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シナガワ埠頭(太宰イチロウの依頼)

 マガツ口の先の北端でミマン発見。


ミマン(61体目)

「テンノウズ側カラ 来タノカ?

 コノ先ハ シナガワ埠頭 ダヨ。」


 地理的な説明どうも。

 大鳳吼は御厳を6手に入れた。


 そこから南東へ少し進むと

 アオガミから声が掛かった。


アオガミ

「少年、カディシュトゥという悪魔たちは、

 どうやらマガツヒのために

 人間を襲っているようだ……

 君はあの女魔たちについて、

 どう考えている?」


「理由が知りたい。」


 「許せない。」というのもそうだろうが、

 それだけでは何も解決しないだろう。


アオガミ

「ふむ……確かに奴らは

 他の悪魔とは違う目的で

 動いているようだ。

 マガツヒを集めることで

 何をしようとしているのか?

 ……今の情報では推測は困難だ。

 だが、どんな理由があろうと

 人を傷つける行為を放置はできまい。

 これから先、生徒の反応を追ううちに、

 女魔たちと交戦する可能性は高い。

 いつ出会ってもいいように

 慎重に進むとしよう。」


 いつでも慎重なつもりだったんだけどな……

 と思いながら上り坂を進んでいくと、

 西側に宝箱を発見。

 アムリタソーダ3個を手に入れた。


 そこから南に進んでいくと、

 太宰イチロウに会う。


太宰イチロウ

「くっそ……

 あんなとこどうやって行けばいいんだ……」


 そこに吼がやってくる。


太宰イチロウ

「大鳳!

 なあ、ちょっと手を貸してくれ。

 お、オレ……敦田を追っかけてたんだけど、

 ちょっとヤバそうなもの見ちゃってさ……

 悪魔どもが、人間が食えるーって騒いで

 この崖下に向かってったんだよ。」


「すぐ助けに行こう。」


 「救援を呼ぼう。」ってどこに……?

 その選択肢は無いと思う。


太宰イチロウ

「さすがだな。

 オレもそう思ってたとこなんだ。

 だけど、あんなとこに降りてく

 わけにもいかないし……

 行けたとしてもその先は悪魔だらけだし……

 ……あ!

 なあ、この前ちっこい悪魔連れたたよな?

 アマノザコとか言ったっけ……

 あいつに頼むとかして、

 ちょっと向こうを調べらんないかな?」


アオガミ

「少年、ナホビノである我々はマガツヒの波長を

 他の悪魔に合わせることができるはずだ。

 戦闘時に、君が蓄積したマガツヒを

 仲魔に与えて力を増強させているのがその証拠だ。

 それを応用すれば、仲魔と感覚を共有しつつ、

 離れたところから指示ができると推測。」


太宰イチロウ

「つまり……お前は悪魔の見聞きしてるものを

 感じ取って、こっちの声も飛ばせるってことか?

 なら、さっそくそれ使って、

 アマノザコに偵察してもらおうぜ!」


!悪魔を操作するクエスト

 一部のクエストでは、悪魔を操作して

 専用のエリア内を探索することができます。

 探索中の制限時間はありません。

 中断したい場合は「L」を押すか

 専用エリアから出ることでクエストを

 中断することができます。

 途中で悪魔や変わったものを見かけたら、

 調べてみると情報を得られるかもしれません。


!本クエストはクリアできる時期に制限があります。

 早めに解決することを推奨します。


!クエスト

 「悪魔の宴に潜入しろ」

 を受注しますか?


「はい。」


!クエスト

 「悪魔の宴に潜入しろ」

 を受注しました。


太宰イチロウ

「よし、決まりだな!

 よし、アマノザコもいるみたいだな。

 ならさっそく始めようぜ。」


アマノザコ

「ふうん、あの向こう側に誰か

 いるってコト? コト?

 よーし、アタシがちゃちゃっと

 見てきてあげるから待ってなさいよ!」


 とりあえず降りてはきたけれど……


アマノザコ

「もしもし? もーし?

 聞こえてるー?」


「聞こえてる。」


 「聞こえない。」という選択肢は何?

 アマノザコをイジる余裕は無いと思うよ。


アマノザコ

「うんうん、カンドリョーコーみたいね。

 じゃあ、しゅっぱつしんこー!」


 さっそく近くにある自動販売機をチェック。

 アマノザコが興味本位でいじる。


 自動販売機から音声が流れた……


アマノザコ

「ありがとーございました、だって!

 もしかして、この中にさらわれたニンゲンが

 入ってるってことない? ない?」


アオガミ

「少年、アマノザコに自動音声について

 説明することを推奨。」


アマノザコ

「むむっ!

 聞こえてるんですけど! けどー!

 今のはただの冗談だし?

 ジ、ジドーオンセーくらい知ってるし!」


 すると自動販売機の右下の方に悪魔の姿が

 見えた。


アオガミ

「そこにいる悪魔なら何か知っているだろう。

 話を聞いてみることを推奨。」


 アマノザコが近付くと、

 向こうから声を掛けてきた。


悪魔(夜魔サキュバス)

「ウフフ……よく来たわね。

 アナタも宴の招待客でしょう?」


アマノザコ

『ウタゲ? 招待客?

 ……なんのこと?』


 吼は、話を合わせろと言った。

 質問は……リスクが高い気がする。


アマノザコ

「……えっと、そうそう!

 あたし招待客かも? かも!」


悪魔(夜魔サキュバス)

「ならここが会場の入り口よ。

 たっぷり楽しんでいくといいわ。」


 扉を確認すると、

 扉の向こうから話し声が聞こえる……


アマノザコ

「中に誰かいるっぽいけど……

 ニンゲンの匂いはしないかも? かも?

 先に他のところを調べた方が

 いいんじゃない? ない?」


 次は近くにいるぬいぐるみの悪魔に声掛け。


ぬいぐるみの悪魔(妖獣バグス)

「この先には、厨房があるんだって!

 ウワサでは、とーってもスペシャルなご馳走が

 用意されてるらしいよ!」


アマノザコ

「スペシャルなご馳走……

 アヤシイ、アヤシイわ……!」


 次はその奥にいる凶鳥チンと鬼女マナナンガル。


鳥の悪魔(凶鳥チン)。

「今日の宴は女の子限定なんだよー!

 キャハ! いっぱいガールズトークするんだー!」


女の悪魔(鬼女マナナンガル)

「ホストは料理上手なコでね……

 いまも奥で自慢の刃を振るってると思うわ。」


 次は室外機。


アマノザコ

「……もしもーし?

 ……」


アオガミ

「……少年、室外機に人間が入るのは

 不可能と説明することを推奨。」


アマノザコ

「だー! わかってるっつーの!!

 ただ、このハコの中でちっちゃい悪魔が

 寝てるかもと思っただけ! だけ!」


 次は水溜まり。


アマノザコ

「ここだけ水がなんか澄んでるね? ね?

 もしかして……誰かいるのかな! かな!」


 吼はマッカを投げろと指示した。

 「相手を叩け」はちょっとヤダな……


アマノザコ

「ゲ! な、なんで知ってんのよ。

 あたしがさっきちょろまかしたマッカのこと!

 うう、ワルいことして手に入れたマッカは

 手元に残らないってことね……

 そんなら……そいやっ!」


 アマノザコはマッカを水面に投げた……

 するとそこから鬼女マーメイドが出現する。


悪魔(鬼女マーメイド)

「や、やった……

 マッカ……拾っちゃった……」


 目の前のアマノザコに気付く。


悪魔(鬼女マーメイド)

「キャッ……

 は、はずかしい……」


アマノザコ

「な、なんか出てきた、きたー!

 あんたも宴の招待客?」


悪魔(鬼女マーメイド)

「そう……お呼ばれしたの……

 歌を披露してほしいって……」


アマノザコ

「あんた、そんなに歌がうまいんだ?」


悪魔(鬼女マーメイド)

「うんと……前に聞かせた人は

 すごく聞き入って、眠っちゃった……

 それで……二度と起きなかったよ……

 あなたも、聞きたい……?」


アマノザコ

「あーっと……

 本番までとっておこうかな! かな!」


悪魔(鬼女マーメイド)

「そう……

 じゃ、またね……」


 次は鬼女リャナンシーと妖獣ドアマース。


女の悪魔(鬼女リャナンシー)

「人間の肉が食べられるって聞いてきたの。

 めったにお目にかかれない高級食材だものね。」


犬の悪魔(妖獣ドアマース)

「チョ~楽しみ~!

 若い男の肉だといいな~。」


 最後に一番奥、

 地面に血が広がっている場所へ。


アマノザコ

「この血……まだ新しいね? ね?

 こんなに血が出てるんじゃ、

 もうニンゲンは……

 ……とりあえず、この奥を覗きに

 行かなきゃよね? ね?」


 言いながらその奥に向かう。


アマノザコ

「たぶん、この先が厨房ね……」


 すると突如地面から鬼女ラミア3体が現れた。


悪魔(鬼女ラミア)

「待ちなさい。

 ここから先は関係者以外立ち入り禁止よ。

 ディナーの仕込みをしているところなの。

 おとなしく待ってなさい。」


アマノザコ

「えっと……

 ちょっと見学するだけでもダメ? ダメ?」


悪魔(鬼女ラミア)

「口で言ってもわからないなら、

 痛い目みることになるわよ……?」


アマノザコ

「む、むう~~……」


 やむを得ず一時退却。


アマノザコ

「ねえねえ!

 あたし、ちょっと思いついちゃった。

 あのマーメイドに協力させて、

 さっきの足止めを突破してみない?」


 吼は提案を受け入れた。


アマノザコ

「ほいほーい!

 任せときなさいっ!

 おーい、さっきの悪魔ー!」


悪魔(鬼女マーメイド)

「あっ、さっきの……」


アマノザコ

「ね~え、あんたさ!

 本番前にノドあっためておきたくない? ない?」


悪魔(鬼女マーメイド)

「えっと、それは……リハーサル?

 そうだね、それじゃあ……

 すぅ……」


アマノザコ

「あーー! だめだめだめ!

 ここじゃない! 今じゃない!」


アマノザコ

「あっちに宴を仕切ってる悪魔たちがいるからさ。

 そいつらに聞かせてあげなよ?」


悪魔(鬼女マーメイド)

「わ、わかった……

 お仕事で退屈してるかもしれないもんね……

 あたし、頑張っちゃう……!」


アマノザコ

「どう? どう? 吼!

 あたしってば天才でしょっ!

 さっそく様子を見に行っちゃう?

 くっくっく……」


 鬼女ラミアは睡眠状態になっていた。


アマノザコ

「うひひ、大成功!

 あいつ、しっかり歌ってくれたみたいね!

 さっそく奥の様子を見に行くわよ! よ!」


 すると奥には鬼女ヤクシニーがいた。


悪魔(鬼女ヤクシニー)

「なんだい、あんたみたいなのを

 招待した覚えはないけどねェ……

 今ちょうどメインディッシュを仕込んでるんだ。

 さっさと出ていきな!」


 そこには倒れている男子生徒が1人いた。


アマノザコ

「あっ、あれは……!」


男子生徒

「う……」


アマノザコ

「ま、まだ生きてる……?

 でも、あの様子じゃもう……

 ど、どうする、吼!?」


「助けよう。」


アマノザコ

「って言っても、あたしひとりでどうすんのさー!

 えーと、えーと……!

 ……ね、ねえ!

 そのニンゲン殺すのちょっと待たない? ない?

 そいつ、そんなに美味しくないと思うし!

 ニンゲンなら、向こうにもいたし!

 なんなら、あたしが案内してあげよっか?」


悪魔(鬼女ヤクシニー)

「ほお……そりゃ本当かい?

 だが、もしあたしがこいつを殺したら、

 そっちの人間は頂けないと……

 なら……ハッ!」


男子生徒

「ぐはっ!」


 男子生徒は息絶えた……


アマノザコ

「あっ! ちょ、ちょっと!?」


悪魔(鬼女ヤクシニー)

「アッハッハッ……

 おとなしく聞くとでも思ったかい?

 さァ、後はあんたを捕まえて案内させれば、

 どっちもいただけるってことさね!」


アマノザコ

「アワワワ……

 ヤバいじゃん! じゃん!」


 その頃丘の上では……


太宰イチロウ

「あいつ、本当に大丈夫かなぁ。

 大丈夫なんだよなぁ、大鳳?」


アマノザコ

「助けて助けて~~~~っ!」


太宰イチロウ

「うおおおっ!?」


悪魔(鬼女ヤクシニー)

「ヒヒッ! 本当に人間がいたよ!

 これは豪華なディナーになりそうだ!」


太宰イチロウ

「お、おい、そっち来るぞ!

 アマノザコはオレに任せろ!」


 鬼女ヤクシニーとの戦闘が始まった。


1ターン目


 吼、電撃の秘石、

 妖魔アプサラス、ショックバウンド、

 国津神タケミナカタ、ショックバウンド+2、

 霊鳥ホウオウ、ファイアブレス+5、

 吼、ラクンダ+1、

 妖魔アプサラス、ショックバウンド、

 国津神タケミナカタ、ショックバウンド+2、

 霊鳥ホウオウ、マハラクカジャ、


 鬼女ヤクシニー、

 霊鳥ホウオウにアタック、

 ウィンドブレス+2、


2ターン目


 吼、ラクンダ+1、

 妖魔アプサラス、ショックバウンド、

 国津神タケミナカタ、ジオンガ+2、

 霊鳥ホウオウ、ファイアブレス+5、

 吼、電撃の小秘石、


 以上、終了。

 490マッカ、物障石を手に入れた。

 最も高かった経験値は妖魔アプサラスの2927EXPだった。


アマノザコ

「んもーーっ!

 ひっどい目にあったわ!」


太宰イチロウ

「め、面目ない……

 オレが助けに行きたいなんていったせいで……

 ヘタしたら、オレたちここで死んでたんだよな。

 やっぱりオレ、間違ってたのかな……」


「正しかった。」


 助けようという意気込みは買ってやってもいいだろう。

 ここで「考えが甘かった。」などと言うと、

 気落ちして今後の行動に更に支障が出かねない。


太宰イチロウ

「そうなのかな……

 でも、お前がそう言ってくれると、

 ちょっと気がラクになるよ。

 オレ……もっと変わりてーよ。

 お前や敦田みたいな人間にさ。

 ……まだどうしたらいいのか、とかは

 わかんないけど……

 とにかく今は

 早く敦田の妹を探してやんなきゃな。

 あ、忘れるところだった……

 これお礼な! オレのとっておきだぜ!」


!クエスト

 「悪魔の宴に潜入しろ」

 を達成しました。


 大鳳吼は

 瀬形三式ゲーム機を手に入れた。

 経験値2200EXPを得た。


!瀬形三式ゲーム機

 昔に流行ったゲーム機だ。

 穴という穴に砂が入り込んでいて、

 とても動きそうにない。


 とっておきって、遺物のとっておきか……

 この直後に調査ポイントで得た

 災いの経典の方がかなりマシだよ。


!災いの経典

 仲魔の+状態異常適性を更に1上昇させる。

 (上限+9)


 ここから東に崖沿いに進むと、

 進んだ先の洞窟で宝箱を発見。

 洞窟内に飛び降り、

 ランタンの写せ身を手に入れた。

 帰りは洞窟内を下っていく。

 ここは魔獣イヌガミの巣窟だった。

 運が良ければマハンマ1回で戦闘が終わる。

 研究員のサブクエストで付けたマハンマだったが、

 とても使えて良い。

 とにかく数が多いし逃げないので連戦もある。

 経験値稼ぎに良さそうだ。


 洞窟から出たら北西へ進んでいく。

 (ちなみに、洞窟の外にいる魔獣イヌガミは

  よく逃げる。

  内弁慶な性格かもしれない。)


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 Name 大鳳吼

 Location シナガワ埠頭

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