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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
2000年代

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129/296

その26 ツムジの独り遊び

ツムジはボールが大好き

壁に投げつけ

撥ね返ってくるボールを

飛び上がって咥える

床に落ちる前に咥えれば

拍手喝采

得意気に目は輝く


カティアが介入する

ボールが物陰に入ると

ツムジは恐れて近づけないが

カティアは平然と鼻を突っ込む

拍手と賞讃

ツムジは焦る 唸る

カティアはボールを咥えたまま

伏せてしまう

ツムジにボールを渡すものか

ツムジは焦れる 呻く

取ってくれと

飼い主の膝を前足でつつく


今 ツムジは

ボールと戯れる

ボールに顔をこすりつけ

頭の後ろに回し

背中をその上に乗せ

横にクルリと一回転

体の下から飛び出たボールを

素早く前足で捕らえ

また同じように

クネクネクルリ

壁に投げられるより

これなら誰にも取られない

ウマちゃんより好きな

愛しいボールと

ダンス ダンス


 


   * ツムジ、カティアは犬の名。ウマちゃんは食事。


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