表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/104

シンジュク御苑(2つのサブクエスト)

 妖魔アガシオンの脇の坂を降りる。

 地霊ナルキッソスのいる所で

 東側の崖下を見ると自販機が見えた。

 飛び降りて近付いてみると1台だけ。

 王冠蓋の瓶を2個手に入れた。


!王冠蓋の瓶

 王冠で栓がされた瓶だ。

 中に入っている液体よりも

 王冠の方が価値が高そうに思える。


 紙の蓋よりはマシか……


 この場にある透明度の高い池は、

 深さがあるので歩けない。

 奇妙な大きな木が池の中心から生えていて、

 とても綺麗な場所だ。

 北へ進む一本道の途中に、

 妖精ジャックランタンがいた。

 サブクエストマークを付けている。


悪魔(妖精ジャックランタン)

「ヒホヒホ、燃えるホ~!

 だけど燃え続けるには

 エネルギーが必要だホ!

 だから、オイラは

 常にアイテムが必要なんだホ!

 オイラはジャックランタン!

 そんなオイラのアイテム探しを

 手伝ってくれないかホ?」


!クエスト

 「ランタンの燃料」

 を受注しますか?


「はい。」


!クエスト

 「ランタンの燃料」

 を受注しました。


ジャックランタン

「サンキューホ!

 オイラが欲しいのは、火炎の秘石ホ!

 これを2個持ってきてホ!」


 ジャックフロストと似たパターンだな。

 あっちは氷結の秘石2個だった。

 今回も手持ちがあるから渡してしまおう。


ジャックランタン

「火炎の秘石、集まったかホ?

 オイラに分けて欲しいホ!」


 大鳳吼は火炎の秘石2個を渡した。


ジャックランタン

「嬉しいホ!

 これでしばらくは燃えていられるホ!

 サンキューホ!

 お礼に、これあげるんだホ!」


!クエスト

 「ランタンの燃料」

 を達成しました。


 大鳳吼はチャクラドロップを手に入れた。

 経験値9000EXPを得た。

 ヨーコとジャアクフロストのレベルが上がった。


☆人 間:ヨーコLv42/HP196/MP211

 耐 性:呪殺無効、封技に強い/破魔に弱い

 能力値:力18/体27/魔41/速34/運32

 スキル:アギダイン+2/ジオダイン

     ムドオン+4/エナジードレイン+2

     ディアラハン+2/マハタルンダ+2

     物理ブロック+2

 ユニークスキル:動乱の施し


ジャックランタン

「火炎の秘石、たくさん確保しとくホ!

 また集まったら、オイラにくれホ!」


 サブクエストマークがカートマークに変わった。

 ただ、いちいち持ってくる事は無いと思う。


 逃げ場の無い一本道だが悪魔の出現は無い。

 歩いていくと今度は国津神スクナヒコナがいた。


悪魔(国津神スクナヒコナ)

「おお、やっと出会えたか!

 方々探したぞ!

 我が名はスクナヒコナ。

 オオクニヌシと共に国造りをせし

 国津神である。」


 ん?

 これはまたクエストナビか?


スクナヒコナ

「活動を再開した神造魔人が

 何者であるか確かめに参上した。

 ただ、ベテルに従うだけの者か……

 未来を見据える者なのか……

 ……ふむ、杞憂であったな。

 おヌシの目を見ればわかる。

 であれば、この地を守らんと奮起する

 神造魔人を見守り、澪引きいたそうかッ。

 ……フフっ、

 オオクニヌシと旅をしたのを思い出したわ。

 ……さあ、ゆくぞ神造魔人よ。

 このスクナヒコナが導くのだ。

 大船に乗った気で頼るが良い!」


 吼は、今はピクシーに

 ナビしてもらっていると伝えたようだ。


スクナヒコナ

「むむ?

 今は具合が悪いと申すか……

 ならば仕方ない。

 我は龍穴のそばで待つ故、

 我が力が必要となれば来るが良い。」


 西に一本道を進みきると、また大きな池。

 池の向こう側にマガツ口が見える。

 そちらの方に向かって行くと、

 妖精シルキーがいた。


悪魔(妖精シルキー)

「はっ! あぁ……貴方だったの。

 驚かせないでちょうだい。

 私です、妖精の集落でお会いした

 シルキーよ。」


シルキー

「……貴方も見たのでしょう。

 妖精の集落のありさまを……

 私はたまたま薬草を採るために集落を

 離れていたから、悲劇を免れたの。

 あの場に留まるのも恐ろしく、

 シンジュクへと逃げ延びはしたけど……

 あぁ……あの光景を思い出すと

 身震いがしてしまって……

 私たち妖精は、自らの掟にしたがい

 自然と共に生きてきただけなのに……

 ……ごめんなさい。

 暗い話をしてしまって。

 本当のことを言えば、

 ひとりは心細いけれど……

 大丈夫、なんとかやってみるわ。」


 シルキーの所から水辺に行くと

 鬼女ラミアがいる。


悪魔(鬼女ラミア)

「巨大なカラス?

 ああ、たまに見るわね。

 アレは使い魔かもしれないわ。

 北東の方に飛んでいくのを見たわよ。

 行ってみたら?」


 北東……

 あ、目標のマーカーから離れてるな。

 この水辺にマガツ口があるのだが、

 その前にサブクエストマークを付けた

 幽鬼レギオンの元へ。


レギオン

「ウオォ、テメエ、見ねェ顔だなァァ。

 ……ウーン、マジデ、こンな悪魔は

 見タことガねェェ……?

 イヒィィ! オ前、持ってるナァ!?」


「バレたか。」


 面白そうだから話を合わせてみよう。

 「何を?」はまともすぎ。


レギオン

「そウだァァァ!

 山ホド脳ミソがあるオレ様には

 お見通しイィィ!

 テメエ、「アイデんてディー」持っテるゥゥゥ!

 オレ様、似た顔がたくさンンン……

 つマりオレタチ、アイデんテディーが、

 なァーァいィィィィ。

 ホントは皆、チョットずつ顔、違ウゥゥゥ。

 でモ誰も、見分けテくれねェェェ!

 なァ、テメエは、オレタチの違イ

 わかッてくれルかァァ?」


「わかる。」


レギオン

「イヒィィィ!

 テメエ、見ル目あるウゥゥゥ!

 テメエの目ヂカラならァァァ、

 アイツラも見分けられるゥゥゥ。

 そウだァァ、ミマンどもだよォォ。

 知ッてたカァァ? アイツラも

 おンなじような顔してるが、

 よォォく見ルと、イロイロ違ウゥゥゥ!

 オレ様がァァァ、

 ミマンを連続デ見せルウゥゥ。

 テメエはァ、オレ様の言ったのと

 同じミマンを見つケろオォォォ。

 正解すレば、テメエは報酬ウゥゥ、

 オレタチも満足ウゥゥ、

 一石二鳥ウゥゥゥ。

 どうダァァァ? やるかァァ?」


!クエスト

 「オレだけのアイデンティティ」

 を受注しますか?


「はい。」


!クエスト

 「オレだけのアイデンティティ」

 を受注しました。


レギオン

「イヒィィネェェェ!

 ジャ、さっソく始メるぞォォォ。

 そレじゃァァァ、イマから店見セる

 ミマンのカオを覚えトけェェェ。」


 ニコニコ顔の立っているミマンを見せられた。


レギオン

「次にィィ、イマから見セるミマンの中から、

 最初に見せタ奴を探せェェェ!」


 ニコニコ顔(左)と怒っている顔(右)の

 2体のミマンを見せられた。


レギオン

「さァァァ、どイつかわかるカァァ?」


「左。」


レギオン

「当たりイィィ!

 ここまデは、小手……コテサシ……

 小手サシ止まりだァァァ。

 そレじゃァァ、次行クぞォォォ。」


「どんどん行こう。」


レギオン

「今から見セるミマンの特徴を覚えロォォ!

 持ちモノや、カラダにも注目ウゥゥゥ。」


 唐辛子のような形の提灯を右手に

 キョロキョロしているミマンを見せられた。


レギオン

「次にィィ、今かラ見セるミマンの中から

 最初に見せタ奴を探せェェェ!」


 今度は3体見せられた。

 剣(左)、無手(中)、提灯(右)。


レギオン

「見ヅラいならァァ、メッセージ

 ウィンドオォをOFFにシてみろォォォ。」


「一番右。」


レギオン

「イイゼェェェ、そノ調子だァァァ。

 そレじゃァァ、次行クぞォォォ。」


「どんどん行こう。」


レギオン

「次はァァァ、出てキた順番にィィィ、

 ゴ注意だァァァ!」


 1~2秒程度の間隔で、

 地べたに座っている3体のミマンを見せられた。


レギオン

「今のをヨク、覚えとけェェェ!

 さァァァ、2番目に出てキたのハ

 どイつだァァァァ?」


「真ん中。」


レギオン

「正解イィィィ!

 ウオオォォ!

 テメエの目ヂカラ、スゲエェェェ!

 ミマン共も、喜ンでるウゥゥ。」


ミマン

「ギュスターヴデモ 君ホド正確ニ

 ボクタチヲ 見分ケラレナイダロウネ。

 ナカナカ 楽シカッタヨ。」


!クエスト

 「オレだけのアイデンティティ」

 を達成しました。


 大鳳吼はソーマの雫を手に入れた。

 経験値8000EXPを得た。


レギオン

「オレたち、もっと難しイ問題も

 用意しテるウゥゥゥ。」


ミマン

「気ガ向イタラ マタ遊ンデオクレヨ。」


 気が向いたらね。


 近くのマガツ口を使ってみると、

 1箇所中継して龍穴付近に戻ってこれた。

 小休止したら探索を再開する。


 Save

 Name 大鳳吼

 Location シンジュク御苑

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ