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妖精の集落(秘神キンマモンの依頼)

 広大な森なので行ける範囲が広すぎる。

 とりあえず小マップを確認すると、

 北の方に登はんポイントが見えていた。

 まずはそこに向かう。


 廃ビルの登はんポイントから上がると、

 奥に自販機2台あるのが見えたので、

 まずは遺物を入手。

 その後、登はんポイント付近に戻って

 坂道のような岩を登った。

 そこから土手を登って上の階にジャンプ。

 (ダッシュは不要。)

 この階でも自販機2台から遺物を入手する。

 破れた漫画本が入手しやすいようだ。


!破れた漫画本

 所々破れている漫画の単行本だ。

 魔界を冒険する隻腕少年のハードな生き様が

 描かれているのをよく目にする。


 隻腕の主人公なんて聞いたこと無いな……


 ここから北西に進むと、宝箱のある所に

 飛び降りることができる。

 ネコマタの写せ身を手に入れた。

 アクセルクロー、獣眼、ダマスカスクローと

 物理系の良いスキルが揃っている。


 また上に戻って今度は北東に進むと、

 北に長く続く路面を進むことができる。

 かなり広いが道路ではなさそうだ。

 元が何だったのか、全く想像できない。

 大きなショッピングモールの跡地だろうか?

 そう思いながら歩いている途中、

 調査ポイントで御魂サキミタマと戦闘。

 物凄く嫌な遺物を置いていった……!


!ネズミの木乃伊

 街中に住んでいただろうネズミの木乃伊だ。

 保存状態が悪いので、衝撃ですぐ壊れてしまう。


 そんなの拾ったら、

 タオとヨーコは絶対に嫌がると思うぞ。

 衝撃ですぐ壊して土に還した方がいい。

 ただギュスターヴは4000マッカと

 高値で買い取ってくれるので無下にできないが。


 北に進み行き着いたところで宝箱発見。

 ナーガの写せ身を手に入れた。

 火炎耐性があるので、魔人だいそうじょうに

 付けてあげるのが良いかも。

 後で検討しよう。


 行き止まりなので、

 一旦回帰のピラーで龍穴に戻る。

 戦闘が調査ポイントの御魂1回のみだったので、

 回復は不要だ。

 妖精の姿が全く見えないのが気になるが、

 とりあえず探索再開。

 次は北西へ進む。


 先ほど登はんポイントから登って宝箱を見つけた際、

 実はマガツ口も見えていた。

 そこへ向かってみようと思う。

 そう思い龍穴から北西方面へ振り向くと

 会話マークが見えた。

 近付いてみると妖精ハイピクシーがいた。


悪魔(妖精ハイピクシー)

「ようこそ、見慣れない悪魔さん。

 暴れたりはしないよ……ね?」


 これだけ穏やかな場所じゃ、

 戦闘そのものが無いだろう。


 ここから西南西にある、壁が少し残ったような

 廃墟の片隅でうずくまっているミマンを発見。


ミマン(90体目)

「オベロン様ト ティターニア様ハ

 オ似合イダナ。

 ミマンノ 俺ジャ…… クッ!」


 ミマンにも恋愛感情があるらしい。

 大鳳吼は御厳を6手に入れた。

 ミマンの発見数が90体になったので龍穴に戻り

 骸の隠れ家へ。


ギュスターヴ

「お前はこれまでに

 90体のミマンを発見したようだな。

 褒美にこれをやろう。」


 大鳳吼は

 鬼神族の護符を手に入れた。


!鬼神族の護符

 種族「鬼神」の仲魔が

 マガツヒスキル「禍時:貫通」を

 使えるようになりました。

 【スキルの効果】

 ターン中、味方全体に

 全ての攻撃が相性を無視して貫通する効果を

 付与する。


 貫通は強力だが弱点を突くわけではないので、

 言ってしまえば万能系魔法と大差ない。

 もう一声プラス効果が欲しい気がする。


ギュスターヴ

「次は95体で褒美をやろう。

 しっかり探してこいよ!」


 では探索再開。


 妖精ハイピクシーのいたその先にも

 会話マークが見えた。

 近付いてみるとジャックフロストがいた。


悪魔(妖精ジャックフロスト)

「オイラたち、頼まれたから

 ニンゲンをかくまってるだけだホー。

 守れるほど強くないホー。」


 そこまで正直に言わなくても……

 まあ、敵悪魔の遭遇が全く無いから

 大丈夫だと思うけど。

 お次はジャックランタン。


悪魔(妖精ジャックランタン)

「悪魔となんて戦わないホー。

 もちろんニンゲンともだホー。

 オイラたち

 ヘイワシュギなんだホー。」


 フィン・マックールはそれを知っていて

 生徒たちをここに預けたのだろう。

 川の向こう岸にシルキーの姿が見えるが、

 まずは気になっていたマガツ口へ向かう。


 マガツ口を使うと、更に北にある高台に

 移動した。

 少し歩くと自販機1台発見。

 遺物入手後、マガツヒを取りながら

 急な坂道を登っていく。

 すると登り着いたところに

 秘神キンマモンがいた。

 サブクエストマークが付いている。


悪魔(秘神キンマモン)

「まこと不思議じゃ……

 この魔界は不思議だらけじゃ……

 ここは東の最果てのようじゃが

 ニライカナイともまた違う……

 む、そなた……

 人の子にも悪魔の子にも見えるぞ。

 不思議なまれびとよのう……

 わらわはキンマモン。

 スリップしたトラックに轢かれ、

 気がつくとここにおった。」


キンマモン

「つかぬことを聞くが、そなた、

 わらわがどこより参ったか知らんかの?」


「知らない。」


 心当たりなんて、欠片も無いなー。


キンマモン

「そうよの……

 実はのう、わらわも

 自分のことが全く思い出せんのじゃ。

 しかし、一つだけ覚えている唄がある。

 こんな感じのメロディでな。

 あの子がおどる海辺には~

 木が……そびえ~……?

 ……この唄の歌詞がわかれば、

 わらわのことも思い出せる

 気がするのじゃが……

 そなた、この唄について

 知っている者をちと探して

 みてくれんかのう?」


!クエスト

 「なつかしの唄」

 を受注しますか?


「はい。」


!クエスト

 「なつかしの唄」

 を受注しました。


キンマモン

「ニフェーデービル!

 この唄は、きっと

 悪魔ではなく人の子が編んだもの。

 探すなら、人の子に聞くがよかろう。

 東京の街なかであれば人も多いはずじゃ。

 頼むぞよ。

 あ、トラックには気を付けるんじゃぞ。」


 キンマモン、トラックが

 トラウマになってなければいいんだが。


 回帰のピラーで龍穴に戻り、

 龍脈渡りで東京へ。

 医科学研究所と学生寮自室の二択だったので

 学生寮を選択した。

 吼がアオガミから分離した元の姿になる。

 さっそく外に出た。

 手近なところ、片っ端に声掛けしていく。


縄印学園女子生徒

「しばらく休校で

 再開後もネット授業だってさ。

 寮の雰囲気は暗いし、

 あたしも実家へ戻ろうかな~」


 ネット環境が実家にもあるなら、

 それでも良いと思うよ。

 では二人目。


女子生徒

「東京のご飯ってでーじおいしい……

 部活のあとはつい食べ過ぎちゃうな~

 ん? あたしになにか用ですか~」


 大鳳吼は

 キンマモンの唄について聞いてみた……


女子生徒

「え、沖縄の唄?

 なぜそれを……さては先輩か~

 でもそんな感じの唄……

 ちょっと心当たりありますね~

 ちょっと待っててください。

 おばあに電話してみますね~」


 ちょっと間をおいて会話再開。


女子生徒

「その唄、古い民謡が元になってるみたいです~

 電話でおばあに続きを教えてもらいました~

 ……あの子がおどる海辺には

 ガジュマルの木がそびえ

 漁からもどる木舟には

 それは大きなブダイかな

 こんなめでたき日には奏でよう

 みなで三線を軽やかに

 ……こんな感じの唄らしいです~

 お役に立てました?」


 まさかの二人目で情報ゲット。

 サービスなサブクエストだったか?

 まだ会話できそうだ。


女子生徒

「わたし、もともとは沖縄の高校に

 通うつもりだったんです~

 それが突然、縄印から名指しで

 特待生枠のお誘いがきて……

 アレなんだったんだろう~?

 ま、なんだかんだ縄印に来て

 よかったな~って思ってます。」


 以前、似た話を校内の生徒から聞いた。

 今にして思えば、特殊な能力を開花する

 可能性がある者たちを集めたと思える。

 優等生の敦田ユヅルと

 残念と言われている太宰イチロウの

 二人には共通点があった。

 それは悪魔召喚プログラムを使えるという事。

 おそらくはこの女子生徒も、

 何らかの可能性を秘めているのかもしれない。


 そっちの話はとりあえず置いておいて、

 さっそく戻ってキンマモンの元へ向かう。


キンマモン

「おお、唄の歌詞が

 わかったと申すか!

 さすがよのう。

 ではさっそく唄ってみるとしよう!

 歌詞は覚えておるか?」


「覚えている。」


 ……「ちょっと待って」という選択肢は何?

 さすがに変でしょ。


キンマモン

「ハァ~ あの子がおどる海辺には~」


「ガジュマルの木」


キンマモン

「ガジュマルの木がそびえ~

 漁からもどる~ 木舟には~」


「ブダイ」


キンマモン

「それは大きな~ ブダイかな~

 こんなめでたき日には~

 奏でよう~」


「三線」


キンマモン

「みなで三線を 軽やかに~

 おお……なんと心に染み入る唄じゃ!

 ウチナーの青き美ら海、風の香り……

 ハッキリと思い出せたぞよ!

 これもそなたのおかげ。

 東のまれびとよ、感謝するぞ。」


!クエスト

 「なつかしの唄」

 を達成しました。


 大鳳吼は

 秘神族の護符を手に入れた。

 経験値6300EXPを得た。

 妖精の集落って戦闘ゼロだから、

 ある意味貴重な経験値だ。

 ここで吼がレベルアップ。


☆合一神:大鳳吼Lv39/HP224/MP185

 耐 性:衝撃無効、混乱に強い

     火炎・氷結・睡眠に弱い

 能力値:力59/体30/魔30/速40/運40

 スキル:ハードヒット+1/ぶっ潰し+1

     轟雷+3/吸魔+1/チャージ+3

     会心の覇気+3

 ユニークスキル:マガツヒの還元


 以前、耐性とぶっ潰しは近いうちに変えると

 言ってたけど、戦闘の無い平和なフィールドに

 来たせいか怠っていた。

 今は様子見としよう。


!秘神族の護符

 種族「秘神」の仲魔が

 マガツヒスキル「変若水」を

 使えるようになりました。

 【スキルの効果】

 自身のHPとMPを全回復する。


 マガツヒスキル使って全回復するのは自身だけ

 というのはイマイチだな。

 せめてソーマと同じ味方単体なら良かったのに。


キンマモン

「そなたに渡したのはわらわたち

 秘神族とっておきの品じゃ。

 秘神はヒミツの神ゆえ、ふつうの手段では

 出会うことはできぬが……

 そなたがオルガンを奏でていれば

 音楽に惹かれて姿を現すかもしれぬのう!

 今後とも

 ユタシク(よろしく)

 ウニゲーサビラ(お願いします)……」


 キンマモンは去っていった……


 秘神キンマモンのレベルは68。

 仲魔なんてまだまだ先のお話だ。

 ていうか邪教の世界のアレ、

 ピアノじゃなくてオルガンだったんだね……


 マガツ口で妖精の集落に戻ったら、

 川の向こう岸を探索してみよう。


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 Name 大鳳吼

 Location 妖精の集落

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