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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1990年代

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その33 眼差し

街で見る人の顔に

かつて教えた生徒の顔が

ふと重なる


ああ、あいつだ

当時の表情や姿が

フラッシュで蘇る


俺も多くの生徒と

関わってきた


彼らの半分ほどは

この市で暮らしているはずだ


街を歩く俺を

そのうちの誰かが目にする

気付かない俺に声をかけず

彼(彼女)は通り過ぎて行く

そんなことが

月に一度は起きているのではないか


黙って通り過ぎる彼等の目に

俺はどう映っているのか


母校を見捨てて

進学成績のよい学校に転勤した

いけすかない奴か

在学時に抱いていた反発が

そのまま湧き上がってくるのか

それとも

もっと割り切ったクールさか


教え子の

沈黙の眼差しの中で生きることは

喜びか

苦しみか


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