オナリモン(大天使アールマティの依頼)
魔王マーラ討伐のサブクエストを発生させるには、
先に別のサブクエストを達成させる必要があるらしい。
しかもその行き先はダアト港区のオナリモン。
それも女神アナーヒターのいた源泉だ。
あんな僻地にまさか再度訪れる事になるなんて……
と、ブツブツ文句を言いながら龍脈渡り。
マップを見ると、
確かに源泉にサブクエストマークが付いている。
龍脈渡りで表示されるマップは今後も要確認だね。
そう思っていると、東京タワー付近の会話マークが
未読状態になっているのも分かった。
更新されたらしい。
オナリモンに行こうとしていたが、
東京タワーに変更して会話を確認する。
悪魔(堕天使アンドラス)
「天使どもめ、まだ敗北を認めないのか……
だがベテル連合軍など、砂上の楼閣。
魔王様の前に散ることでしょう!」
悪魔(夜魔リリム)
「天使ってバカなの?
いまさら勝ってどうなるの?
崇めていた神はもういないのに……
本当に理解に苦しむわ。
絶対に相容れない存在ね!」
ベテル連合軍の話がここまで聞こえていたようだった。
後はマガツ口で源泉に向かう道へ移動する。
源泉に辿り着くと、いた。
赤紫色にスリムな容姿、派手な羽根を4枚持つ
無気味な悪魔の姿が。
悪魔(大天使アールマティ)
「……汝は……」
吼
「ナホビノだ。」
もうそっちこっちでバレている事だから、
敢えて隠す必要もないでしょ。
悪魔(大天使アールマティ)
「汝がナホビノであることを認める。
私はアールマティ。
アムシャ・スプンタの一柱にして
ダエーワの敵である。
四人のダエーワ……
女魔が目覚め、
人の世界に悪徳をもたらしている。
ひとりは耽溺を、
ひとりは策謀を、
ひとりは放埒をそそのかし……
そしてその三人を束ねる長は、
人をあらゆる因果から解放するとうたう扇動者。
アムシャ・スプンタはかつて
人と共にあったが、
今、その世界に干渉することはできない。
……人の半身を持つ汝ならば、
人に語り掛け、善の道に導くことができる。
我が言葉を人に伝え、
ダエーワを彼から遠ざけること。
これを汝に依頼する。」
!クエスト
「迷える人の子に導きを」
を受注しますか?
吼
「はい。」
!クエスト
「迷える人の子に導きを」
を受注しました。
アールマティ
「汝を尊く思う。
女魔とその配下は人の心を操り、
疑念や暴力への欲求をかきたてる。
東京でその誘惑を受けた者を探すには
彼らと話してみるほかない。
そして悪徳を心に育てている者には
善なる道を示せ。
以上。」
まさかの女魔絡みの依頼とは。
さっそく東京の医科学研究所に移動。
するとここでも2人の会話が更新されていた。
男性研究員
「この間、また八雲という男に侵入された。
カディシュトゥに関する調査データが
目的だったらしい。
理由はわからないが、
彼は今、ベテルよりもそちらに
関心を持っているようだ。
何か彼が情報を握っているのなら、
協力もできそうなものだが……」
……ん?
そういえばダアトの天使パワーは
「侵入者を発見」
とか言ってた。
天使たちも女魔を探しているなら
「目標を発見」
と言いそうなものだ。
このタイミングでこの情報って事は、
侵入者って実は八雲の事かもしれない。
研究員(女性)
「アハギハラシステムの剣以外のタンクだけど、
そちらで作られるのは「統制型」「内政型」の
2種類の神造魔人よ。
私がここに勤めるようになってからは「英雄型」の
アオガミしか知らないけど、「内政型」も
現在1体のに稼働中とか……
でも一番強力な力を持つとされる「統制型」は
活動停止中らしいわ。
「英雄型」と「内政型」に比べ、
製造には特殊な条件が必要とのことで、
謎に包まれてるの。
あなたというナホビノと、「統制型」がいれば
この状況を絶対的勝利に導けると思うのだけど
……残念ね。
つまるところ、あなたの存在が現状を
打破するカギであることに違いはない。
私たち研究員は全力を挙げて
あなたをサポートするわ。
これからもよろしくね。」
これまた気になるネタだな。
吼以外の合一神が
少なくとも2人生まれる可能性を示唆している。
「統制型」と「内政型」か……
今は情報の1つとして留めておこう。
外に出ると、すぐに未読の会話マークが見えた。
警察官
「この間、マント姿で軍刀を持った男に
スマホ……みたいな装置を渡されたんだ。
その男は『人間の未来を憂うなら貴様には
これを持つ資格がある』と
言っていたけど……
その時がくれば、わかるんだろうか?」
八雲のことだな……
悪魔召喚プログラムの入ったスマホでも
渡していたんだろうか?
北に進むと2人目。
初老の警官
「先輩の八雲巡査部長には
息子さんがいたな……
父親に似て、真面目なお子さんだったからな。
今も息災だと良いがね。」
また八雲ネタか。
バリバリに息災だよ。
そこから東に進むと3人目。
ニット帽の男
「はあ……めんどくさ……
頑張って書いた記事に、読者から
クレームが入ったんだよ。
『品川の研究所で政府の秘密実験!?』
って記事、まー伸びたのよこれが。
でも『記事のせいでうちの妻が陰謀論に
ハマった』なんて言われてもさぁ……
そんなん、真に受ける方が
悪いと思うんだよな。」
吼
「その通りだ。」
雑誌そのもののジャンルが不明だが、
アヤカシみたいなオカルト系なら
誇大な記事も珍しくない。
Ⅲではヒジリが
『違ってたら笑って許せや』
みたいな事を言ってたし。
結局、記事を鵜吞みにするか、
1つの情報として留めるかは読者次第だ。
その妻、騙されやすいタイプかもね。
ニット帽の男
「さすが、わかってるねー
キミのような若者がいるなら
出版業界の未来も明るいってワケだ!
俺は攻めた記事を書き続けていくぜ!
さーて、会社に戻るぞ!」
男は落ち着きを取り戻したようだ……
……落ち着きではなく、やる気では?
南西の方に行くと4人目。
姿勢の良い男
「え? なんですかアナタ。
さっきからジロジロ見て。
え? なにか言わないのって?
なにいってんですか。
道端で一人でなに話すっていうんですか。
RPGじゃあるまいし……
え? 僕変なこと言ってませんよね?」
残念ながらRPGだよ。
そのまま南に進むと行き止まりで5人目。
エプロンの女
「シッ、話しかけないで!
奴らに目を付けられるわよ。
そこの医科学研究所……
あそこでは市民をさらって
人体実験をしてるの。
こんな恐ろしいことが起きてるのに、
旦那も娘も話を聞いてくれない。
それどころかあたしのこと、
ウソつき呼ばわりして……」
女は戸惑っているようだ……
吼
「証拠はあるのか。」
証拠というか確証だよね。
例の記事にクレームつけた旦那の妻なんだろうけど、
もう少し冷静になれないものなのかな。
まあ、塩化して行方不明扱いになっている人が
研究所に運ばれている事実はあるから、
不安になっても不思議ではないけど。
エプロンの女
「嫌だわ、偉そうな人ってみんな
二言目にはそういうのよ。
学校は証拠もなしに
うちの娘を責めるっていうのに。
『お宅の娘さんがラクロス部の女子を
いじめてるかも』ですって……
そんな証拠どこにあるのよ?
あたしは娘を信じてるわ。
そうよ、早く帰って
あの子のそばにいてあげなくちゃ。」
女は落ち着きを取り戻したようだ……
……娘の方に気が移ってしまっただけでは?
娘から真実聞かされたらどう思うんだろうな……
東に進んでいくと6人目。
ませた少女
「おにーちゃん、楽しいあそび
おしえてあげよーか?
あそこのハトさんにね、
石を命中させるゲームなの。
さっき、通りかかった
おじさんに教えてもらったんだー。
餌をあげるふりして
そーっと近寄って……それっ!
あーっ惜しい!
もう一回っ!
死ね! 死ね! 死ねー!」
少女は夢中で石を投げている……
吼
「バチが当たるぞ。」
因果応報になるよ。
しかしどこのおじさんだ、
こんなアホなこと教えたの?
ませた少女
「バチってなに……?
それ、痛いの?
よくわかんないけど、
バチには当たりたくないなぁ。
……うちのママとパパ、いつもケンカ
しててわたしと遊んでくれないの。
お姉ちゃんが学校でどうとか、
インボウがどうとかって……
はぁ、つぎは本を逆さまに
音読でもしてみようかな。
早速特訓しなきゃ。
わたし、お家帰るねー。」
少女は鳩への興味を失ったようだ……
……なんで逆さまに音読?
西に戻って姿勢の良い男に再度声掛け。
姿勢の良い男
「え? アナタ、このへんの人
全員にお説教して回ったんですか?
え? ちょっと困るんですよ、
そういうのは。」
男の様子がおかしい……
姿勢の良い男
「世の中、息苦しすぎるんです。
扇動すること、妄信すること、
他者を虐げること。
それら全て、あなたがた人間にとって
きわめて自然な欲求なのです。
それなのに、あなたがた人間は
自分たちの本性を覆い隠してしまった。
道徳とか、法律とか、
そういうくだらないオモチャでね。
この世界は複雑で、歪んでいる……
誰もその真の姿をつかめない。
だからこそ人々は、この不可解な世界を
説明するシナリオを欲している。
『東京で相次ぐ不審な事件の
黒幕は医科学研究所……とかね。
そんな噂が出回るようにちょっと
仕向ければ人々は面白いほど食いつく。
そうでしょう、え?」
そして姿勢の良い男は、
姿勢の悪い幽鬼ピシャーチャへと姿を変えた。
Ⅲではフシュルルルしか言わなかったのに、
随分と流暢に話せるようになったものだ。
悪魔(幽鬼ピシャーチャ)
「偉大なる女魔たちは人間たちを
憐れみ私を遣わしたのです。
私は彼らが自然に、欲求のままに
生きられるよう手助けしました。
それを水の泡にしてくれちゃって……
え? 死んでくださいよ。」
幽鬼ピシャーチャ4体との戦闘が始まった。
吼、禍時:会心、
吼、神矢来+3、クリティカル、
魔人マタドール、マハラギ、クリティカル、
魔人だいそうじょう、マハンマ+4、クリティカル、
邪鬼ロア、タオに交代、
吼、神矢来+3、クリティカル、
魔人マタドール、マハラギ、クリティカル、
以上、終了。
1080マッカ手に入れた。
最も高かった経験値は、
魔人マタドールの4770EXPだった。
邪鬼ロア、タオに交代する必要無かったね……
禍時:会心、無しでも良かったかも。
悪魔(幽鬼ピシャーチャ)
「ははは……気持ちよかったでしょう……
殺戮……は……」
幽鬼ピシャーチャは消え去った……
このあたりの人間はみな落ち着きを
取り戻したようだ……
後はアールマティにご報告。
アールマティ
「東京における汝の行いの報告を
受け取った。
……汝の言葉は我が意思を
正しく伝えた様子。
まことに見事な働きである。」
大鳳吼は御厳結晶・小を2個手に入れた。
アールマティ
「また、時が来れば
汝の協力を乞うだろう。
その時まで、汝が献身の心を
抱き続けることを欲する。
以上。」
!クエスト
「迷える人の子に導きを」
を達成しました。
大鳳吼は御厳結晶・小を手に入れた。
経験値4500EXPを得た。
アールマティは去っていった……
さっそく龍穴に戻って龍脈渡りをしようと
マップを確認すると、ダアト新宿区に
サブクエストマークが追加されていた。
さっそくそこに向かってみよう。
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Name 大鳳吼
Location 神宮内苑




