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シバ公園(鬼女リャナンシーの依頼)

 まずは下準備。

 邪教の世界に行き、吼に

 妖鬼ダイモーンの写せ身と

 地霊コダマの写せ身を使う。


☆合一神:大鳳吼Lv21/HP157/MP149

 耐 性:呪殺無効、火炎に強い

     電撃・破魔に弱い

 能力値:力31/体17/魔16/速20/運17

 スキル:麁正連斬/ザン+1

     タルンダ/ラクンダ

     底根ノ御守

 ユニークスキル:マガツヒの還元


 妖鬼ダイモーンの写せ身で耐性を変更し、

 地霊コダマの写せ身でジオ+1を

 ザン+1に変更した。


 東京タワーの龍穴に来る前にあった、

 西側の方に行ってみる。

 川を渡って進むと自販機が3台見えた。

 缶ジュース2個、黒テープセット2個を

 手に入れた。


 そしてここには、

 鬼女リャナンシーと妖鬼イッポンダタラの姿が。

 鬼女リャナンシーにはサブクエストのマークが

 付いている。


リャナンシー

「あら、あなた?

 ……うん?

 なにか気に食わない雰囲気……」


 アプサラスの話がなんとなく

 気に食わなかっただけだ。

 気に入らないと言った方が正しいかも。

 リャナンシーを倒す依頼を受けていたが、

 やはり双方の意見を聞いてからでなければ

 最終決断は下せない。

 可能ならリャナンシーの話も聞く。


リャナンシー

「ひょっとして、あなたも

 あの悪魔にたぶらかされたのかしら?

 あなたはアプサラスのやっていることが

 正しいと思っているの?

 アプサラスは弱い悪魔を誘惑して、

 自分の神族の兵隊を作っているのよ!

 その悪魔の個性を無視してね!

 誰にだって才能や、向き不向きがある。

 それなのに彼女はそれを無視して、

 魅了の力で無理やり引き入れる。

 自分の神族の兵を増やしたいからって、

 そんなやり方、間違えてるわ!

 おねがい、考え直して私に手を貸して!

 悪魔たちのことを考えるなら、

 アプサラスの企みを防いで欲しいの!」


!クエスト

 「誘惑する水の精を倒して」

 を受注しますか?


 どちらの意見も

 そこそこ筋は通っているように思える。

 これはプレイヤーの間で

 意見が真っ二つに割れそうだ。

 ただサブクエストである以上、

 どちらも倒さず放置という3択目もある。

 が、それはさすがに優柔不断が過ぎるだろう。


 改めて考え直してみるが、

 個人的に気に入らないのはアプサラス。

 兵隊ではないだろうが、それでも

 新興宗教じみたあの雰囲気は好きになれない。

 周りにいた悪魔たちも、

 アプサラス一人に全てを頼るのではなく、

 皆で助け合うのが本来の姿なはずだ。

 あれでは見方次第でアプサラスに

 隷属化していると受け取れてしまう。


 決まりだな。

 アプサラスを倒すとしよう。

 リャナンシーと戦闘になる可能性を考慮して

 事前準備したけど、不要だったね……


「はい。」


リャナンシー

「ありがとう!

 アプサラスはシバにある洞窟……

 そこで集会を開いているから、よろしくね!」


 ついでに傍にいる妖鬼イッポンダタラにも

 声を掛けてみる。


イッポンダタラ

「俺は鍛冶の腕はサッパリでな。

 一族の恥さらしさ。

 だけどよぉ、

 リャナンシーさんにコンサルしたら、

 新たな道が開けたんだぜ。

 自慢の腕っぷしで、

 石工職人のテッペンをとったるぜ!」


 悪魔もコンサルとか言うんだ……

 うん、やっぱりそういうのが良いと思う。

 祈ってるだけのガキとは雲泥の差だ。


 というわけで龍穴に戻りシバへ。

 再びアプサラスの元へ行く。


アプサラス

「リャナンシーはシバ公園に潜んでいます。

 彼女の無責任な振る舞い、見過ごせません。

 よろしくお願いします。」


 敵方に寝返る。


!この選択をした場合、クエスト

 「誘惑する恋の精を倒して」は

 破棄されますがよろしいですか?


 はい。


アプサラス

「……どうしましたか?

 早くリャナンシーを……

 まさか!? あなたもあの悪魔の色香に

 惑わされ寝返ったのですか?

 ああ、何ということでしょう……

 いいえ、まだ間に合うかもしれない!

 荒療治ですが、

 目を覚まさせてあげましょう!」


 妖魔アガシオン3体が召喚され、

 戦闘が開始された。


1ターン目


 吼、禍時:会心、

 吼、妖魔アプサラスに麁正連斬、クリティカル、

 ヨーコ、妖魔アガシオン1にムド+3、クリティカル、

 軍神ネコショウグン、妖魔アプサラスに牙折り、

 妖魔アプサラスは躱した、

 邪龍アイトワラス、妖魔アプサラスにカゲロウシュート+3、

 クリティカル、

 吼、妖魔アプサラスに麁正連斬、クリティカル、

 ヨーコ、妖魔アプサラスにアギ+1、

 妖魔アプサラス、瀕死、

 軍神ネコショウグン、妖魔アガシオン1に突撃、

 クリティカル、


 妖魔アガシオン1、吼にジオ、

 妖魔アガシオン2、吼にジオ、

 妖魔アガシオン3、吼にジオ、

 妖魔アガシオン1、吼にジオ、

 妖魔アガシオン2、吼にジオ、

 妖魔アガシオン3、軍神ネコショウグンにジオ、


2ターン目


 吼、軍神ネコショウグンを

 鬼女マーメイドにチェンジ、

 ヨーコ、妖魔アガシオン1にムド+1、

 妖魔アガシオン1、瀕死、

 鬼女マーメイド、嵐からの歌声+4、

 邪龍アイトワラス、妖魔アガシオン2にムド、

 吼、自分に魔石、

 ヨーコ、妖魔アガシオン2にムド+1、

 妖魔アガシオン2、瀕死、

 鬼女マーメイド、嵐からの歌声+4、

 妖魔アガシオン3、瀕死、


 以上、終了。

 492マッカ、氷結の秘石1個、

 電撃の小秘石1個を手に入れた。


 リャナンシーに会う前に事前準備で耐性を変えたのが

 最悪の結果になってしまった。

 吼が電撃に弱い状態だったのを妖魔アガシオンに

 ピンポイントで狙い撃ちされた感じ。

 よく死なずに済んだものだ……


アプサラス

「おお、なんということでしょう。

 私たちの考え、理解して

 いただけなかったようですね。

 私たちは、弱き悪魔のためを思い、

 私たちなりの救済を行っていたのに、

 それを踏みにじるとは……

 弱き悪魔がこの地で生き延びるために

 良き庇護者が居場所を作る。

 それのどこが悪いのでしょうか。

 いえ、やり方が気に食わないと

 言うのもあるでしょう。

 それならば、あなたが考え、

 あなたなりの手段で弱者を救って

 くださるのなら何も言いません。

 それが、強き者の責務でもありますから……」


 アプサラスは逃げ去った。

 帰り際に、ガキとケットシーに声を掛けてみる。


旅立ったガキ

「ん? 何だいアンタは?

 たとえアプサラス様が去っても

 女神の教えは守り抜くつもりだぞ!」


アプサラス信者の悪魔(魔獣ケットシー)

「それほどの力がありながら、

 アプサラス様の崇高なお考えを

 理解できないとは……」


 そこのガキの様に祈り続ける事しか

 考えられなくなった心理は、

 一種の洗脳状態だ。

 果たして本当に崇高だったのか、

 考え直してみるべきだと思うよ。


 さて、リャナンシーに報告に行く前に、

 マガツヒが無くなったので溜めるとする。


 タマチに移動し、タマチの脇道の方へ。

 マガツヒを取りながらスライムやガキと戦闘し、

 洞窟入口の手前まで行った。

 この近辺には妖精ピクシーが出現するので、

 ここで妖精ピクシーを仲魔にする。

 そしてミタの龍穴に着いたら邪教の世界へ。

 天使エンジェルの活躍の場がほぼ無くなったので、

 この辺で妖精ハイピクシーを作成する。


☆妖 精:ハイピクシーLv18/HP93/MP129

 合 体:妖精ピクシー×天使エンジェル

 耐 性:衝撃・混乱・封技に強い

     氷結に弱い

 能力値:力9/体12/魔23/速20/運16

 スキル:ジオ+1/ディア+1/スクンダ+1

     ザン+1/パトラ+1

 ユニークスキル:電撃のノウハウ


 レベルアップでザンマ習得するのに、なんで

 ユニークスキルが電撃のノウハウなんだろう?


 一旦龍穴を出て、再度妖精ピクシーを仲魔に。

 今度は聖獣ユニコーンを作成する。


☆聖 獣:ユニコーンLv11/HP76/MP76

 合 体:妖精ピクシー×妖獣ビアレイ

 耐 性:破魔無効、混乱・魅了に強い

     電撃・幻惑・毒に弱い

 能力値:力10/体12/魔10/速11/運8

 スキル:ディア+1/パトラ+1/ハマ+2

     ブフ/ムド

 ユニークスキル:破魔の増幅


 破魔無効タイプだけど呪殺に弱くない仲魔。

 呪殺系を使ってくる敵との相性が良い。


 悪魔合体が落ち着いたところで、

 リャナンシーの元へ報告に行く。


リャナンシー

「ねぇ、アプサラスのことだけど、

 その後、どうなったの?」


 アプサラスの計画を阻止したと

 報告した。


リャナンシー

「さすがね!

 あなたに頼んで良かったわ、

 ありがとう!」


!クエスト

 「誘惑する水の精を倒して」

 を達成しました。


 大鳳吼は

 気力の香を2個手に入れた。

 経験値700EXPを得た。


リャナンシー

「ねえ、私を仲魔にして。

 あなたはきっと大物になる……

 そのお手伝いをさせていただくわ。」


☆鬼 女:リャナンシーLv17/HP82/MP115

 耐 性:呪殺無効/衝撃・破魔・毒に弱い

 能力値:力9/体14/魔20/速13/運15

 スキル:マリンカリン+3/呪いの還元

     ムド+3

 ユニークスキル:才子多病


!呪いの還元

 状態異常を付加した時、MPが小回復する。


!才子多病

 アクティブにいる間、味方全体は

 弱点を突いた時のダメージが上昇するか、

 状態異常が付着しやすくなる。


 鬼女リャナンシーが仲魔になった。

 っていうか、アプサラスだけでなく、

 リャナンシーも仲魔になる話だったんだ。

 そんな事、言ってなかったよね……

 呪殺が得意なのはヨーコに似てる感じがする。

 そう思っているとヨーコから声が掛かった。


ヨーコ

「あなたがアプサラスを倒すという

 決断をしてくれて良かったわ。

 私も彼女は胡散臭いと思っていたから。

 アプサラスのやっていたことは、

 つまり義務教育制度のようなものでしょう?

 でも、実際の学校というものを考えてみれば、

 その問題は明らかよ。

 嘘をつくな、みんな仲良く、と育て、

 世に出れば正直者やお人好しは淘汰される……

 結局、弱者は弱者のまま、

 搾取する側が搾取されるのに都合のいい人間を

 効率よく育てるためのシステム。

 私の学校も……

 ……いえ、

 今はそんな話をしている場合じゃないわね。

 先に進みましょう。」


 なんか微妙に歪んでいる気がするが、

 今回の一件は同意していたので良しとしたい。

 だけど、そう思っていたなら黙っていないで、

 一言アドバイスが欲しかったよ。

 (普段黙っている吼がそう思うのも変だが。)


 あとは、

 残ったイッポンダタラにも声を掛けてみる。


イッポンダタラ

「おまえ、気に入ったぜ!

 もしものときは俺が墓石を用意してやる!

 安心して、暴れまわってこい!

 イヒィーッ!」


 縁起でもないな!

 気に入ってくれたのは嬉しいが、

 もしもの話は別ネタを用意してくれ。


 最初にここに来た時は自販機しか

 チェックしてなかったので周囲を確認する。

 すると高く突き出た岩の影にミマン発見。


ミマン(20体目)

「迷ッタ時 目印 ガ アルト イイヨ。

 高イ モノ 大キナ モノ ガ オススメネ!」


 高く突き出た大きな岩の影で

 のんびりしていた言い訳か?

 大鳳吼は御厳を5手に入れた。


 次はいよいよ東京タワーへ。


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 Name 大鳳吼

 Location 東京タワー

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