表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1990年代

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/295

その23 不思議の国で


田中―竹下―金丸と続いた

金権派閥の若きリーダーにふさわしく

その男は

ゼネコン数社から

違法性の濃厚なヤミ献金を

受け取っていた


封建領主の末裔という

その男も

政界への巨額のヤミ献金で知られる運送会社から

使途不明な一億円(少なくとも)を

受け取っていた


一人は首相であり

一人はその内閣の裏の差配者である


自らの疑惑さえ

解明しようとしない

この二人が

率いる内閣の最大の任務は

「政治改革」である


「政治改革」とは

小選挙区制を導入し

政治家個人にも団体にも

企業献金を認め

政党にはその上

活動資金として税金を与える

というものである


これで日本の政治もよくなる

少なくともよくなる方向への一歩を踏み出す

というのである


テレビもそう言うし

新聞もそう書くのである


大嘘が

真っ赤な二枚舌を出して

大通りを白昼堂々

闊歩していく


不思議な国だ

この文明国は


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ