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タマチ(白いハイヒールの捜索)

 まずは品川駅に近い方に

 声を掛けてみる。


女性

「ぶつぶつ……

 ぶつぶつ……

 つぶつぶ……

 つぶつぶ……はっ

 い、いつからそこに?

 わ、わたしに何か用?」


「どうかした?」


 「いえ、別に……」を選択したら

 話が流れてしまいそうだ。


女性

「え? え、えっと……

 でも、君のことよく知らないし……

 ……いや、そんなこといってる

 場合じゃないよね……

 ……実はわたし、モデル志望なんだけど、

 こんど大事なオーディションがあるの。

 とあるハイヒールを履いてオーディションに

 行くと絶対受かるってウワサがあってね。

 その靴を手に入れたくて一日中

 探し歩いてるんだけど、やっぱりダメ……

 もう20年近くも前のウワサだもん……

 見つかるほうが不思議だわ。

 自分でも馬鹿げてるって思うけど、

 わたし、どうしても受かりたいの。」


「探してみようか?」


 「頑張って……」を選択したら

 話が流れてしまいそうだ。

 さっきの「いえ、別に……」もだけど、

 これらの選択肢いらないでしょ?


女性

「え、ほんとに? 忙しい学生さんに

 頼むなんて申し訳ないけど……

 うん、もし手伝ってくれるなら、

 すごく助かるわ。」


!クエスト

 「まだ見ぬ空へのはばたき」

 を受注しますか?


「はい。」


!クエスト

 「まだ見ぬ空へのはばたき」

 を受注しました。


女性

「ありがとう! そのハイヒールは

 白いエナメル製で、裏のソールだけが真っ赤なの。

 かなり珍しいデザインだから、きっと

 見つけたらすぐにわかるわ。

 20年くらい前に港区の田町で

 売っていたらしいんだけど、

 今はもうお店もつぶれちゃってるし……

 とにかく、どこかで見つけたら

 教えてほしいな。」


 ダアト港区のタマチで間違いないだろう。

 さっそく研究所に戻り、ターミナルで移動した。


 タマチを北に進んでいくと、

 小マップに緑のマーカーが見えてくる。

 そこに向かって行ってみるとモー・ショボーがいた。


悪魔(凶鳥モー・ショボー)

「ふんふんふーん。」


 悪魔は真新しい靴を履いている……

 それでご機嫌のようだ。


「いい履き物だな。」


 そっとしておいたら話が進まないよね?

 ここは声を掛けるべきでしょ。


悪魔(凶鳥モー・ショボー)

「いいでしょー、このクツ拾ったんだー。

 うふふ、あなたもほしい?

 向こうのビルに、服とかクツが

 たくさん置いてあるんだけど……

 あっ、でもあなたじゃダメかぁ。

 翼がないとあそこへは行けないもん。」


 するとアオガミから声が掛かる。


アオガミ

「たしか、女性からハイヒールを探すよう

 依頼を受けていたな。

 20年ほど前に港区で出回ったもの

 と言っていた…… こちらの世界なら

 まだ残っているかもしれない。

 悪魔に頼んで、代わりにそのハイヒールを

 探してもらうのはどうだろうか。

 一時的にマガツヒの波長を合わせれば、

 この悪魔の視界を借りて探し物ができるだろう。」


 アオガミって結構サブクエスト乗り気だよね。


悪魔(凶鳥モー・ショボー)

「……え? わたしにとってきて

 ほしいものがあるの?

 白いえなめるのはいひーる?

 よくわかんないけど……

 わたしになにかしてほしいなら、

 お駄賃に500マッカほしいな。」


 大鳳吼は500マッカ支払った。


悪魔(凶鳥モー・ショボー)

「やったやったぁ。

 儲かっちゃった。

 わたし、モー・ショボーっていうの。

 よろしくね。

 それじゃ、その白いクツを

 探してきてあげる。」


 そして場面は探し場所へと移った。


モー・ショボー

「えーと、あなたが探してるのは

 クツなんだよね?

 うーん、この辺の赤い鉄のハコに

 入ってるかな……

 それとも、坂の下のクルマが

 たくさんあるところかも?

 とにかく、探してみよー。」


 進んでいくと、まずは自販機。

 赤い鉄のハコってコレの事を言ってたのか。


モー・ショボー

「この箱、何が入ってるんだろうねぇ?」


 とりあえずボタンを押してみたが


モー・ショボー

「……なにも起きないよぉ?」


 周囲に空き缶が散らばっている。

 元は自販機に入っていたものだろう……

 取り出し口を覗かせたら


モー・ショボー

「……あれ? なにか入ってる!」


 悪魔は500マッカを見つけた!


モー・ショボー

「わーい、マッカだマッカだぁ!」


 ほっておこう。

 そのままモー・ショボーにあげてもいい。


モー・ショボー

「うふふ、今日はたくさん儲かっちゃった。

 このマッカは貯金しておくんだぁ。

 それでね、いっぱいマッカを

 貯めたら旅に出るの!」


 貯金とはしっかり者だが、今の台詞は

 クエストナビのフラグが立ちそうだ。

 自販機を叩かせてみると


モー・ショボー

「えいッ。」


 ずれた自販機の下から

 何かが出てきた……


モー・ショボー

「ん? なんかの絵かな?」


 チラシのようだ……


 200X年限定モデルのハイヒール!

 白のエナメルと赤いソールの

 組み合わせがオシャレ!

 坂道下の通りに面した

 ショップにて販売中!


 女性が言ってたハイヒールのチラシだ。

 ちなみに、

『白のエナメルと赤いソールのハイヒール』

 でググるとそれらしい現物写真を見れる。

 確かにお洒落だけどレベル高いなー。

 このネタを考えた製作者様の

 日頃のファッションを見てみたい。


 自販機を離れて左側の坂を下る。

 そこから右に折れてすぐ右の細い上り坂を登った。

 すると廃ビルにいるオンモラキに

 声を掛けることができた。

 凶鳥同士だから先輩後輩にあたるのかな?


悪魔(凶鳥オンモラキ)

「よお! おまえもごみあさりか?

 このへん、いいかんじに腐った

 カンヅメがいっぱいあるんだよなー。

 ちょうどニンゲンの肉みたいで

 うめーんだ!」


モー・ショボー

「ふーん、そうなんだぁ。」


悪魔(凶鳥オンモラキ)

「……っておまえ……

 鳥の頭に、赤いカラダ……

 わあ! わ、わわわわあ!

 た、タイヘンしつれいさせて

 いただきました!!」


モー・ショボー

「どっか行っちゃった……

 どうしたんだろ?」


 先輩にタメ口たたいてしまった!

 って感じで慌てて逃げたんでしょ。


 廃ビルを離れて坂の下へ。

 車やバスが見えた。

 そのうちの車に近付く。


モー・ショボー

「ねーねー

 ここで一休みしてく?

 このクルマってやつ、もう動かないけど

 あったかくて座りごこちがいいんだー。」


 中を覗かせてみると


モー・ショボー

「うーん……

 曇っててよくみえない……」


 車体をよく見ると、


モー・ショボー

「閉まってるねー。

 中には入れなそう……

 あ、ここだけ穴があいてるー。」


 窓ガラスが割れていた。

 そこから中を覗かせてみると


モー・ショボー

「うーん、なんか本みたいなのがあるよ。」


 漫画本のようだ……

 何度も読まれた形跡がある……


モー・ショボー

「ねえねえ、この本は

 どんなお話なの?」


 内容が分からないのに、

 ここでまさかの3択。

 ここは魔界らしく


「怖い話だ。」


 と言ってみた。

 しかしながら悪魔に怖いは無縁らしく


モー・ショボー

「こわいお話?

 アクマよりこわいものなんてあるのぉ?

 あっ、でも寒くて静かなところは

 ちょっとこわいかも~

 それと、お腹がすくのも!

 お腹がすいた女の子ってこわいんだよぉ。」


 お腹が空いた女の子ね。

 モー・ショボーには和菓子が似合いそう。


 次はバス。


モー・ショボー

「これもクルマなの? 他のより大きいね。」


 車体をよく見ると

 砂と熱に晒され、風化している……


モー・ショボー

「これ、走ったらどのくらい

 速いんだろうねー。」


 中を覗かせてみると

 座席の上に古びた人形らしきものが見える……


モー・ショボー

「だれか乗ってるみたいだよ。

 あれって……小さいニンゲンかなぁ?」


 バスから離れようとすると


モー・ショボー

「わたしこのクルマの

 使い道わかっちゃった!

 たぶん、たくさんのシタイを

 運ぶためにつかってたんだよぉ!」


「死体は運んでない。」


 「その通りだ。」って言って

 合わせてあげた方が良かったか?


モー・ショボー

「……え?

 運ぶのは生きてるニンゲン?

 なんで?

 生きてるなら歩かせればいいじゃん。

 それで、わたしはクルマに乗って

 どっか楽しいところにいくんだー

 魔界はあぶないとこだけど、

 クルマがあれば安心だもんね。」


 歩ける距離なら歩くかもだけど、

 乗るのは無意識に時間に追われてる

 さがだよね。


 次はテント。

 誰かが生活していた跡がある……


モー・ショボー

「魔界に迷い込んだニンゲンが

 いたのかなぁ。」


 いくつか調べられるものが

 ありそうだ……

 服を見ると


モー・ショボー

「この服が見たいのね。

 はい、これでどお?」


 砂まみれのシャツだ。

 いくつも穴が空いている……


モー・ショボー

「この穴……

 クチバシでつっついたみたいに見えない?」


 空き缶を見てみると


モー・ショボー

「げ~…… これ触るの?

 仕方ないなぁ……」


 鋭いもので蓋を突き破ったような

 痕跡があるが、中身はほとんど手付かずだ……


モー・ショボー

「わたしが脳ミソを吸うときは、

 するどいクチバシで頭に穴をあけるんだよ。

 え? クチバシがみたい?

 ……そうだなぁ、あなたの脳ミソ

 くれるなら考えてもいいよ。」


 なかなか凶鳥らしい台詞だ。

 メモを見てみると


モー・ショボー

「この紙切れ? なんて書いてあるか

 わかんないけど、あなたは読める?」


 悪魔の視界を通して文字が読める……

 ここにいた人間の手記のようだ。


「このわけのわからない場所にきて

 1週間が経った。ようやく悪魔が

 入ってこなそうな場所を見つけられた。

 向かいはアパレルの店舗だったらしい。

 がれきの奥に、白いハイヒールがあった。

 彼女に贈ったら喜びそうだな……

 ここで生き延びていれば、彼女に

 また会える日が来るのだろうか……」


 Ⅲでは皆、思念体かマネカタになっていた。

 人のままだとすれば最近魔界に迷い込んだ者

 という事になる。


 ここから離れようとすると


モー・ショボー

「ねえねえ、ここにいたニンゲンって、

 どうなったのかな?」


「元の世界に帰った。」


 希望的な可能性の一つだ。

 缶詰の中身が手付かずというのは気になる。

 少なくとも食べる物が無くなって餓死

 という線は無い。

 シャツの穴は肉を啄まれたと推測すれば、

 缶詰を食べる直前に魔物に殺されたという

 仮説が成り立つ。

 しかしそれをありのまま語る気には

 なれなかった。

 たとえ嘘でも、運良く帰れたと思いたい。


モー・ショボー

「そっかー。

 じゃあきっと、誰かのそばで

 死んだんだね。」


 最後はバスの奥。

 そこに行ってみると

 がれきの下に何かが見える……

 手を突っ込ませてみると


モー・ショボー

「こんなところに手を入れるの、

 わたし、怖いなぁ……

 でも、もう調べるところは

 ここしかないかぁ。

 え~ こういうシゴトをさせるなら、

 もっとお駄賃がほしいよぉ。

 んーとね、50000マッカ!

 50000マッカほしいな。

 キケン手当みたいなものって

 ことで……ね?」


 モー・ショボーが交渉していると、

 何処かから別の悪魔の声が聞こえてきた。


悪魔(堕天使アンドラス)

「ほほう……招かれざる客がお越しのようだ。

 近ごろここに訪れては私のコレクションを

 盗んでいたのはキサマか?」


モー・ショボー

「ハウッ。

 わわわわわたし……そのぉ……」


悪魔(堕天使アンドラス)

「答えずともよいぞ!

 キサマはこれからミンチになるのだからな!

 この前の人間と同じように、

 私が美味しくいただいてやろう!」


 やっぱり殺されていたのか。

 その台詞は聞きたくなかったな。


モー・ショボー

「ふえーん!」


 モー・ショボーは、

 急いで吼の元へと駆け寄った。


モー・ショボー

「ひゃあー! おたすけー!」


 アンドラスが追いかけてきた。


悪魔(堕天使アンドラス)

「ええい! どこへ逃げたッ!

 ……む! そうか、まんまと敵陣に

 誘い込まれたようだな。

 ははははは! ならばみな殺しよ!

 誰もここから生きては帰さぬッ!」


 堕天使アンドラス3体との戦闘が始まった。


1ターン目


 吼、破魔の小秘石、

 魔人マタドール、マハジオ-5、

 魔人だいそうじょう、マハンマ+4、

 堕天使アンドラス2体が躱した、

 邪鬼ロア、パス、

 吼、堕天使アンドラス2にハマオン+3、

 魔人マタドール、マハジオ-5、

 魔人だいそうじょう、煩悩即菩薩+4、

 堕天使アンドラス3体睡眠状態になった、


2ターン目


 吼、堕天使アンドラス2にハマオン+3、

 魔人マタドール、パス、

 魔人だいそうじょう、マハンマ+4、

 邪鬼ロア、パス、

 吼、堕天使アンドラス2にハマオン+3、

 魔人マタドール、マハジオ-5、

 魔人だいそうじょう、煩悩即菩薩+4、

 堕天使アンドラス1と2が睡眠状態になった、

 堕天使アンドラス3が混乱状態になった、

 邪鬼ロア、パス、


 堕天使アンドラス3、ウインドブレス+2、


3ターン目


 吼、堕天使アンドラス2にハマオン+3、

 魔人マタドール、聖獣チロンヌプに交代、

 魔人だいそうじょう、マハンマ+4、

 堕天使アンドラス2、瀕死、

 邪鬼ロア、堕天使アンドラス1にドルミナー+4、

 堕天使アンドラス1に抵抗された、

 吼、堕天使アンドラス1にハマオン+3、

 聖獣チロンヌプ、堕天使アンドラス1にハマオン+2、

 魔人だいそうじょう、煩悩即菩薩+4

 堕天使アンドラス1と3が混乱状態になった、

 邪鬼ロア、堕天使アンドラス1にアタック、


 堕天使アンドラス3、堕天使アンドラス1にアタック、


4ターン目


 吼、堕天使アンドラス1にハマオン+3、

 聖獣チロンヌプ、堕天使アンドラス1にハマオン+2、

 堕天使アンドラス1、瀕死、

 魔人だいそうじょう、マハンマ+4、

 邪鬼ロア、アタック、

 吼、ハマオン+3、

 聖獣チロンヌプ、ハマオン+2、

 魔人だいそうじょう、ハマオン+4、


 以上、終了。

 1125マッカを手に入れた。

 最も高かった経験値は、

 聖獣チロンヌプと邪鬼ロアの14453EXPだった。


 今回『一撃必殺+禁じられた言葉』が

 サブクエストのボス敵に通じるか試してみたが

 やっぱり通じなかった。

 一撃必殺はボス戦以外で有効と確定。

 マタドールは今後、ボス戦から外して

 探索時のスタメンと位置づけよう。

 『煩悩即菩薩+禁じられた言葉』はOKのようで、

 よく寝て、よく混乱してくれた。

 強化されたアンドラスだったので戦闘自体は

 長引いたが、ダメージはウインドブレス1回

 喰らったのみなので、割と楽だったと思う。


悪魔(堕天使アンドラス)

「ぐぅ……」


 堕天使アンドラスは消え去った……


モー・ショボー

「わぁ、あなたってとっても強いんだね。

 守ってくれてありがとう。

 それじゃ……これどーぞ!」


 大鳳吼は白いハイヒールを手に入れた。

 50000マッカの話は、

 今モー・ショボーを助けたからか、

 要求してくる気はないらしい。


モー・ショボー

「それ、あなたが探していた白いクツだよね?

 うふふ、さっきの悪魔が暴れたときに

 見つけて拾っといてあげたの!

 ところで、そのクツどうするの?」


 東京にこのクツを求めている

 人間がいると伝えた……


モー・ショボー

「わぁ、すっごーい! ニンゲンの世界に?

 あなたはいろんなところを旅してるんだね。

 いいなぁ、わたしも旅に出てみたいな……」


「いっしょに来る?」


 「ここにいたほうがいい。」というのは

 選択肢としてどうかなー。

 モー・ショボーは見た目に反して強いから、

 タマチじゃ物足りないでしょ。


モー・ショボー

「わぁ、ほんとに?

 うれしいなー

 わたし、ずっと旅に出たかったの。

 あなたと一緒なら安心だわ。

 それに、誰かといっしょの

 ほうが旅は楽しいもんねぇ。

 わたし、タマチの龍穴で待ってるから、

 いろんなところに連れてってね?」


 今はピクシーがいるから後でねといった感じ

 なんだけど……ナビキャラ多すぎ!

 以前にも言ったけど、使い切れないよ、絶対。


 あとは龍穴で研究所に戻り、女性の元へ。


女性

「あ、君!

 例のハイヒールは見つかった?」


 吼は白いハイヒールを渡した。


女性

「え、これってまさか……?

 白いエナメルで裏は真っ赤なソール……

 またとない優美なデザイン……

 わかるわ、これがあのハイヒールなのね!

 ありがとう、本当に。

 なんてお礼を言ったらいいか……」


!クエスト

 「まだ見ぬ空へのはばたき」

 を達成しました。


 大鳳吼は悪魔の豪華箱を2個手に入れた。

(なんで一般女性がこんなの持ってんだ……)

 経験値8500EXPを得た。

 大鳳吼がレベルアップした。


☆合一神:大鳳吼Lv42/HP242/MP198

 耐 性:氷結吸収、破魔無効、幻惑・混乱に強い

     火炎・電撃に弱い

 能力値:力62/体32/魔33/速43/運43

 スキル:ハードヒット+1/鎧通し+1

     轟雷+3/ハマオン+3/吸魔+1

     会心の覇気+3

 ユニークスキル:マガツヒの還元


女性

「わたしね、ずっと周りになじめなくて……

 モデルの仕事で認められたら

 この街に居場所ができるような気がしてた。

 でも、君みたいに優しい人がいるって

 わかって嬉しかったな。

 わたし、このハイヒールで

 オーディション頑張るわ!」


 女性は去っていった……


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 Name 大鳳吼

 Location 東京

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