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I-State(侵略国家)  作者: エス
国衛隊 入隊編
9/63

第9話:神国破壊⑨


――数秒後、新人役者を引退した4人の候補生が闘いを続ける最中――


オウカの視界に、赤マーカー2つ・緑マーカー1つ、が出現した。


緑マーカーと共に、髪を振り乱しながら一直線に突進していく女の後ろ姿――狂時計の針。


それを迎え撃つのは赤マーカーの、背が低い男――


突進してくる女の気迫に押されながらも、迎撃の体勢に入る。




もう一つの赤マーカーは、オウカの右横10メートル先――ツイストパーマの少年。


オウカは、身体を傾けて少年と対峙した。


少年は ニタニタした表情のまま、ジッとオウカを見据えている。


――少年は、本人から見て左へとスタスタ歩きだす。


それに応じて、オウカは右へと身体を半回転させる。


闘い続ける4人の候補生(現在、マーカー非表示)に背を向ける形になる。




オウカは、この少年の戦術とその対応について、既に考えを巡らせていた。


――背後に突如、赤マーカー出現……つまり、新しく敵が出現する可能性もある。


だが 少なくともこの会場内には、背後からオウカが捕捉できない様に接近する力量がある奴はいない。(試験官含め)


まあ、実施本部に警戒されないために あえて弱者を装うやつが万が一いたとして(私の様に)


この場で弱者の装いを捨てるメリットは無いだろう――


この少年の戦術に興味があるし、体感しておけば今後も役に立つはずだ。


よし、この少年の戦術に乗ってみよう。




――少年は、左手を腰に当てつつ――右手を すっ、とポケットに入れた。


ぐっ、と何かを握るような そぶりを見せたと同時に、ニタニタは消えた。


右手をポケットに入れたまま、ゆっくり間合いを詰めてくる様子だが――


-スゥアッ-


不意に、そして一気に間合いを詰めてきた。


同時に、左腕を下に ぶんっ、と軽く振り――なにか小さい物を握った そぶりを見せる。


――と同時に、その左腕が天高く振り上げられ――


右の前蹴りが飛んでくる。


オウカは体を左に半回転させつつ―――右へ、つまり 前蹴りを繰り出した少年から見て左側へと、躱す。




――!!


背後からオウカに一直線に接近してくる者がいる!


迎撃すべく体勢を変えようとするオウカ――


――少年は、前蹴りを繰り出した右脚が宙に浮いたまま 次の動きに移行する――


満を持してポケットから放たれた右拳……を!


フックパンチの様にブン回し、オウカの顔面を狙う――



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