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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1990年代

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その17 ノドを通らぬ話

義父(ちち)

ミャンマーのジャングルで戦い

敗戦後は

英軍に武装解除され

ラングーンの収容所に入れられた


帰国船への

乗船が決まったとき

嬉しくて食事がノドを通らなかった


数日して

出港が中止になったとき

失望して食事がノドを通らなかった


(部下の戦意昂揚のため

 英軍の捕虜を斬った義父は

 戦犯追及を懼れていた)


結局

帰ってこれたのだが

タラップを上るとき

手をかしてくれる

(栄養不足で捕虜たちは弱っていた)

日本人の看護婦が

(つまり久しぶりに見る日本人の女が)

天使のように美しく見えたという


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