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080:5対5のチームプレイ

 突然、金属同士の激突する激しい音が俺の耳に突き刺さる。


 打ち合わされる剣と剣の衝撃に火花が飛び散り、激しい爆発音がいくつか続いた。


「そんな罠に嵌まるとは、まだまだ甘いのぉ和也!」


 イオ爺の声に、俺は目を開けた。

 目の前ではレイ婆がクレイモアで、両手剣の剣士の剣を受け止めていた。


 その横では、修蔵爺ちゃんが俺に向けられた片手剣を両手の山刀をクロスさせて止めていた。


「イオナさんじゃ無いんだから、5人相手じゃあ頑張った方だと思いますよ」

「そうそう、良くやった方だと思いますよ父さん」


「和也兄ちゃん、遅くなってゴメンね」


 イオ爺が、灰色のチタン製のロッドを手に敵の魔法使いを睨んでいる。

 見上げれば高い天井付近には吹雪が渦巻いていて、敵の火炎弾を相殺していた。


 メルも俺が作った弓を手に、敵の矢を空中で迎撃している。

 俺は何が起きたのか理解が追いつかずに、呆然とそれを眺めていた。


「久しぶりじゃのぉウルガスよ、生きておったか」

「貴様イオナか! 何故ここに?」


「和也は、わしとレイナの可愛い曾孫じゃでな。 みすみすお前の好きにさせる訳にもいかぬじゃろうよ」

「おのれイオナめ、こいつの魔力が高いのはそう言う訳だったのか!」


 俺の真実を知ったウルガスが顔を歪めながら、悔しそうにイオ爺に向かって叫んでいた。


「そういう事じゃ、悪かったの」

「おのれ、またしても俺の邪魔をするか」


 イオ爺が投げた言葉に、すぐ反応してくるウルガス。


 俺は我に返って、この場は爺ちゃん達に任せてMP回復力増強スキルを自らに掛け、少し離れた場所に腰を落としてMP回復に専念することにした。


 ウルガスとイオ爺の会話を聞いて、敵の戦士パーティも一旦動きを止めてウルガスの様子を伺っている。


 メルは敵のアーチャーから目を離さずに俺に近寄り、チラリと俺の様子を確認している。


「和也兄ちゃんは怪我してないよ、大丈夫だよ」

 そうイオ爺達に声を掛けて、元の位置に素早く戻っていった。


「どうやってここへ?」

 その俺の疑問に、イオ爺が敵から顔を逸らさずに無言で懐の魔石を見せた。


「お前に渡した魔石の中に一つだけ、転移先となる目印の魔方陣を刻印した物が入っておったのじゃよ」


 それを聞いて、出かける前に渡された魔石の入った袋をポケットの中で弄る。

 袋を通して、複数の魔石が指に触れた。


「この中に、そんな物が…」


 これを使えば魔力切れも回避できたのではと、俺は魔石の存在を忘れていた自分の失態を悔やんだ。

 どう言われても、俺は自分の魔力を過信していたのは間違いが無い。


「和也よ、お前に充填してもらった魔石の魔力さえ借りれば一時いっときは宮廷魔法使いの筆頭を務めた身じゃ。 わしとてアイテムを使えば転移ごとき容易いものよ」


 そう言って、イオ爺は不敵に小声で笑っていた。

 その秘められていた実力を知れば知る程、このイオ爺の底が判らなくなってしまう。


 この人が異世界へ戻ったら無双できるんじゃ…

 そんな事が頭を過ぎる。


「爺ちゃん… ごめん」

 そう言うしか無い俺。


「まあ、間に合って良かったわい」

 イオ爺は既に敵をジッと見据えている。


「ああ、おかげ様で怪我はまだ無いよ」


 そんな俺の返事を聞いて、メルは可愛く頬を膨らませて唇を尖らせながら言った。


「こんな人達5人を相手にして怪我一つしてないなんて、和也兄ちゃんもちょっと反則だよ、ヒールして恩を着せてあげようと思ってたのにぃ… ぷーんだ」


 ああ、こんな緊迫した状況下だと言うのにメルには癒やされる。

 そんな事をして俺がMP回復に努めている間、イオ爺はウルガスとの会話に戻っていた。


「はて、わしがお主の邪魔をしたとは、とんと覚えが無いのぉ」


「お前が余計な事をしなければ、レイナは私の物になるはずだったのだと言っているのだ」


 おそらくイオ爺が無駄に会話を長引かせているのは、懐かしさからではないだろう。

 それは、たぶん俺のMP回復までの時間稼ぎなのだ。


 二人の会話はまだ続いていた。

 イオ爺は、敵から目を離さずにレイ婆に声を掛ける。


「レイナや、此奴を知っておるか?」

「さあ?、私に結婚を申し込む殿方など多すぎて、一々覚えてはおりませぬ故…」

「だそうじゃ、残念だったのぉウルガスよ」


 イオ爺は、完全にウルガスをおちょくりに掛かっているようだ。


「わたしは、子供の頃からずぅ~とイオナ一筋ですもの、ホホホホホ」

 レイ婆も平気でウルガスを挑発しているし、大人の女って怖い…


 容赦の無いレイ婆の『あなたなど眼中に無い』攻撃で、いや口撃で、ウルガスの心理的ダメージは半端ないはずだ。

 これは、『お断りします』口撃よりも『あなた誰?』口撃の方が、存在を認めて貰えない分キツいと思う。


「ぐぬぬぬぅ、だから薬で国王を俺の言いなりにさせて、レイナは俺の妻になるはずだったのだ、それをお前が横から…」


「父上に薬を盛ったのは、やはりあなただったのですね!」

 ウルガスの告白に、レイ婆の表情が厳しくなる。


「この、恥知らずめが」


 イオ爺の放った短い侮蔑の言葉に憤怒の表情を強くしたウルガスは、突如開き直ったかのように、大きな声で叫んだ!


「うるさいわ!、ようやく逃げたお前達を追い詰めたと思ったら、こんな世界に転移やがってぇぇぇぇぇ!」

「その、しつこさだけはお前には勝てんのぉ」


 相変わらすイオ爺は挑発を繰り返している。

 その間に俺は時間切れになったMP回復力増強スキルを掛け直して、ひたすらMP回復に努めていた。


「あの時、お前さえ殺せていればレイナは、レイナは俺の物だったのにぃぃぃ…」

「それは、絶対に無いわ!」


 そうきっぱり言い切ったレイ婆ちゃん。


「なっ…ぐぐっ」


 絶句するウルガス、まあ、ああ言われたら当たり前だけど。


「世界中に男があなただけしか居ないとしても、それだけは無いと言っているのです」

「ぐぬぬ…」


 ウルガスが顔を真っ赤にして絶句している隙に、イオ爺が顔を動かさず小声で問い掛けてきた。


「和也、どうじゃ魔力は多少回復しておるか? もうじき始まるぞ」


 そう言うと、イオ爺は小声で詠唱を始めた。

 まだMPは半分も回復していないと思われるが、イオ爺たちの時間稼ぎのお陰で相当回復した事は確かだった。


 俺はイオ爺に防御結界を一番に張ると、メル、修蔵爺ちゃん、レイ婆の順で防御結界を張って行く。


「この世界はこの世界の人達の物、あなたの欲望の為に利用して良い筈が無いわ、覚悟しなさいこの悪党!」


 レイ婆は、最後までウルガスの名前を呼ばないつもりらしい、女は怖い生き物だ。


「え~い増援が来たとて、ハイスペックプレイヤーを揃えたこちらの方が有利に違いは無い。 みんな、殺してしまえ、一人残らず生かして返すな!」


そう、ウルガスが叫んだ時には、俺は身体能力回復スキルと防御スキルを全員に掛け終わっていた。



 ウルガスの指示を聞いて、敵のプリーストが支援スキルの詠唱を始めた。 明らかに始めるのが遅い。


 見れば、魔法使いも何やら今から慌てて詠唱を始めている。


 それを見ると、俺のMPを回復する時間を稼ぐためにウルガスを挑発していたのが良く判るし、戦闘開始の頃合いを見切るイオ爺の指示の的確さも良く判った。


 ウルガスの攻撃指示が飛ぶと同時に、レイ婆と修蔵爺ちゃんは受け止めていた敵の剣を押し返すと見せかけて受け流し、相手の体勢を崩すと反撃を開始した。


 イオ爺がプリーストにスペルブレイカーを掛けて詠唱を中断させた。

 それを見て、俺も詠唱中の魔法使いに対して「沈黙」の状態異常を仕掛けた。


 見た目通りに体力値の低い枯れ木のような魔法使いは沈黙に掛かり、モブ(ムービングオブジェクト)に成り下がる。


 頼りのプリーストにも沈黙を仕掛けるが、小太りのおばさんプリーストの体力値は高いのか、一旦掛かった状態異常から10秒ほどで回復してしまう。


 しかし、それだけの時間プリーストを封じられればこちらのものだ。


 回復職と魔法職から先に仕留めるという、チーム戦のセオリーを実践出来なかった事を反省する俺。


 それにリアル世界には便利なポーションなんて代物は存在しないのだから、状態異常に掛けられれば効果は非常に高い。


 イオ爺は沈黙から回復したプリーストに詠唱妨害を仕掛けながら、比較的短時間で済むレベルの低い魔法を多用して敵のアーチャーにも攻撃妨害を仕掛けている。


「和也、お前の魔力が込められた魔石の力で一時的に魔力がアップしとるが、長引くと不利じゃで一気に片を付けるぞ」


 それを聞いてレイ婆と修蔵爺ちゃんが一気に攻勢に出た。

 俺はパワーファイターのレイ婆よりも、手にした武器を見てスピード重視タイプと読んだ修蔵爺ちゃんに加速スピードアップスキルを掛ける。


 スキルを掛けるのに時間差をつけるのは、一気に全員のスキルが切れる事が無いようにタイミングを敢えてズラして掛けているからだ。


 そうで無ければ、全員への支援が重なって一気にMPが減ってしまう事になるのだ。

 支援職として、自分のMP管理と支援を掛ける見極めは何より大事だ。


 イオ爺の魔力が膨れ上がって、ウルガスの居る場所に魔方陣が広がると一気に広範囲に雷撃の嵐が降りそそぐ。

 轟音と閃光が収まった後には焼け焦げた座席から黒煙が立ち上っている。


「馬鹿め、こいつらの魔力を込めた魔石があれば、あの程度の雷撃など防ぐ事は不可能ではないわ」


 ウルガスは、不敵に笑いながらその場に立っている。

 おそらくは、何らかの結界魔法を使ったのだろう、イオ爺の作戦は失敗したように見えた。


 レイ婆の居る辺りで剣戟の金属音が激しくなったようで、一気に敵の攻撃もペースアップしたようだ。


 MP回復力向上スキルを、自分とイオ爺に上掛けして、俺は速度上昇スキルをレイ婆にも掛けようと振り向く。


 見るとレイ婆は、剣士二人を相手にして互角に戦っていた。


 それどころか、速度上昇を掛けた途端に優勢になっているのが凄い。

 さすが異世界では神殿の巫女という職を嫌がって、騎士団の副団長を兼任していたのは本当だったんだと、その時やっと信じる事ができた。


 しかし、修蔵爺ちゃんは何処に?


 裂帛の気合いで剣士と戦士を相手取り大剣を振るうレイ婆。

 優勢になったとは言え、高レベルの剣士相手に二対一では流石に無傷では済まないが、俺は適宜ヒールとブースト系のスキルを飛ばして手厚く支援をする。


 修蔵爺ちゃんの姿が見えない今、レイ婆ちゃんが突破されれば、こちらはの戦力バランスは壊滅してしまうだろう。


 敵のアーチャーはメルが上手く先手を取って牽制してくれているので、中々スキルを使った矢の範囲攻撃が出来ないようだった。


 それでも、一瞬でも後手に回ればメルが打ち抜かれてしまうリスクのある油断の出来ない戦いが続いている。


 自らの劣勢を見てウルガスが叫んだ。


「何をしている! ゲームでハイレベルのお前達が、異世界の騎士とは言え普通の人間一人に何故押されているのだ!」


 一撃の打撃力では、レイ婆とゲーマー剣士たちの間に差が見られない。

 何でもそうだろうが、剣を振るうにも経験の積み重ねが物を言うのだろう。


 ゲーム中ではスキルに任せた定型の動きだけで、攻撃の打撃力を上げているだけのエセ剣士が、正当の剣の使い手と剣だけで勝負して勝つのは難しいだろうと思う。

 しかも2対1で、ほぼ互角なのだ。


 レイ婆は相手の打撃を直接受ける事をせず、しっかりと受け流して敵の体勢を崩させてそこに攻撃を仕掛けている。


 一発の力は敵の方が上だが、技と攻撃の組み立てはレイ婆の方が上だ

 その上で、俺のブーストスキルと防御結界が効いているから、2対1でもほぼ互角に戦えているのだろう。


 プリーストと弓手の攻撃をMP消費の少ない単発の魔法で妨害していたイオ爺が、見当違いの方向にアイスジャベリンを炸裂させた。


 そちらに一瞬敵の意識が向いた刹那、敵のアーチャーの小太りおばさんが倒れる、そこに居たのは修蔵爺ちゃんだった。


 イオ爺の爆炎と閃光に紛れて、敵に密かに近づきアーチャーを倒したのだ。

 驚いたのは魔法使いとプリースト、間近に暗殺者アサシンが出現したのだから


「しまった!」


 思わず振り向く剣士と戦士


 続いて魔法使いが修蔵爺ちゃんの山刀の連撃に倒れる処を、プリーストが反射的にヒールで回復させる。

 しかしそのスキル詠唱の間に、プリーストに接近した修蔵爺ちゃんのアサシン殺法に倒された。


 ヒールで復活した魔法使いは、メルの矢であえなく死亡してしまった。


 異世界出身のメルは、敵を殺す事に躊躇をしなかった。

 これが、平和慣れした日本に生まれ育った俺と、異世界生まれのイオ爺たちの違いなのだろう。


 魔法使いへの最初の攻撃はヒールされる事を予想していた囮攻撃で、本命の狙いはプリーストだったのだ。

 まずは引いてアサシンと距離を取るべきだったが、ヒールに気を取られて接近を許してしまったのが敗因だろう。


 レイ婆と二人の剣士と戦士も、今までの接戦が嘘のように簡単に決着がついてしまった。


 修蔵爺ちゃんの襲撃に気を取られた瞬間に、レイ婆のクレイモアが二人を叩き切ったのだ。

 躊躇無く敵を切り殺したレイ婆、これが戦を潜り抜けてきた経験の差なのか……


 それを見て茫然としている俺に、レイ婆の檄が飛んだ。


「しっかりしなさい和也、ここは戦場!死は全力を尽くさない者の隣に居るのよ。 甘いことを言って良いのは、絶対に死なない物語の主人公だけよ」


 理屈では言っている事は判るけど、応援が来た事で安心してしまっていて、まだ現実に自分の気持ちが付いてこない。

 イオ爺達が来るまでは、その自分自身の甘さで窮地に陥っていたと言うのに、まだまだ俺は甘い。


「形勢逆転じゃのぉ、ウルガスよ」


イオ爺がウルガスに告げるが、ウルガスはこの状況にも動揺していないように見えた。


「ふははは、勝った気になったかイオナよ」


 そう言ってウルガスが手で合図をすると、神殿の両脇からゾロゾロとゲームプレイヤーの格好をした人達が出てきた。

 どうみても50人は居るだろう、様々な武装をしたプレイヤーたち。


 これはコスプレだと思いたかったが、そんな訳が無かった。


「全員が、ゲームに閉じ込められて魔法が使えるようになったプレイヤー達だ。 どうだね、病院に運び込まれたプレイヤーの中には、魔法が使える者たちがこれ程居たのだよ」


 そのあまりに多い数を見て、俺はウルガスに言った。


「閉じ込められたシンクロ率が95%以上のプレイヤーは全部で25名のはず、この人達はどう考えても多過ぎるだろ」


 確かに、その25名からエクソーダスの7名と先程の中年パーティの5名を外せば、13名しか残らないはずだ。

 その人達全てが先天的に魔力を持っていたとは考えられないし、ここに居る人達はどう見ても多過ぎる。


「この人達は、本当に魔法が使えるのか?」


 俺はウルガスに問いかける。

 エクソーダスのメンバーが全員魔力を持っていたのが特殊なだけで、きっとそんなに魔力を持っている人は居ないと俺は思っていた。


「ふふふ、試してみるかね」


 ウルガスは自信たっぷりに、そう言っている。


 例え敵の魔力が僅かだとしても、本物ならスキル攻撃が使えるはずだ。

 もし本当なら、この人数を相手にするのは致命的だ。


 流石のイオ爺も、レイ婆も黙っている。

 修蔵じいちゃんは、敵に囲まれて孤立しているのが見えた。


 敵の集団が物理攻撃だけなら、レイ婆の剣技で30人くらいは行けるかもしれない。

 しかし、もし多少でも敵がスキルを使えるならそれも無理だろう。


「行くしかないわね」

 レイ婆が、そう言ってクレイモアを構えた。


「修蔵を放って逃げるわけにも行くまいて」

 イオ爺がロッドを構える。


「待って、俺がやる」


 俺は二人を制して前に出た。

 俺が、全てを開き直って全員を殺す気で大魔法を使えば、1カ所に固まっている50人程度なら一撃でやれるはずだ。


 その程度の魔力はすでに回復しているから、あとは俺の覚悟だけなのだ。

 俺は、それをやる気になっていた。


「ほう、何かやるつもりのようだな」


 ウルガスが合図をすると、ウルガスの背後にある神像の裏から見覚えのある人達が出てきた。

 俺は、そこに信じられない人達を見た。


「パンギャさん、みんなどうして……」


 そこから出てきたのは、オフ会をやったばかりのエクソーダスの仲間達だった。

 みんな、俺が送った魔法防御と物理攻撃防御を付与したあの装備を身につけている。


 あの5人が相手では、間違い無く俺は勝てない。

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