品川駅(女魔ナアマと魔獣グラシャラボラス)
自室に入ったら、まずはターミナル。
!学生寮 自室が
龍脈渡りの行き先に登録されました。
事前準備する為に邪教の世界へ。
妖魔アプサラスの写せ身を使い、
吼の耐性を変更する。
☆合一神:大鳳吼Lv26/HP151/MP136
耐 性:魅了無効、氷結・睡眠に強い
火炎・混乱に弱い
能力値:力45/体21/魔20/速24/運22
スキル:麁正連斬+1/チャージ+1
タルンダ+1/ラクンダ+1
マハンマ+1
ユニークスキル:マガツヒの還元
あとはパーティ構成。
妖魔アプサラス、聖獣シーサー、
鬼神タケミナカタとした。
事前準備できたら後はベッドで寝る。
一方ベテルの研究施設では、
アオガミの解析が行われていた。
蒸気の噴き出る音がする。
越水
「始めろ。」
緑色の液体が
円形プールに流し込まれていった。
研究員の男
「神造魔人のデータを照合。」
緑色の液体プールで作業が実施されている中、
そこから円筒状の物体が3個突き出てきた。
ブザー音が鳴り響く。
研究員の男
「設計段階にはないデータを発見。
……解析します。」
周囲は激しく湯気が立っていた。
研究員の男
「データ解析完了。
目的の物と思われる痕跡を確認。」
研究員の女
「破損部位の修復を完了しました。
アオガミ、再起動します。」
すると、緑色の液体プールの中から
アオガミが這い上がって出てきた。
越水
「神の禁じたナホビノとなる力か……」
越水は上からその様子を見ていた。
越水
「どこの誰がもたらした力か知れぬが、
その業、我らのために使ってもらうぞ、兄弟。」
アオガミの記憶から考えれば、
ルシファーの身体から降り注いだアレで
もたらされた力に思える。
アオガミは越水を見据えるや、
その後すぐにこの場を去っていった。
朝、登校の時間なので学校に向かう。
吼は本を読みながら歩いていた。
(歩きスマホや歩き読書は止めた方がいいぞ。)
すると品川駅の連絡通路で
人々が逃げまどっていた。
そのうちの一人が吼にぶつかり、
吼がようやく周囲の異変に気付く。
そしてアーケードの天井辺りには、
女魔ナアマの姿が見えた。
こちらの世界に入り込んできたのか!?
ナアマ
「ほら、泣け! 叫べ!」
人々が腰を抜かして立ち上がれない中、
ナアマは魔獣グラシャラボラスを喚んだ。
魔獣グラシャラボラスが人々を蹂躙し、
その魂がナアマの元に赤く流れ集まっていく。
マガツヒだ。
ナアマ
「この程度では足りない。
もっとマガツヒを集めないと……」
吼が肩にかけていた鞄をおろす。
そして意識を集中するが、
ナホビノに変化しなかった。
吼が慌てて腕を振ってみるが何も変化が無い。
ナアマは吼がナホビノとは気付いていないようだ。
吼の慌てている様子を見て声も無く笑うや、
ナアマ
「次はどうかな?」
というと、また魔獣グラシャラボラスを差し向ける。
絶体絶命の中、背後から頼もしい声が聞こえた。
アオガミ
「少年。」
アオガミが走り寄る。
そして吼は瞬時に合一してナホビノとなり、
魔獣の爪牙を食い止めた。
その様子をナアマが見て驚愕する。
ナアマ
「お前はッ!」
魔獣グラシャラボラスが距離を取って離れた。
女魔ナアマもマガツヒから離れ、魔獣の元に寄る。
アオガミ
「これ以上好き勝手はさせない。
……行こう、少年!」
女魔ナアマと魔獣グラシャラボラスとの
第二戦が始まった。
1ターン目
吼、禍時:会心、
吼、魔獣グラシャラボラスに麁正連斬+1、
クリティカル、
妖魔アプサラス、魔獣グラシャラボラスにラクンダ+1、
聖獣シーサー、魔獣グラシャラボラスにジオンガ+4、
クリティカル、
鬼神タケミナカタ、魔獣グラシャラボラスにジオンガ+2、
クリティカル、
吼、魔獣グラシャラボラスに麁正連斬+1、
クリティカル、
妖魔アプサラス、魔獣グラシャラボラスにラクンダ+1、
聖獣シーサー、魔獣グラシャラボラスにジオンガ+4、
魔獣グラシャラボラス、瀕死、
鬼神タケミナカタ、女魔ナアマに突撃+2、クリティカル、
女魔ナアマ、歓喜への誘い+7、
聖獣シーサーと鬼神タケミナカタは魅了された、
2ターン目
吼、聖獣シーサーにアムリタソーダ、
妖魔アプサラス、鬼神タケミナカタにパトラ+1、
聖獣シーサー、魔人マタドールにチェンジ、
鬼神タケミナカタ、堕天使ベリスにチェンジ、
吼、闇障石、
妖魔アプサラス、女魔ナアマにラクンダ+1、
女魔ナアマ、堕天使ベリスにムド+3、
堕天使ベリス、ブロック、
3ターン目
吼、麁正連斬+1、
妖魔アプサラス、ラクンダ+1、
魔人マタドール、血のアンダルシア+4、
堕天使ベリス、ぶちかまし+2、
吼、闇障石、
妖魔アプサラス、スクンダ+1、
魔人マタドール、会心の覇気+1、
女魔ナアマはマガツヒを集めた、
4ターン目
吼、麁正連斬+1、
妖魔アプサラス、スクンダ+1、
魔人マタドール、血のアンダルシア+4、
クリティカル、
以上、終了。
540EXP、悪魔の豪華箱1個を手に入れた。
最も高かった経験値は妖魔アプサラスの4462EXPだった。
妖魔アプサラスがレベルアップ。
その時に睡眠の秘石を貰った。
1ターン目に「禍時:会心」を使い、
魔獣グラシャラボラスを集中攻撃して
1ターンで瀕死にさせたのが最良だった。
吼の耐性を魅了無効にしたのと、
妖魔アプサラスをパーティに入れたのも良かった。
おかげでシーサーとタケミナカタの魅了回復も早く済み、
物理攻撃の得意なマタドールとベリスに
さっさと交代できたのも良かったと思う。
会心の覇気からの血のアンダルシアは強烈だった。
ナアマ
「……ッ、一度ならず二度までもとは。
気に入ったぞ。
お前とはゆっくり話をしたい所だが……
面倒なヤツらが来る。
話はまた後日としよう。」
そう言って背を向けると一瞬で消え失せていた。
ナアマといい、ジョカといい、八雲といい、
吼は一癖も二癖もあるタイプに気に入られる傾向がある。
そう思っていると、そこに突如現れたのはジョカと八雲。
類は友を呼ぶ……か?
ジョカ
「ふむ、これは……
一足遅かったようじゃのう。」
八雲
「ナアマを退けたのは貴様か。
……余計なことをしてくれる。」
いいながら八雲は剣を鞘に納めた。
八雲
「だが……そうだな。
奴を下した力量は認めよう。」
成り行きだったんだから
仕方ないのは分かってるだろうに。
認めてくれたのは素直に嬉しいけど。
ジョカ
「あやつは女魔の中でも特に血の気が多い。
ひとり先走ったのかもしれんのう。」
八雲
「ああ、となれば奴らの残りが
ここに現れる可能性は低いか……」
そしてジョカは吼を見つめ、
現状を説明するように語り出す。
ジョカ
「ところでおぬし、こんなところで
油を売っていていいのかえ?
東京を守護する結界が破壊されたようじゃ。
悪魔どもがこちら側に入り込んでくるぞ。」
……今更な気もする。
ナアマもジョカも悪魔だろ。
魔獣グラシャラボラスは
頻繁に入り込んでいたようだし。
そう思っているとアオガミから声が掛かる。
アオガミ
「結界の場所は浄増寺の可能性が高い。
少年、急いで向かうことを推奨。」
八雲
「ベテルの天使どもでは相手にならんだろうな。
気になるなら向かってみるといい。」
ジョカ
「フフ……また会おうぞ。」
八雲ショウヘイと地母神ジョカは去っていった……
八雲は、全ての悪魔を狩るとか言っておきながら、
浄増寺には行かないのか?
それとも行けない理由でもあるんだろうか?
何かと謎の多い二人だな……
!魔獣グラシャラボラスの
合体が解禁されました。
レベル59の魔獣を解禁って言われてもねぇ。
そんなレベルまだまだ先のお話だってば。
邪神ツィツィミトルもだけど、
なんかバランス悪い気がする……
2周目以降のプレイヤーには重要なんだろうか?
!クエスト
「浄増寺に向かおう」
を受注しました。
これはメインクエストだ。
急いで浄増寺へと向かおう。
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Name 大鳳吼
Location 東京




