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その13 日本のマスコミ
(例えば一九九二年四月二四日、被爆者援護法案が参議院で可決され、衆議院に送付された。参院で同一法案が二度可決されるのは戦後初というが、翌日の朝刊でこの事の意義に触れた全国的商業紙はなかった。)
どの新聞も
同じようなことを書き
しかも
必要なことは書かない
とすれば
読む必要があるのか
我々は購読料を支払って
新聞社という大企業を
太らせているだけではないのか
専ら政府や与党やその周辺の
発表や動きを
批判的分析も
事実の調査もなく載せるのは
御用新聞ではないのか
御用新聞を
読む必要があるのか
我々は知っておこう
マスコミの流す情報には
一つの偏向があると
我々が生きている社会では
金と権力のある少数には有害だが
大多数には有益
という情報は
報道されないことによって
他の不必要な情報の氾濫によって
隠蔽される傾向があると




