登場人物紹介 プロローグ
※プロローグの内容を含みます。
ネタバレが嫌な方はプロローグをご覧になるか、飛ばしてください。
本編とは関係ないので読み飛ばしても問題ありません。
◆クロノ
一世一代の告白に振られ、転生を決意する。
起きれば知らない森の中、脳筋魔術師状態で放置されていた。転職しようと思ったのが運の尽き。
職業は【星使魔術師】。
『ワールドクロニクル』内で『創造術式』を得意とする上級魔法職用に実装されるも術式構成が複雑すぎ不人気であったピーキーかつ不遇職。術式構成の難しささえなければ性能は一級品。
種族は【高位人族】であったもののダリアにはむられて【吸血鬼族】に。
ちなみに転生前は【人族】の【十字聖騎士】であった。
転生前には悪なる者を打ち倒す存在であったのに転生後には打ち倒される側に回る辺りがいかにも哀れ。
◆アルレシャ
クロノに召喚された『星獣』。司るのは【双魚宮】
得意魔法は星魔法・水魔法。
立場的に召喚獣であるので補助的な役割であるはずだが、星神化し、華麗にクロノの出番を掻っ攫った。
体長は二、三十センチ位。アオミノウミウシによく似た外見。ゼリー状で透けている。
星神化状態では龍の形態をとる。でかい。オーラやばい。
親愛表現はしっぽをはためかせたり、ひれをはためかせたり。
クロノには結構懐いている模様。
◆ダリア・S・ブラッディバレンタイン
『真祖吸血鬼』にして『夜の女王』。
『ワールドクロニクル』において数多のプレイヤーを屠った張本人。
ネットでは『ダリアたん』の呼称が有名。
開発陣の愛により魔改造される。魔改造の影響か基本的に冷酷な無表情。
ちなみに『黄昏の扉事件』にて暴走し、社会的に消されたダリアの生みの親のプレイヤーネームは『あるてみす』。中の人は29歳独身である。
用事の後に『裁きの大森林』にて休んでいたところ、森の騒がしさに耐え兼ね、クロノとオーガキングの前に姿を現す。
本能に従い、クロノに「生か、死か」の二択を迫る。
さっさとどっちかがやられて静かにならないかなと思ってやったわけではない。けしてない。
クロノの『生』という返答にクロノをはむって吸血鬼化させる。
イライラしてやった。反省はしていない。
名前のSはサディスティックのSではない。