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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1990年代

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75/295

その14 政府に   アパートのお隣りさんたち   釜の中

   政府に


私らはあなたから

いつも要求されている

して欲しいのなら

それだけのことをしろと


私らも要求する

税金は払っているんだから

あなたらも

すべきことを

きちんとしろ




   アパートのお隣りさんたち


すれ違う時

挨拶

ドアを閉めた後

壁を通して

時おりゴトゴト聞こえてくる音

それだけがコミュニケーション


でも

けっこう

気を遣う存在




   釜の中


ばらまかれた豆


豆には

他の豆がすべて

自分より幸福に見える


 今苦しんでいるあの豆も

 やがて私に襲いかかってくる(かも知れない)

 絶望的な苦悩の容赦無さに比べれば

 やはり幸福なのだ


ただ

針の穴を抜けてくるような

一条の光を透して


同じ釜の中で

煮られていること

を知る


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