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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
2000年代

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112/296

その9 眠れる

眠れない

眠たいのに

疲れているのに

まだ起床まで時間はあるし

一旦起きれば

心を疲れさす一日が

終わりになるまで休めないのに


頭の中は発熱状態(フィーバー)

呼吸(いき)を数えても

呪文を唱えても

そんなものフッとばして

痙攣的なパニックが

意識の頭を引っ掴んで

発狂の碧潭を覗きこませる  一度 二度

〈やめてくれ! 〉

本の読み過ぎか          

更年期障害か


ええい、埒もない

押さえこめ、抑えこめ

死体になれ

呼吸を百まで数え切れ

ようやくにしてあの慕わしい

蕩けるような感覚が

延髄のあたりから沸き出せばしめたもの

それに身を委ねれば

ストンといけるのだ

眠ればこっちのものだ!

(眠れないから問題は起きる)

どんな時にも眠れる男に

なってしまうのだ



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