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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1990年代

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その29 真実   楽しむ

   真実


真実が

すぐ摑めると思ってはいけない

(真実がそんなに簡単に

 自分を見せるものか! )


さしあたっては

後頭部を見せてるだけ

あるいは右手を

せいぜい厚化粧した横顔を


この社会のメディアが

真実らしく伝えるものの大半は

そんな左手や足の先


彫りの深いその素顔を見るには

機会を引き寄せる忍耐

正面に飛び込む勇気

常に曇りのない目

が要求される




   楽しむ

      ―子曰く、之を知る者は、之を好む者に如かず。

       之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。 

                    「論語」雍也第六


楽しむことが最高なのだ

耐えるというよりも


(知ることができただけでも幸福だった

 知ればそれは好きになるのが当然なもの)


甘い汁だけ吸えはしない

醍醐味は

苦労の味


ジェットコースターに乗ったようなものか

もう降りられない

もう選択はない


頬叩く風

振り飛ばされそうな振動

潰されそうな衝撃

みな楽しみ味わって

前に進もう


斃れて后已む 


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