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シバ(妖魔アプサラスの依頼)

 パーティ編成を更新。

 大鳳吼、尋峯ヨーコ、天使エンジェル、軍神ネコショウグンで

 探索を開始する。


 西側の丘を上がると宝箱が2箱ある。

 魔導書を2冊と700マッカ手に入れた。


 そこから西に下ったところで御魂が出現。

 御魂サキミタマを倒した。

 新たな遺物、ボロの建材を手に入れた。


!ボロの建材

 ボロボロになった建材だ。

 あらゆるところが削れて人の腕に見えなくもない。


 嫌な遺物だな!

 何でこんなのをサキミタマが持ってるんだ…


 東に戻る途中の北側にある草むらでミマン発見。


ミマン(11体目)

「デッカイ 岩ミタイナ 悪魔、

 怖クテ 隠レテルンダ。

 見ツカルト アノ世行キ 間違イナシネ。」


 上の方に見えるアレか……

 目の前に行かなきゃ大丈夫なんじゃないか?

 大鳳吼は御厳を5手に入れた。


 岩みたいな悪魔が見える下の方を北東に歩いて行くと

 自販機2台発見。

 缶ジュースと粉まみれの箱を手に入れた。


 龍穴に戻って骸の隠れ家で遺物を売却。

 ここから東側に、長くて太い石柱3本で作った

 鳥居のようなものがあるのが見える。

 マップを確認するとこの先に何かありそうだ。

 細く薄暗い道を抜けると、悪魔たちがいるのが見える。

 なんか怪しげな宗教でもしてるかのような、

 座って両腕を振り下ろして祈っている感じだ。

 手前のガキに声を掛けてみる。


旅立ったガキ

「ん? 何だいアンタは?

 オレはアプサラス様に祈るので

 忙しいんだよ。

 え? 仲間が待ってる?

 ……ああ、あの連中か。

 どうせ用があるのは食い物だろう。

 だったら、この徳利と団子を

 アイツらに届けてくれ。」


 徳利と団子を受け取った!

 大鳳吼は徳利と団子を手に入れた。


旅立ったガキ

「オレはオレの道を見つけたんだ。

 邪魔しないでくれ。

 ああ、アプサラス様……」


!クエスト

 「旅立ったガキの捜索」

 が報告可能になった。


アプサラス信者の悪魔

「おお、アプサラス様!

 弱き我らをお導きください!

 おお、アプサラス様!

 飢えの苦しみから解放を!

 おお、アプサラス様!

 光を! 道を!

 おお、アプサラス様!

 我らの女神よ……

 おお、アプサラス様!

 この身は、あなたの理想のために!」


アプサラス信者の悪魔(魔獣ケットシー)

「ここは、弱く、行き場を失った

 悪魔たちの、最後の拠り所……

 キサマのような強き目を宿した者が

 来るところではない。

 我らに構わず、立ち去られよ。」


 するとアプサラスから声が掛かる。


アプサラス

「待ちなさい。

 ある問題が発生し、ちょうど

 腕の立ちそうな悪魔を探していました。

 通しなさい。

 この方に頼みたいことがあります。」


アプサラス信者の悪魔(魔獣ケットシー)

「ははー!

 そういうわけだ、アプサラス様と

 直接話すことを許そう!」


 アプサラス……

 Ⅲに比べてⅤでは随分と出世したものだ。

 が、新興宗教の類は大抵ロクなものがない。

 ガキに徳利と団子を与えたのだって、

 助けているように見せかけ、

 その実は信者を得る為の手段に過ぎない

 という可能性がある。

 ここは慎重に対応すべきところだろう。

 吼は、そんな思いを抱きながら

 アプサラスの元へと歩み寄った。


アプサラス

「ようこそ、ここは生きる術を持たない

 悪魔たちの拠り所。

 私は水の精アプサラスと申します。

 この世界は悪魔の跋扈する世界……

 しかし、虐げられるだけの

 弱き悪魔が多いのも事実です。

 そのような悪魔とて

 生きたいと思う権利はあります。

 そのために私は、最低限

 生きていけるだけの知識と術を

 授けようと、この地に来ました。

 そう、己の弱さを知れば

 そこからの選択も生まれます。

 自身が力つけるも良し。

 難しいなら、庇護を求めたって良いのです。

 我が神族は庇護を行う用意があります。

 どうしようもない場合は頼って良いのです。

 本来、救いとはそうあるべきなのです。

 ……ですが、それを良くは思わず

 私の邪魔をする者がいます。

 リャナンシーという悪魔です。

 彼女は弱い悪魔たちに、才能がある、

 夢をあきらめずに追えば叶う、

 などと甘言で誘惑しています。

 しかも、本気で応援するのは

 一部の見込みのある者だけ……

 それ以外は力を吸い取る養分としか

 見ていないようです。

 応援するなら、無責任な発言をやめ、

 自身のできうる範囲での教育を

 施すべきだと、私は考えます。

 だからこそ私は、弱き者たちに声をかけ、

 新たな居場所と生きる術を、出来る限り

 多くの悪魔に用意したいのです。

 このままリャナンシーの行動を許せば

 何も成せず自信をなくし、

 ただ自滅するだけの悪魔が増えるだけ。

 そこで、あなたにお願いがございます。

 リャナンシーの行動をやめさせる

 手伝いをしていただけないでしょうか?

 彼女の行動を止めていただければ

 私はあなたの仲魔となり、

 力となることを誓いましょう。」


!クエスト

 「誘惑する恋の精を倒して」

 を受注しますか?


 物凄く長い話を聞かせるというのは、

 相手を言いくるめ洗脳化したような状態にする、

 新興宗教の典型的な常套手段だ。

 詐欺にも非常に似通っている。


 今回の話は、

 自身を正当化して、

 少しでも邪魔と感じた者は処分する

 といった感じに聞こえた。

 あまり気乗りしない依頼だが、

 一応受けるフリはしよう。


「はい。」


 そう、あくまでフリだ。

 リャナンシーにも言い分はあるはず。

 それを聞いてから最終決断するのが筋だろう。


!クエスト

 「誘惑する恋の精を倒して」

 を受注しました。


アプサラス

「ありがとうございます。

 リャナンシーはシバ公園に潜んでいます。

 よろしくお願いします。」


 マップに目的地が表示されたが未踏のエリア。

 先は長そうだ。

 ありがとうございますと礼を言うのはまだ早い。

 裏切る可能性の方が高いと思うよ。


 まずはガキの依頼を完了させてしまおう。


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 Name 大鳳吼

 Location シバ

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