。へぇえ。オシャレなとこの出身なんですねぇ。」
ヨ:「急に距離遠くなったんだけど。」
タ:「ごめんなヨツヤくん。こいつ横浜にもコンプレックス持ってんねん。」
ヨ:「聞いたことないコンプレックスなんだけど。」
タ:「なんかごめんな。シンプルにオシャレな所全般苦手やねんこいつ。」
ヨ:「ふーん。ちなみに2人はどこ出身なの?」
ソ:「…がです。」
ヨ:「なんて?」
ソ:「滋賀です。」
ヨ:「あ、へえ滋賀の出身なんだ。」
ソ:「今こいつ関西出身アピールした割に滋賀出身なんだって思ったやろ。」
ヨ:「いやいや!、全然そんなことないよ!たださっき東京の街を大阪の街に言い換えてたのに、滋賀の出身なんだって思って。」
ソ:「ふぐぅっ。」
タ:「自分で自分の首絞めてるやん。」
ヨ:「ちなみに、滋賀の人ってどこで遊ぶの?」
タ:「まあ、大津の方とか…。」
ヨ:「大阪でいうと、どこにあたるの?」
ソ:「ふぐぅっ。」
タ:「自分で自分の首絞めてるやん。」
ソ:「大津は…大津は…大阪でいうところのUSJや!」
ヨ:「…。」
ソ:「…。」
タ:「…滑ったから一気飲みやな。」
ソ:「ふぐぅっ。」
タ:「自分で自分の首絞めてるやん。」