92/295
その30 搾取 資本主義
搾取
真っ青い空と湧き上がる入道雲
躍動した心身を包む夕焼け
微笑みかける
親しみこめてよびかける
ピチピチした
ゆったりとした
いいもの
を搾り取って
干涸びた
カスにしてしまう
身内に堆積するカスから
じわじわ
まわってくる毒
眠りの時さえ
呻き声をあげている
心
剰余価値を生み出す
道具としてしか
生きられないのか
対極で
増殖しつづける
資本
資本主義
パンは口に入れるためでなく
服は身を包むためでなく
ただ金貨と交換されるために
生産されてます
巨大な生産力で
あふれているのは
商品ばかり
お金がなければ ナイモノネダリ
余ってるだろう 回してくれ
余りなどナイ! モウケはあっても
ほとほと
ウンザリしてます
このシステム
ゆったり肥えている
一握りの金持ち
アクセク細っていく
大勢の貧乏人
このシステムの昔ながらの風景
この搾め木のシステム
いつまで続ける




