表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
2000年代

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

107/295

その4 始める

晩メシ食って

酒を飲むと

決まり事のように

テレビの前に

寝転がっていたが


見終えて

時間つぶしだったな

という思いを

積み重ねて

俺も気がついたのだ

アホラシイと


いや

ブツブツと

頭の中で呟くものはあった

スルコトガアルダロウ       

だが

時間がない(と思っていた)

気力がなかった


ある日

俺は自分に尋ねた

ピンで留められた標本の蝶のように

いつまで留められているのか       

テレビの前に

金稼ぎから解放された

自分の時間なのに


むっくり

俺は起き上がり

「俺の場所」に行った

俺の前に

「俺の仕事」を置いた


まだ「  」で括らなければ

溶けて流れそうな    

あやふやなもの


だがとにかく

始まった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ