カブキチョウ(魔人アリスの依頼)
サブクエストマークのあった所に行ってみると
魔人アリスがいた。
前に聞いていた強い人間とは、
アリスのことだったのだろう。
悪魔(魔人アリス)
「あっ! お姉ちゃん、帰ってきたの?
あれ? ……あなた誰?」
吼
「大鳳吼だ。」
悪魔(魔人アリス)
「ふうん、なんだか変な名前だから、
お兄ちゃんでいいよね。
おかしいな、お兄ちゃんみたいな人、
呼んだ覚えはないんだけど。
わたし、アリス。
おともだちのお姉ちゃんを探してるの。」
アリス
「お姉ちゃん、きっとわたしから隠れてるの。
だから見つからないの。
おともだちなのに、どこかへ
行っちゃうなんてヒドイよね。
ねえ、ところでお兄ちゃんって……」
アリスはこちらをじろじろと眺めている……
アリス
「やっぱり! お兄ちゃんは
ニンゲンの仲間なんだ。
うーん……ニンゲンのお兄ちゃんなら
お姉ちゃんの場所もわかるかな?
……あ、でもお兄ちゃんは
アリスのお友達とは違うみたい。
ごめんなさい、アリスのお庭に入れるのは
特別なニンゲンだけなの。」
アオガミ
「少年、アリスの感覚を借りれば
庭の外からでもアリスを手助けできるはずだ。
あどけない見た目だがこの悪魔からは
非常に強い力を感じる。
ここでの行動次第では、今後の探索に
彼女の力を借りられるかもしれない。」
……ん?
まさかそれってクエストナビ?
アリスもそうなの?
アリス
「へー、お兄ちゃんには
めずらしい特技があるんだね。
それじゃ、アリスといっしょに
お姉ちゃんをさがすの手伝ってよ。」
!クエスト
「アリスの不思議な国」
を受注しますか?
吼
「はい。」
!クエスト
「アリスの不思議な国」
を受注しました。
アリス
「ありがとう、お兄ちゃん。
じゃあ、アリスのヒミツのお庭を
見せてあげるね。」
アオガミ
「ひとまず彼女の庭を見てみよう。
なにかわかるかもしれない。
それに、アリスはなにか
隠しているように見える……」
アリスが移動したのはここから北に離れた場所。
東に細長くあるここがアリスのお庭らしい。
会話マークが何個か見えるので、
手前から近付いていく。
アオガミ
「アリスの言う通り、人間がいるようだ。
だがどうしてこんなことろに……
……とにかく、話を聞いてみよう。」
男性
「たいへんだ! たいへんだあ!
お茶会に遅刻してしまうっ!
ああ、遅刻なんかしたら
アリスに大目玉を食っちゃうよお。」
アリス
「ねえ、お姉ちゃんを見てない?」
男性
「ぎゃっ、アリス!
見てない! 見てないよ!
勘弁してくれ! このとおりだ!」
……アリス、ここでお茶会と称して
何をやっているんだ?
次に話を聞く。
女性
「ううーん……
そこに、誰かいるの?
おいしそうなクッキーを食べたら、
体がとっても大きくなっちゃった。
ほら、あたし大きくなりすぎて
あなたのことも見えないの……」
アリス
「うふふ、かわいそうだね。
じぶんは大きくなったつもりでも、
ほかの人からはふつうに見えたりするの。
そういうこと、お兄ちゃんにもない?
……とにかく、この人も
お姉ちゃんのことは見てなさそうだね。」
次は横になっている男性。
男性
「…………」
アリス
「あなたはたしか、この前まで
イモムシさんだったよね?」
男性
「…………」
アリス
「ねえ、どうして黙ってるの?」
男性
「ああ、アリス、
ゆるしてくれ!
僕、今さなぎだから……
チョウチョになるまでは君と喋れない。
君のお姉さんのゆくえは
ぼくにもわからないよ。」
アリス
「そう……
チョウチョになったらまた遊ぼうね。」
次は赤いスーツを着た女性。
女性
「ああアリス、お茶会はちょっと待って……
今日はまだナゾナゾを用意してないの。
まったく、時間をつぶすための
ナゾナゾづくりに時間をつぶすなんて……
あら? 時間がつぶれてるってことは、
もうナゾナゾはできてるってこと?
まあすてき!」
アリス
「ねえ、そんなことよりも、
お姉ちゃんがどこにいったか知りたいの。」
女性
「あの子はしばらく見てないわね。
でも、最近様子が変じゃなかった?
なにか悩んでるっていうか……」
アリス
「お姉ちゃん……」
ナゾナゾはともかく、
ある程度マシに話せる人だったな……
次の寝そべっている人で最後……って、
人じゃなくてネコマタか?
悪魔
「はいはい、わかりましたよ。
あたしはチェシャ猫役よ。
まったく、あんたのごっこ遊びに
付き合うのも楽じゃないわ。
ところで、アンタ……
ヘンな匂いがするね。
だれかそこにいるのかな?」
アリス
「うん、お兄ちゃんを連れてきたの。
お姉ちゃんを探すのを
手伝ってくれるんだよ。」
悪魔
「ふうん、お姉ちゃんの次はお兄ちゃんか。
あんたの頼みを聞くとはおかしな奴がいたもんだ。
まあ、それも当たり前かあ。
ここじゃみんなちょっとおかしいもん。
あんたも、あたしもにゃーん。」
ネコマタは消え去った……
いや、後ろに回ったようだ。
今来た道を戻ると待ち構えていた。
悪魔
「アリス、アンタも
気づかないわけじゃないでしょ。
アンタの作った不思議の国は、
いつまでも続くわけじゃない。
アンタがここに閉じ込めた魂だって、
ほんとうは帰りたがってる。
アンタと仲良しだったお姉ちゃんは、
うすうす気づいてたんじゃない?
あたしもごっこ遊びは飽きてきたし……
もうここには来ないかもね。」
アリス
「……うるさい猫さんだね。
あれ……?
みんなの様子がおかしいよ……」
会話マークが復活したのでまた声掛け。
赤いスーツの女性の赤い色が無くなっている。
女性
「アリス……
もうお別れの時間だわ。
ずっと止まっていた時間は
ついに動き始めてしまった。
私も、もう行かないと……
私を待ってる人がいるのを思い出したから。
つまらない口喧嘩で別れたことを
あの人に謝らないと。
お茶会はもう終わり。
でもあなたと遊べて楽しかったわ。
アリスも楽しかった?
そうだといいな。」
女性は静かに消え去っていった……
次。
自分がさなぎだと語っていた男性が立っている。
やはりこちらも着ている服の色が無い。
男性
「アリス、僕は自分の正体がわかったよ。
僕はサナギではなかったんだ。
僕は人間という生き物だ。
その魂の残りかすだ。
ありふれた夢を抱いて
この都市にやってきて……
叶わないまま死んでしまったから、
ここを離れられなかったんだね。
でも、もう行かなきゃ。
次の生が僕を待ってる。
さようなら、アリス。僕を君の
ともだちにしてくれてありがとう。」
男性は静かに消え去っていった……
次。
大きくなったと語っていた女性が立っている。
女性
「あたしようやく目が覚めたわ。
自分の体がはちきれるほど大きくなる幻よ。
息もろくにできず苦しかった……
いったいどうして、あたしに
あんなひどい夢を見せたの。
もう、死んだときのような苦しい
思いはしたくないからここに
留まっていたのに……
こんなことなら転生したほうが
マシよ。あたしはもう行くわ。
二度とあたしの前に現れないで。」
女性は静かに消え去っていった……
最後。
男性
「ずっと急いでどこかへ行かないと
いけない気がしてたんだ。
いま、ようやくその場所への道が開けた。
妻と娘の待つ場所だよ。
最後にあの子の顔を見た朝、遊んでと
せがむあの子をなだめて私は仕事に出た。
なぜ、あのとき娘といてやらなかったのか、
そんな未練をずっと抱えていた……
さて、もう行かないと。
遅刻したら大目玉だ……」
男性は静かに消え去っていった……
アリス
「お兄ちゃん、どうしよう。
みんな消えちゃった……」
アオガミ
「……どうやらあの魂たちはアリスの力で
現世につなぎ留められていたようだな。
肉体のように見えていたのも、
単なるマガツヒの塊だったようだ。
彼らの遺した強い感情と
友達を求めるアリスの願望が
互いに引き寄せあっていたのか……」
すると突如女性の影が現れる。
女性
「アリスったら、悪い子ね……
関係ない人を巻き込んだら
ダメじゃない。」
アリス
「お姉ちゃん!
ずっと探してたんだよ。
どうして隠れたりしたの?」
女性
「……あなたも見たでしょう。
ここを去る時が来たの。
でも、わたしはそれを拒もうとした……
それでひとり隠れていたの。」
アリス
「……ぜんぶ知ってたのに、
ここに残っていたんだね。」
女性
「……ええ。
あなたの姉でいるのが
とても楽しかったから……
……でも、長すぎる夢を見ている妹を
起こすのもお姉ちゃんの役目だものね。
あなたと一緒にいる彼……
彼がいるなら、わたしも安心して旅立てる。
アリス、さようなら……」
お姉ちゃんは静かに消え去っていった……
アリス
「バイバイ、お姉ちゃん……」
アリスは吼の元に戻ってきた。
アリス
「あーあ、つまんないの。
おともだち、みんないなくなっちゃった。」
吼
「自分と来るか?」
『また作れば?』はさすがにダメでしょ。
っていうか、今仲魔にアリスいるんだけど、
これってどうなの?
アリス
「へー、お兄ちゃんがアリスの
おともだちになってくれるの?
わたしのおともだちはみんな死んでるの。
だからねー……
死んでない人たちに会えるの
たのしみだな!
あれ……?
今はいっしょにいけないみたい。
わたし、カブキチョウの龍穴で
待っててあげるから迎えに来てね。」
!クエスト
「アリスの不思議な国」
を達成しました。
大鳳吼は闇の経典を手に入れた。
経験値9500EXPを得た。
うーん、お姉ちゃんにあそこまで言われたら
クエストナビ交代するしかないかなあ。
それに、宝石の依頼を受けた直後に
このクエストだし。
あながち無関係と言い切れない。
一旦龍穴に戻ってナビ交代するか。
でもその前に、
ここから左にある細い路地に入る。
その奥でうずくまっているミマンを発見。
ミマン(135体目)
「ハァ…… 来ル日モ 来ル日モ 遺物探シ。
何カ 虚シクナッテクルゼ。
アンタノ 毎日ハ 充実シテルカイ?」
いや、お前どう見てもサボってたでしょ。
大鳳吼は御厳を8手に入れた。
回帰のピラーで龍穴に戻るとアリスがいた。
アリス
「お兄ちゃん……
アリスを連れて行ってくれるよね?」
吼
「連れていく。」
アリス
「うふふ、お兄ちゃんが死ぬときは
一緒にいてあげるからね。」
ピクシー
「まだ冒険し足りないよ~!
龍穴で待ってるから、また誘ってね!」
ピクシーは去っていった……
あとは骸の隠れ家へ。
ギュスターヴ
「お前はこれまでに
135体のミマンを発見したようだな。
褒美にこれをやろう。」
大鳳吼は
戦いの経典を2個手に入れた。
炎の経典を2個手に入れた。
氷の経典を2個手に入れた。
雷の経典を2個手に入れた。
風の経典を2個手に入れた。
光の経典を2個手に入れた。
闇の経典を2個手に入れた。
破壊の経典を2個手に入れた。
災いの経典を2個手に入れた。
癒しの経典を2個手に入れた。
支援の経典を2個手に入れた。
ギュスターヴ
「次は140体で褒美をやろう。
しっかり探してこいよ!」
経典全種キター!
これはすぐに使わせてもらうよ。
経典を使った主な仲魔は以下の通り。
☆邪 鬼:ロアLv51/HP222/MP236
耐 性:呪殺・毒無効、破魔に強い
能力値:力34/体23/魔52/速36/運41
スキル:ムドオン+9/マハムドオン+9
ドルミナー+9/プリンパ+9
マカジャマオン+9
魔のドナム/破魔耐性
ユニークスキル:禁じられた言葉
『禁じられた言葉』担当。
代えが効かないのでほぼ永久スタメン。
なので呪殺適性を+9にした。
☆女 神:アルテミスLv51/HP367/MP234
耐 性:氷結・電撃無効
火炎・破魔・呪殺に強い
能力値:力55/体30/魔38/速47/運41
スキル:銀河烈星拳+5/サマーソルト+5
氷龍撃+8/ジオダイン+5
マハタルカジャ+5
火炎耐性/大活脈
ユニークスキル:鋼鉄の純潔
氷結適性を+8にして氷龍撃の威力を高めた。
後で火炎耐性か大活脈をリストアに
変えようと思う。
☆女 神:イズンLv51/HP284/MP453
耐 性:破魔無効、衝撃・魅了に強い
電撃に弱い
能力値:力26/体31/魔67/速52/運55
スキル:ザンダイン+3/マハンマオン+6
黄金のリンゴ+5/ディアムリタ+5
ヒュギエイアの杯+5/デクンダ+5
大魔脈
ユニークスキル:悪魔の仲立ち
破魔適性を+6にして
マハンマオンの威力を高めた。
☆聖 獣:ハヤタロウLv51/HP297/MP248
耐 性:電撃無効、物理・破魔に強い
衝撃・呪殺に弱い
能力値:力45/体50/魔32/速45/運41
スキル:絶・閃光斬烈牙+5/ジオダイン+7
白龍撃+3/日輪の光+5
某を見よ+5/チャージ+5
不屈の闘志
ユニークスキル:疾風迅雷
電撃適性を+7にした。
ジオダインは後で雷龍撃に変えると思う。
☆国津神:コノハナサクヤLv55/HP287/MP484
耐 性:火炎反射、衝撃無効
混乱・魅了・封技に強い
電撃に弱い
能力値:力21/体41/魔60/速50/運42
スキル:アギダイン+8/マハラギダイン+8
ザンダイン+4/木花之栄+5
ディアムリタ+5
ヒュギエイアの杯+5/大魔脈
ユニークスキル:繁栄の誓約
火炎適性を+8にしてアギダインと
マハラギダインの威力を高めた。
衝撃適性も+4にした。
☆軍 神:ヨシツネLv51/HP314/MP218
耐 性:幻惑無効、物理に強い
呪殺・睡眠・毒に弱い
能力値:力61/体33/魔25/速56/運35
スキル:とんぼ蹴り+9/八艘跳び+9
鎧通し+9/モータルジハード+9
チャージ+3
地獄のマスク/リストア
ユニークスキル:弓流し
物理適性を+9にして
八艘跳びなどの威力を高めた。
閃きで習得したモータルジハードは
後で物理プレロマに変えようと思う。
☆幻 魔:クー・フーリンLv59/HP331/MP223
耐 性:衝撃無効、物理・封技に強い
電撃に弱い
能力値:力58/体50/魔35/速53/運31
スキル:とんぼ蹴り+5/霞駆け+5
ゲイ・ボルグ+9/マハザンマ+9
チャージ+3/衝撃プレロマ
リストア
ユニークスキル:代役猛犬
衝撃適性を+9にして
ゲイ・ボルグとマハザンマの威力を高めた。
落ち着いたら北側の残りを探索する。
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Name 大鳳吼
Location カブキチョウ




