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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
2000年代

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120/296

その17 お役御免


ゴロリと横になった

俺の顔を

お前は毎晩

なめにくる


決まって

テレビの

見たい画面の時に


近すぎてぼやけた

お前の顔が

俺の視界を覆う


丸い頭の上

垂れた耳の横から

俺は画面を見ようとする


それはきっとお前には

押しのけようとする動き

と感じられる


俺は諦めて

目を閉じ

ゆっくり三十数える

潔く百まで延ばす


目を開けると

輪郭のぼやけた黒い瞳が

懸命に陶酔している


もういいだろう、カティア

終りまではつきあえないが

お前は一応満足した

と思わなければ

俺もお役御免の

踏ん切りがつかない


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