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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
1980年代

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その11 涙   Simplicité   外に目をやる

   涙


流れる涙におどろくのだ

安っぽいテレビの筋書きに

涙を流す自分に

涙など捨てた時間が

まだ頬にこわばっているのに

鼻はツンと痛みだし

しょっぱい水は目尻からこぼれ始め

テレビなどウソだとさわぐ頭を

通りこして頬をくだる


濡らしたかったのだな

たまには

かわいた視界を




   Simplcité


アタマヲツカウマエニ

カラダヲウゴカスコト

カラダノウゴキガ

アタマヲウゴカスコト

コノホウガラクダロ

 ク ル シ イ

シカシニチジョウハ

ソレシカモトメテイナイゼ




   外に目をやる


このくにのまとまりのよさ

たがいがブンを知り

たがいがたがいをおそれている

その確執の巷に

天よりくだる畏きみ声

たちまちにととのう隊列

右、イチ、ニ、サン

まとまりの美学

生命、財貨をなくしても

ミズニナガシテシマエ

のけものの恐怖をなかだちに

一家のようにわかりあうこのくに


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