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第一話

 気が重い。

 燦々と太陽の光が照り付け、視界には桜の花が咲き乱れる道を歩きながら、少年はそんなことを思った。

 緩やかな坂道を幾人もの少年少女たちが同じ方向に歩いている。向かう先が同じなら着ている服も同様だ。御倉高校普通科の制服。

 御倉高校。

 創立してまだ十年もたっていない私立高校。経営難に陥った複数の小、中、高校を統合し、再編成しなおしたことによって作られた国内屈指のマンモス校。広大な敷地面積を誇り、学科ごとに校舎は立ち並び、学生寮だけではなくコンビニやスーパーなどもあるちょっとした街のようでもある。

ある企業が実験のために用意しただの、超がつくほどの金持ちが趣味で作ったなどと噂されている。

少年は三カ月ほど前、その高校の入学試験を受け、無事に合格した。おかげで周りの人たちと同じように制服に袖を通すことになったわけだが……

「はぁ……」

 合格したことを喜べないでいた。

というのも御倉高校は彼にとっていわゆる第二志望の進学先だったからだ。残念なことに第一志望校の受験日当日、高熱を出したせいで試験を受けることすらできなかったのだ。

 進学できたはいいが、さらに気分を重くするのはこの坂道だ。急ではないがとにかく長い。もう、うんざりするほどに。これからの三年間を思うとさらに憂鬱な気分にさせてくれる。

 そんな坂道もようやく終わりが近づいてきたようだ。道の先には校舎の一部が目に映った。

 歩き続けてようやく姿を現した校舎は国内最大を謳うにはやや小さいという印象を与えた。しかし校舎は目の前の一つだけではない。敷地内に各学部ごとに校舎が建てられ、生徒も分けられているのだ。そんなことは学校のHPでも閲覧すれはわかることだがそのことを少年が知るのはしばらく後のことである。

 やや歩き疲れたこともあり校門の付近でこれからの母校を見ていると、生徒たちが集まっている場所がある。掲示板だ。おそらくクラス分けが公表されいるのだろう。

 周りにならい掲示板の前まで行くと、自分の名前を探した。

「……あった」

一年二組 中村(なかむら) 智和(ともかず)

 構内案内図で場所を確認した後智和は一年二組の教室に向かった。


 一年二組、教室中はほぼ人が集まっていた。担任教師が来る間知り合いで話たり、初対面同志が挨拶を交わしている。そんな中で一人のんびりと窓の外を眺めている。

 智和だ。

 知り合いもいない、暇つぶしのための本もない。携帯電話は持っているが校則違反になるので出せないからすることもない。

教室内の喧騒とは裏腹に窓の外の景色はゆったりとして静かだ。校舎自体が高い場所に建てられているため町の喧騒とは皆無だ。

 雲は時間をかけてゆっくりと動き、風は心地いい感じに吹いている。風景がほとんど動かないのでまるで外の景色だけ時間が止まったか、一枚の風景画でも眺めている感覚だ。できることならこのまま一日が終わってくれたらいいなと思う。

おまけに、

「楽しそうだなぁ」

町には巨大な人型ロボットが元気に動き回っている。

「……は?」

 無気力に外を眺めてていただけなので一瞬あり得ないものが映っても気にしなかったが、さすがに異常な場面すぎる。目をこすりこう一度見返そうとした矢先、

「はーい、ホームルームを始めますので皆さん席に着いてください」

教室前方の扉が開き、女性教師が入ってきた。

「はじめまして、私が君たち一年二組の担任を務める水樹奈緒です。担当教科は数学Ⅰ、クラスの担任を受け持つのはこれが初めてになりますが皆さん、これから一年間よろしくお願いします」

 彼女がそう言い終わるとそのままクラスメイトの自己紹介が始まった。智和も当たり障りのない自己紹介を済ませ、再び窓に目を向けたが町の風景は何も変なものは存在しなかった。


「並んでくださーい」

 一限目が終わりこれからの向かうは体育館。二限目は入学式だ。

 廊下に作られた列の真ん中に智和はいる。

 集団が一階の渡り廊下に差し掛かった時、中庭のベンチで智和は何かを見かけた。目をこらすとどうやら女子生徒がベンチで横になっているみたいだ。

 気づいたのに無視するのは気が引けるので、

「わるいけど、先に行ってて」

 列から離れて、寝ている女子生徒のもとまで小走りで近づく。

中庭は中心にある大木を囲むようにベンチが置かれている。ベンチには直接日の光が当たらないように木の葉が生い茂っている。そして近づいて様子を見てみれば、

「完全に寝ている」

 鞄を枕代わりにして寝ている女子生徒は智和が近づいたのに起きる様子はない。

「あのー、起きないと式に遅れますよー」

 声を掛けてみる。

「……zzz……」

効果は無いようだ。

ベンチの背もたれの方に顔を向けているので顔を見ることはできないが規則正しく寝息をたてているのでいまだに夢の中みたいだ。

見知らぬ、しかも女生徒だが仕方ないので次の方法として体をゆすってみる。

「いい加減起きてくださーい」

「……んぁ」

 ようやく起きてくれたかと思ったら……、

pipipipipipipi!

「うわっ!!」

 突然けたたましい音が鳴りだした。

「…………時間?」

 どうやら眠っていた彼女が設定した目覚ましがタイミングよく作動しただけみたいだ。

「ふぁぁ~~あ、ぼちぼち準備しないと遅れるかな」

「そうそう、早くしないと式が始まるから急がないと」

「……式?」

「式って、入学式のことだけど……。」

「というか、きみ、なに?」

「なに? って言われても……」

 そこは誰? って訊くべきなのでは智和は思ったが、口に出す前に彼女が口を開いた。

「……そういえば、今日だっけ。部室が開いてなかったし、アイツがうちの制服を着てたし、そういうことか」

「? どーゆーこと」

 目の前の彼女は一向に急ぐ気配はない上になぜか変に納得している。

「きみ、一年生でしょ」

「そりゃ、もちろ……」

もちろん、そう言おうとして

pipipipipipipi!

 またしても騒がしい電子音に阻まれた。

「あっ……もう時間だ。じゃ、もう行くから」

「ちょっ、待って!」

 その場を立ち去ろうとするのでおもわず彼女の手をとってしまう智和。

「ちょっ、……!」

 その瞬間。

周りの景色は色あせ、直後まるでエレベーターで上の階に昇ったような奇妙な感覚が襲った。

「なっ、何なんだ! 一体」

 辺りを見回してみるがさっきほどの変な感覚が去ってからは特に変わった様子もない。どうやら地震が発生したわけでもめまいなど起こした訳では無いみたいらしい。。

ただ目の前の女生徒はなんだかめんどうくさそうな顔をしていた。

「一緒に飛ばされるなんて……どうしよ」

 相手が考え込んでいる間、智和もようやく手を握ったままにしていたのに気づき慌ててはなした。

「放っておくのも気が引けるし、かといって戻る時間もない。……しかたない」

「さっきから何を言ってるの?」

「ついて来て」

 今度は彼女から手を引き、智和を中庭から連れ出した。そのまま校舎からひらけた場所に出るといきなり右腕を掲げて叫んだ。

「来い! シュバルツヴァイツァー!」

その叫びに呼応するかのように空が光り、雲が割れるように歪んだとおもえば。

智和たちの目の前には巨大な影が、人影が現れた。

「ロボット……」

 思わず言葉を漏らした智和。

 四階建ての校舎と同じくらいの全高を持つそのロボットは目の前で跪き胸部装甲の一部を開いた。そこから見えたのは人が一人座ることのできる座席と囲うように設置されたコンソール――コクピットだ。

 彼女は智和を連れたままそのコックピットに乗り込んだ。座席には少女が、智和はその席から覗き込むような形で中腰の体勢になった。

 席に着いた彼女は慣れた手つきでコックピット内のボタンを操作していく。入口が閉じて二人の目の前にはで巨大なディスプレイになった。

「あ、いまから激しく動いたりするからあんまり喋らいないでね。舌噛んだりするから」

そう言って操縦桿を握った。

「へ?」

智和が間抜けな声を出し終える前に、二人を乗せた人型ロボットはその場から力強く跳躍した。

「うぉおおおおおおおおおおお!」

 ビックリする智和をよそにロボット――シュバルツヴァイツァーは校舎の屋上に着地した。校舎の上から町を見下ろすその姿はまるでこの世の王様にでもなったかのような気分にさせてくれる。

 しかし、その余韻に浸ることもなくまたも空から何かが飛来した。

「……ŪFO?」

 それは空中で留まると巨大な女性のホログラムを映し出した。

『半径十㎞をフィールドとして認識しました。フィールド内に対戦者以外の反応がないことを確認、これよりバトルを開始します。予定されていた通り機体数、機体サイズ、兵装は自由とし、どちらかが戦闘不能になった時点で決着とします。』

 その言葉と同時に町のほうから二体ロボットが現れた。二体は今二人が乗っているロボットとは全く違う姿だった。

 灰色のボディ、飾りのないツルっとした頭部にモノアイ。兵士が背負うようなバックパックを付け、その手にはライフル銃を持っている。 

 町に現れた機体はほとんど同じモノみたいだが、片方は古びたマントを、もう片方

は背中にミサイルポッドを装備していた。

『それではカウントに入ります』

 二体はまっすぐに学校の方角を見ている。

『五……四……三……』

 いや、学校ではない、智和たちを乗せた機体を見ている。カウントが刻まれるたびにそれをはっきりと智和は感じた。

『二……一……』

 そして、ゼロになった直後に、

『ゼロ、バトルスタートです!』

灰色のロボットたちは智和谷の方をすごい勢いで向かってきながらその手にした武器で発砲してきた。

 数秒後校舎のあちらこちらに着弾しては校舎をえぐっていく。

「うおっ!」

「……あの武器でここまで当たるわけないのに」

 モニターに映し出された相手との距離は約七㎞。このままならまぐれで当たったとしても大した威力は期待できない。それを知っているから彼女は動かない。

「ちょ、どうしてこんな状況になってるかわからないけど、逃げたほうがいいって!」

「逃げてどーすんのよ、それじゃ無駄にポイントとかなくすだけじゃない」

「はぁ? ポイント? どーゆーことだよ」

「ちょっと黙っててくれない? いい加減集中したいんだけど」

「いや、説明くらい……」

 直後、機体の足元に着弾し智和の言葉は遮られた。

「っ!」

「少し黙ってないと、さっき忠告した通り舌噛むよ」

 言い捨ててすぐにシュバルツヴァイツァーが屋上から地上に降りた。校舎を盾に銃撃から身を隠す。それでも相手はお構いなしに学校に向けて弾をまき散らす。

「弾だってタダじゃないのに、景気のいいことで」

 背中にマウントされているライフを腕に装備するシュバルツヴァイツァー。それは灰色のロボットが使っているそれよりもさらにデカい。

 それを構えると間髪入れず発砲。吐き出された弾丸はまるで吸い寄せられるようにマントをまとったロボットのライフルに当たった。

壊れたライフルを捨てると二機は左右にわかれ別々のビルなどの建物に身を潜める。

銃声が途切れたことで辺りが静まり返った。。

「ちょと、いい?」

「何? 忙しいから手短にしてくんない?」

「さっきも訊いたけど、どーゆー状況なの、これ」

「やっぱ知らないんだ、このゲームのこと」

「ゲームのこと?」

「っ……接近警報!」

アラート音に合わせてミサイルポッドを背負った敵が今度は一機だけで突っ込んでくる。銃弾をばらまきながらミサイルを校舎のほうへ発射する。煙を吐き出しながらミサイルは加速をつけ智和たちに迫る。

「さすがにそれは見過ごせない!」

 銃身を敵からミサイルのほうに向きを変え迎撃するシュバルツヴァイツァー。一基は撃ち落としたが一発撃つたびにリロードが長いのか撃ち漏らした分がすぐそこまで迫ってくる。

「無理っ!」

すぐさま跳躍しミサイルの直撃を逃れようとする。するとさっきまで陣取っていた場所にはミサイルが次々と着弾し破壊の炎と衝撃が辺りを襲った。一拍遅れて二人にも衝撃がきた。機体全体が悲鳴を上げ、反対側の校舎に叩き付けられた。

「くそっ、すぐに起きて離れないと」

「それもだけど前!」

「わかってるから! 邪魔しないで」

マントを纏っている機体がいつの間にか目の前にいる。アーミーナイフを持ち、智和たちに斬りかかる。

 すんでの処でライフルを盾にして何とか踏ん張る。

「こぉんのぉぉぉぉおおおおおお!」

 出力を上げて無理やり押し返そうとする。数秒の拮抗後、力負けしたのは灰色のロボットだった。相手を押し返し、完全に突き放しバランスを崩したところで照準を定めて彼女はトリガーを引いた。弾は敵の胴体に当たり完全に突き抜けた。体にでっかい風穴を開けたロボットはその場で膝をつき動かなくなった。

「これで……一体目」

沈黙した敵からやや距離をとって安堵のため息を少女はついた。だからか、いささか緊張の糸が緩んでしまったのだろう沈黙する機体側近くの影が動いたことに気づかなかった。

「気を付けて! 上‼」

 しかし、彼女は一人では無かった。コックピットに同乗する智和は影の存在とその意味を理解した瞬間に叫んだ。

 シュバルツヴァイツァーの真上にジャンプした二機目がライフルを構えている。智和たちからすれば最悪の、相手からすれば絶好のポジションだ。こちらが上を向いて大型の銃を構えるまでに決着をつけることが出来ることをわかっているからか、相手は狙いを慎重に定ようとしている。

 そんな中、智和の声を耳にした少女の行動は真上の敵に振り向くことではなかった。

 目の前で動かなくなった機体に向かって走り出したのだ。白黒の機体を追って地面に銃弾が次々と吐き出される。そんなことにかまわず倒した敵機に近づくとそのままの勢いで跳躍、眼前の機体の肩を踏み台にしさらに高くジャンプした。

 空中で機体を180度捻らせてみれば、結果今度は智和たちのほうが二体目の敵を見おろす形となる。向き合う銃身。そしてほぼ同時に両者のトリガーは引かれた。

 

『チーム量産機至上主義の全機体の機能停止を確認しました。よって勝者はチーム御倉高校ロボット部所属シュバルツヴァイツァーです』

衝突した二つの弾丸は、シュバルツヴァイツァーの弾丸が勝った。相手の銃弾を弾き飛ばし、先ほどの相手同様コクピットを吹き飛ばした。

『勝った側はポイントの確認をお願いします。その後一二〇秒後にバトルフィールドの設定を解除しますので、速やかに退去するように。それでは次回のバトルにも期待します』

そう言ってホログラムが消えたあと円盤飛行物体は空の彼方に消えていった。

「勝ったってことでいいの? これ」

「そーゆーこと。結構危なかったし助けてくれて、ありがとね」

「いや、でも相手のロボットとか穴開いてるし、同じように人が乗ってるなら人殺しになるんじゃ……」

「人殺し? 安心していいよ、コックピットに攻撃がヒットする瞬間にセーフティでパイロットはバトルエリア外にワープするから」

「ワープって? そんなSF映画みたいなこと何でできるんだよ」

「知らないって、そーゆーゲームなんだから。てゆーか、いい加減降りてくんない」

 今度の質問には答えないでコクピットの入口を開き彼女は出るように促した。どうにかして機体から抜け出す智和、それに少女も続いた。

 外に出れば校舎やグラウンドには銃弾の跡や爆発による陥没などが目についた。原因の半分は自分たちにあるのだからいたたまれない気分に智和はなったが、少女はそんなことお構いなしだ。

「さてと、もうこっちには用事はないから戻るかな。はい」

そう彼女は手を差し出した。

「はい、て言われても戻るってどこに」

「面倒だから黙って手を握りなさい」

 強引に手を繋がれた。異性と手を握るのは今日で三度目だ。今までこんな風に手を繋ぐことなんて滅多にないなぁ、と智和が考えているとまた不思議な感覚が襲ってきた。

 周りが色を失い、今度は下におろされるような感じがした。

「戻ったけど、大丈夫?」

 声を掛けられた周辺をもう一度見渡してみる。先ほどまであったはずの巨大ロボットが消えている。しかもそれだけではなく半壊していた学び舎や町も何事もなかったかのように元に戻っている。

 いまだに自分が置かれた状況をうまく理解できない智和に目の前の少女が話しかけてきた。

「いい加減説明してあげたいけど、君のその制服一年生でしょ。さすがにこれ以上入学式をサボるのは良くないと思うけど」

「あ、忘れてた」

「まだ一時間も経ってないし今からで遅くないから行ってきなよ」

腕時計で確認してみれば、ロボットに乗ってから戦闘してから45分ほど。

「じゃ、あたしも用事があるから」

 そのまま校舎に向かって歩き始めて、

「あ、あの!」

「ん?」

「また後で会うことはできない?」

何も考えなし言葉が出てきた。

「……ナンパ?」

そう思われても仕方ない。本当は聞きたいことがたくさんあるし、もっと違う言葉が出てきてもよさそうなものだが、まとまらない頭で発した言葉は先の一言だけだった。

「ん~~? まぁ、同じ学校だし無理じゃないけど……」

そうやって考えること数秒。なにかを思い付いたかのように、

「いいわよ、今日の放課後校門で待ってなさい」

「今日の放課後?」

「そ、お互いに今は用事があるし夕方ならあたしは暇だから。君は?」

「別に夕方は家に帰るくらいだから」

「それじゃ、夕方にね」

「ちょっと待って」

「今度は何なのよ?」

「最後に名前聞いていい? 俺は中村智和。一年二組」

お互いに名乗るタイミングがなくてそのままだった。だから放課後会う前に名前だけは知っておいたほうがいいだろう。

「一年生なのは知ってるよ、弟が君と同級生だし。……まぁ、あたしは気にしないけど先輩相手の場合は少し話し方気にしたほうがいいとおもうよ」

ここで智和はようやく彼女の制服が同級生の女子と微妙に違う部分があることに気が付いた。

こほん、と口払いし、

「あたしは水樹。水樹ゆうな。二年、よろしくね」

 言い終えると彼女、ゆうなは足早に校舎の方に向かった。そして智和も慌てて体育館に向かった。


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