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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1980年代

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その33 身に関する随観

この身は満たされている

肉・筋・骨

心臓・肝臓・肺臓

膵臓・腎臓・脾臓

食道菅・胃・腸

血液・リンパ液・脂肪

小脳・間脳・大脳

その他

すべて腐るものによって


この身は保たれる

飲食によって

飢えよりも早く口は含み

咽喉(のど)は嚥下する


この身は排泄する

肛門から糞

尿道から尿を


この身は分泌する

目やに

耳くそ

鼻汁

種々(くさぐさ)の体液を


この身は害われる

病と老いによって

皮膚はひからび

髪は白くなる

歯は抜け

耳は遠くなり

目はかすんでくる

あちらこちらに

苦痛が生まれる


意識を失って

この身は倒れる


速やかに解体が始まる


この身は焼かれる

猛火がこの身を包む


この身は灰になる


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